音響測定システムの質問と回答集
Q & A

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このページの使用法
このページにはこれまでに寄せられた質問をもとに、よくある質問とその回答が項目別に記載されています。 回答はそのときそのときのジャンル別の利用法や、測定の仕方という内容まで、できるだけ詳しく書くようにしています。同様な内容であれば、書かれた日付けが新しいほうが、有効です。問題解決の内容がいろいろなところにある可能性があります。ブラウザの検索機能( プルダウンメニュー編集ーこのページの検索)を使用して、 関係しそうなキーワードを使用して調べたい項目を次々とみていってください。

質問項目


ソフトのインストール、購入、ユーザー登録、オンラインアップデートについて

インストール

ダウンロードするマシンと、ソフトをインストールして使用したいマシンが違うのですが

プログラムのバックアップデータでは再インストールできないのですか?

ハードディスクを入れ替えた後にもソフトを使えるようにするにはどうしたらよいですか?

RALからRADにアップグレードしたいのですが、RALをアンインストールしてからRADをインストールした方がよいですか?

RAEとDSSF3が同じパソコンにあっても問題ありませんか?

ソフトをデスクトップからノートパソコンに移したいので、手順を教えてください。

購入

ソフトの購入方法、購入手続きの流れを教えてください。

現在RALを使用していますが、例えば、RAEへバージョンアップは可能ですか?

正式購入前にディスクパーティション、OS変更しても問題ありませんか?

ソフトをCD-ROMで送ってもらうことは可能ですか?

領収書は発行してもらえますか?

ソフトをCD-ROMで残したいのですが?

ソフトを購入後、商品が届いておりません。

校費での購入はできますか?

よく調べずに購入したのですがRAEをDSSF3 Light に変更できないでしょうか。

ユーザー登録

ハードキーの確認方法を教えてください。

PCのHDDをフォーマットしてOSを再インストールすると、ハードキーは変わってしまうのですか?

代金支払い後、ハードキーをメールで送ったのですが、待っていても、登録NOのメールが届きません。

オンラインアップデート

オンラインアップデートとは何ですか?

将来的にアップデートには料金がかかりますか?

試用期間でもオンラインアップデートはできるのでしょうか?

インターネットに接続できない環境でのアップデートは可能でしょうか?

DSSF3 でオンラインアップデートができません。

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ソフトの仕様に関連したこと

動作環境

推奨動作環境を教えて下さい。

リアルタイムアナライザ(RA)

パワースペクトル機能において、最低の周波数はどれくらいまで測定可能でしょうか。

周波数分析(オクターブ分析)の結果を記録し、記録したデータより等価騒音レベルや時間率騒音レベルを求める、ということは可能?

オシロスコープの周波数帯域は何Hzから何Hzまでですか?

オシロスコープにある「レベル」の数値の単位は何ですか?

レコーダーではどのくらいの長さのファイルまでを扱えますか?それをCSVなどの形式に変換して保存することは可能でしょうか?

RALのピークホールド機能はどのようにすればよいでしょうか?

入力/Volumeをスライドの設定ではなく、数値設定かステップ的に変化するようにできませんか?

ピークレベルモニターの入力の表示だけがON/OFF(チェック)できるようにしているのはなぜですか?

ブロックダイヤグラム、入力/Voumeと入出力のモニタの位置を示してください。

RAEの入力装置の入力選択の「マイク」と「ライン入力」の違いを教えてください。

パワースペクトルをスイープ入力で測定すると、低域と広域(20~20Kz)で15dBもレベル差が出てしまいます。スポット入力では1dB以内でしたが、原因は何でしょうか?

インパルス応答測定

インパルス応答測定で、「モノラル」で測定した時と「ステレオ」で測定した時との測定結果の違いは何ですか。

各周波数での位相値はどこからどこまでの数値を読めばよいのでしょうか?

正規化されていないインパルス応答のデータを、WAVEファイルとして出力できますでしょうか?

測定データの印刷、書き出し

リアルタイムアナライザーライト(RAL)のオシロスコープでとった波形をワードなどの文書に添付したい。

このソフトの3次元グラフは他のソフト(例えば表計算ソフトなど)にデータ書き出しすることは可能?

パワースペクトル分析、1/3オクターブ分析、3次元表示などのデータのプリント出力やデータ保存は可能?

RAEのFFT機能を使って得たデータを保存することはできないのでしょうか。

歪み率の測定で数値データは取得できますか?

測定結果の値をエクセル等に引き渡すコマンドはないのでしょうか?

プリセット、キーボードショートカット、コマンド制御

いつも使う画面や設定をすぐ読み出すには? またショートカットキーの使い方?測定ウィンドウの画面移動、測定開始など外部コマンドで制御できませんか。

サウンドアナライザ(SA)

RAEのSAでは、EAで測定した騒音データの音響パラメータを計算した結果の表示はできないのですか?

SAで表示されるスペクトルはどのような設定(窓関数、FFTサイズ、オーバーラップの割合)で計算されるのですか?

環境騒音アナライザ(EA)

環境測定システムの音圧レベル表示がマイナス表示になり騒音が大きくなればマイナス数字が小さくなります。音圧レベル表示がプラス表示できるようになるのでしょうか?

EAを使用しての騒音測定を教えてください。

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測定機器について(マイクロフォン、アンプ、サウンドカードなど)

オーディオ機器に接続したいのですが、パソコンの他には何を用意すればよいですか?

PCへの入力はマイクで行うのですか?それとも、何か専用のハードが必要?

RolandのEDIROL(UA-5)をインストールしてRALを起動したら「can't use mixer」と出て動きません。

マイクアンプが無いと、正確な測定ができないでしょうか。

周波数分布と音圧測定に使用するにはマイクはどんなものがいいですか?マイクのプリアンプは必要ですか?

カーオーディオの測定を行いたいのですが、SGを使用しなくてピンクノイズCDや正弦波信号CDを使い測定する場合、サウンドボードの入力だけで使用できればいいのでしょうか?

USBオーディオインターフェースがうまく動作しない

騒音測定に必要な機材を教えてください。

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エラーメッセージ、トラブル解決

プログラムがハングしたらどうすればいいですか?

英語版で、突然フォントが変わって、ウィンドウが大きくなってしまった。

「サウンド機能が使用できません」というダイアログが表示されて、プログラムが起動しません。

起動時に「キャビネットファイルData Cabで見つからないためインストールできません」というメッセージが表示されて、プログラムがスタートできないのですが。

プログラム開始時に「licence.dllが見つからない」とエラー表示されてしまう

RAを複数のノートPCにインストールしたのですが,PCごとにフロアノイズレベルが異なっています。信号の入出力やボリュームなどの関係やDAコンバータなどの位置関係がわかるブロック図などを教えてください? 

「指定された形式がサポートされていないか、または変換できません。サポートされる形式を判断するには、Capabilities機能を使用してください。」というメッセージが出て使用できません。

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測定データのバックアップ

ディスクをフォーマットして再インストールするのですが、これまでのデータを再インストール後に再び使えるようにしたいのですが。

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ソフトの選び方、特定の用途での使い方(オーディオ、騒音計測、電気回路、その他)

ソフトの選び方

オプションなどのチョイスがよくわかりません。

リアルタイムアナライザ ライトでどのような測定ができるのですか?

本ソフトの使い方がよくわかりません。

DSSF3でできて、RAEでできないことは何ですか?

パソコンを使って自作オーディオアンプの測定をしたいのですが、どのソフトを使ったらできるでしょうか。

インパルス応答を測定し残響時間を求め、それをCSV出力したいのですが、どのソフトを購入すればよいですか。

金属摩擦音の測定と解析には、どのソフトが最適ですか?

イビキの音響分析をしたいのですが、どのソフトが最適ですか?

歪率測定が必要ですが、歪率測定ができて格安の製品はあるのでしょうか?

オーディオ

自作スピーカーの周波数特性等を測定したいのですが、単にインストールするだけでよいのでしょうか?

オーディオルームの調整などに使うには?

オーディオ用スピーカーのクロスオーバーネットワークの作成に使用できますか?

オーディオアンプからの出力を RALに入力して波形を観測することはできますか?

マイクロホンの周波数特性や感度がどれくらいなのかパソコンで計ることが出来るのでしょうか。

データをビデオデッキにリアルタイムに出力する方法はありますか?

車にオーディオ機器を取り付けていて、運転席における周波数特性を知りたいのですが。

腕時計のような小さな機械音を録音するためには、どのようなマイクを使用すればよろしいのでしょうか?

車の中で出力されている音を調べたいのですが。

貴社HPに「クロスオーバネットワーク等の調整やアンプの診断を行うことができる」とありますが、具体的な測定方法を教えてください。

パソコンにマイクをつけて音を拾い、オクターブ分析を行い、その結果を記録する、ということをしたいのですが。

ネットワークそのもの特性を測定できますか?

位相特性、群遅延特性がとれるようなものはあるのでしょうか?

RALをカーオーディオのセッティングに使用しているのですが、私の調整の仕方が悪いのでしょうか?

RALをタイムアライメント補正にも用いたいと思うのですが、可能でしょうか?

日本オーディオ製のレスポンスチェッカーRC-2の代用になりますか。

オーディオ測定に必要な機材とソフトを教えてください。

騒音計測

騒音現場の音をDATで収録して、その後、そのデータをパソコンに入力するという方法で解析は可能ですか?

RAEでは、各々の騒音を 測定し(もしくは、騒音データーを入力し)、合成騒音を計算することが可能でしょうか ?

マンションの上階からの騒音(足音など)を客観的に評価するといった用途には使えますか?また、使用するパソコンのサウンド機能について実際に使えるかどうかを簡易的に評価する方法があれば教えてください。

騒音を測定したいのですが、RALで測定できるのでしょうか?

低周波音を1/3オクターブ分析で測定したいのですが dB がマイナス表示されます。

騒音測定に必要なソフトを教えてください。

電気信号の測定

このオシロスコープ機能は、電気信号の電流の波形のテストには使えませんか?

外部からの電気信号を取り込むことは可能でしょうか。

プローブはUSB接続等で用意されているのでしょうか?

オシロスコープを使ってみたいと思っていますが、この製品で自動車ようの点火系やセンサー系の点検などには使えますか?

その他

歯科の患者さんの発音の変化を測定したいと考えていますが。

子どもの夏休みの自由研究などに使用できますか?

リアルタイムアナライザで音源の特定は可能なのでしょうか?

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測定のヒント

RALで既存のWAVファイルを解析したいのですが、どのようにすればいいでしょうか?

ライン入力のアナライザーと、マイクで測定した音のアナライザーを、同時に表示させることは可能?

インパルス応答の測定がうまくいきません。何かヒントがありましたらご教示ください。

モニタースピーカーの測定方法について、3チャンネルモニタースピーカーシステムについて、リスニングポジションを基準にして、各スピーカーの前後の位置を㎜単位で厳密に合わせるための測定方法を教えてください。

PCが本来持つノイズ等は無音時にある程度補正することはできるのでしょうか?

デジタルビデオカメラで録画したデータの再生レベルの時間変化を測定したいです。

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マニュアル、参考資料

ソフトの内容に関する文献などはありますか?

マニュアル等、簡単にソフトの内容を把握出来るものがありますか?

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プリセット、設定の保存、グループ使用、ショートカットキー、

いつも使う画面や設定をすぐ読み出すには? またショートカットキーの使い方?

またリアルタイムアナライザー (RA)などでは画面移動、開始など外部コマンドで制御できませんか。操作したいことは以下のとおりです。


1.シグナルジェネレータータブを開く。
2.その中の「開始」ボタンを押す。
3.ウィンドウを最下段に移動する。(見えなくする)
4.オシロスコープタグを開く。
5.「開始」ボタンを押す。
6.ウィンドウを右下に移動する。

 

 いつも使う画面や設定をすぐ読み出すには、プリセット機能を使用します。(Preset) たとえばこの例で、プリセットを使用すれば、いちいち開いたり、移動しなくても、プリセットから簡単に設定を呼び出せます。設定を保存するためには、シグナルジェネレーターと、オシロスコープなどのWindowを開いて、保存したい状態で、 RAのプリセットタグを開いて、名前をつけて登録しておきます。

こうしておけば次にプログラムを起動したときに、まずプリセットから 呼び出すことができます。

これは、測定プログラムをグループで使用する場合、人が使っても自分の設定にワンタッチで戻せることを意味します。また、難しい調整が必要な測定の場合、あらかじめ用意してお く使用法が可能です。

DSSF3はWindowsアプリケーションですから、バッチファイルを作成すれば、プログラムから、他のプログラムを開いたり、制御はある程度は可能です。 たとえばDSSF3の起動程度は簡単です。

Short Cut Key 

外部コマンドで、制御する手段は、特別にはこのソフトには組み込んでありません。その他の便利な機能としては、マウスを使用しなくても、キーボードからダイレクトに入力できるショ-トカットのコマンドは、そのWindowsを選択して おいて


1.シグナルジェネレータータブを開く。 ALT+S
2.その中の「開始」ボタンを押す。ALT+S
4.オシロスコープタグを開く。ALT+O
5.「開始」ボタンを押す。ALT+S
等です。

これは、マウスで選択してクリックするのと同等で、ほとんどの測定ボタンの機能に、対応しています。プログラムの使用中、命令にアンダーラインの引いてあるアルファベットがあれば、その文字のキーをALTキーと組み合わされて同時に押すことによって、使用できます。

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オーデイオアンプの測定基本。

パソコンを使って自作オーディオアンプの測定をしたいのですが、どのソフトを使ったらできるでしょうか。
測定したいことはアンプにサインカーブを入力して、 スピーカ端子の両端の電圧の波形とスピーカから出てくる音をマイクで拾って、パソコンに取り込み、波形を出し、入力波形と比較をしたいのですが。各周波数において、出力波形の再現性を目で確認したいのです。低い周波数や高い周波数になると、スピーカのインピーダンスが変るに連れて波形のひずみが大きくなるそうでした、それを改善する手立てを知りたいものですから。

DSSF3 Ra をお薦めします。

 THDアナライザーの使用をお勧めします。これを使用すれば、アンプの性能測定のほか、スピーカー出力の波形の測定もできます。もうひとつは同じくRa 以上の機能である周波数特性測定機能を使用します。数値で簡単に特性表示するには、この方法しかありません。

 オシロスコープを使用する場合は波形のくずれを調べます。DSSF3は16倍のオーバーサンプリング表示機能を持っていますから高い周波数まで の波形表示 が正確です。 またDSSF3のスナップショットはオシロスコープなどの測定画像を画像として、記録できるので、一度に波形を比較できます。

 

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インパルス応答測定、小さな部屋の測定基本。

大学の卒業研究で6畳間における残響時間を測定し、改善するという研究を行いたいと思い、御社製品の購入を考えております。
使用機材として、

PC・・・DELL INSPIRON8200
インターフェイス・・・TASCAM US-428(http://www.teac.co.jp/tascam/products/cif/pr_fr_us428.html)
スピーカー・・・YAMAHA MSP5(http://proaudio.yamaha.co.jp/products/speaker/msp5/spec.html)
マイク・・・SHURE SM58

ソフトの条件として・・・インパルス応答を測定し残響時間を出す。それをCSV出力ができるもの。

以上のもので購入すべき解析ソフトを教えて頂きたく思います。
また、これらの機材で問題ないでしょうか。また、どれほどの精度で測定できるでしょうか。

DSSF3のフルシステムバージョンが最適だと思います。リアルタイムアナライザ(RA)を使用したインパルス応答測定から、サウンドアナライザ(SA)を使用して残響時間の分析までが、スムーズに行えます。

プロのホール測定技術者のかたのレポートで、ユーザーの事例をふたつ紹介します。

1.今回、手持ちのPCを新たに購入追加したので、それ専用と考えて購入いたしました。PCは、「JVC製 InterLink MP-XP7310」です。近日中には、ローランドのオーディオインタフェース UA-25を、マイクは、ベリンガー ECM8000にて活用しようと考えています。御社のソフトの購入きっかけは、ネット上で偶然みつけたものですが、HP内にあった「神戸ファッションプラザ オルビスホール」の測定記事が目にとまったからです。このホールの音響設備は、施工業者の現場代理人として私が担当いたしました。これも何かの縁ですので今後も宜しくお願いします。
 
2.使用目的などステージ音響のイコライザー補正、スピーカーのクロスオーバー帯域の測定、カーオーディオの音場測定などで使用しています。

使用機材
ノートPC:IBM THINKPAD 240
YAMAHAのUSBオーディオインターフェイス:UW10
ベリンガー社の測定用マイク:ECM8000
ファンタム電源のため同じくベリンガー社のミキサー:UB802
大体上記の機材で測定しています。特にマイクは周波数特性がものすごくフラットに作ってありマイクの補正がいらない感じです。
しかも値段が6,000円程だったと思います。

 質問の答えとしては

シュアのSM58は測定用マイクかデジタル対応の生録用マイクのほうが適していると思います。

INSPIRON8200はマイク入力端子に直接マイクを接続できます。DSSF3のフルシステムに標準装備のTHDアナライザー で、サウンド機能の性能測定をしておきます。音響測定入門の測定ではマイクアンプ無しでも充分でした。 インパルス応答測定には歪などに対して許容度が高い、TSPをお勧めします。使用法はまったく同じで、簡単直感で操作できます。測定精度については、測定例を参考にしてください、基本的には使用する機材によります。残響特性など、サウンドカードがデジタルカードなどの最高製品の場合、またマイクアンプや、測定用マイクを使用すればすばらしいインパルス応答と、SN特性が得られます。ただし、マイクとマイクアンプのみでも100万円とか、値段が高くなります。

1/10模型実験の測定などは、そういう機材を使用しています。

1インターフェイス・・・TASCAM US-428nについては、型番はちがいますが、同じUSB方式で、サウンド入力がTASCAM US-122 という USB AudioなのでがRADでは 認識されずDSSF3では 認識されたのでという、報告があります。(2004年1月 五十嵐様)

分析結果のCSV出力は、RAからでもSAの分析結果でもどちらも可能です。また他システムで取得したインパルス応答データは8bit、16bit、32bitのほとんどのデータがRAにインポートできます。

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FFT分析結果画像のデータ保存方法。

RAのFFT機能の測定画像をデータ保存することはできないのでしょうか。

通常、MMLIBを使用して行います。別売ですが、これを使用すると、簡単にワンタッチで画像を取り込んだり、データの中から画像を検索したり、閲覧したり、印刷したり、メール送信できます。MMLIBを使用せずにWindowsのアクセサリのペイントも使用できます。その場合は専用ではないので、クリップボード経由のみになります。同様にWindowsアプリケーションはほとんど組み合わせて利用可能です。

これは、RA(リアルタイムアナライザーは測定に専念して、画像の加工や、閲覧、などは専用ソフトに任せる設計になってるからです。Windowsアプリケーションである、DSSF3やRAシリーズにとって最適な使い方です。Windowsでは画像データや、テキストデータなどは、Winddowsアプリケーションであれば共通の仕様です。 そのほうが応用がはるかに広いからです。

測定中にスナップショットとして、測定画面だけの小WindowをべつWindowとして並べていくらでもすきなだけ、作れます。これは画像を取り込むにしても、測定中に測定画面を選択して選ぶにしろ、非常に便利です。リアルタイムアナライザーは測定画像が測定中動いていますので、適当な画像を保存するとしても、スナップショットで、たくさんの中から選択してできるのと、クリップボードに取り込んだ画面で保存してから、選択するのでは、手間に違いがあります。また保存する目的がデータ比較である場合、スナップショットの場合は、一度にたくさんの測定画像を比較表示できます。 

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レコーダーの使用法、CSVファイル、テキストファイル、WAVEファイルについて

DSSF3のレコーダーではどのくらいの長さのファイルまでを扱えますか? それをCSVなどの形式に変換して保存することは可能でしょうか?Celeron 1GHzのPCで10分の長さのデータを扱うことを想定しております。

DFFS3のレコーダーでは最初メモリーの許す限り、メモリー上に記録していきます。その後ハードデイスクに記録していきます。容量的には、ハードディスクの許す限り扱えます。70分で、600メガ程度の容量が必要です。メモリーを使用して記録しているときは、高速ですから、測定に問題はありませんが、ハードデイスク記録は、時間が遅いので高負荷な測定時は、すこし考慮が必要です。最近はパソコンの性能があがってるので、CPUスピードが1GHzもあれば何をしてもほとんど問題ありません。ご質問のCeleron 1GHzのPCで10分の長さのデータを扱うのはまったく問題ありません。

DSSF3の場合はRAのFFT分析についている、レコード記録機能を使用すれば、任意の時間間隔で測定結果(オクターブ分析の結果や1/3オクターブ分析の結果がが自動でCSV出力できます。

そのほかインパルス応答測定の機能ではRAのインパルス応答のファイル入出力の機能には、入力信号、出力信号をCSVなどの形式で、テキスト出力する機能があります。

レコーダーで、録音したWAVEファイルをそのままテキストデータに変換したい場合は、そういうソフトを探してください。フリーウエアにかなりあるそうです。可能かという質問はほとんど可能です。DSSF3だけで可能か?というと、それはできることとできないことがあります。ただ、DSSF3はWindowsアプリケーションとして、最初からほかのソフトウエアと組み合わせて使用できるように設計されています。DSSF3はDSSF3でなければ、できない部分にもっとも力を注いで作成されています。

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スピーカーの測定方法の基本。

自作スピーカーの周波数特性 等を測定したいと思っています。
小生のPCは、ソニー製PCV-JX10BP(デスクットップ)、OSは、WindowsXPホームエディション、サウンドデバイスは、YAMAHA AC-XG WDM Audio、マイクはこれから購入です。
単にインストールするだけでよい、別にサウンドカードが必要 等ご教示ください。

インストールするだけでいいと思います。まず、そのままインストールしてご使用ください。マイクももし今まで御使用の生録音用のマイクがあればそれを使用されてはいかがでしょうか?

まず試験信号をシグナルジェネレーターから出力させます。その試験信号で、スピーカーの再生を行ってください。あるいは試験CDなどで行ってもかまいません。耳で聞いて異常がないかどうかチェックします。その段階でマイクを使用してそのスピーカー再生をRAのスペクトラムアナライザーで、みたり、オクターブバンド分析をおこなったり、オシロスコープで、波形表示させたりします。

測定の基本はまず試験信号を入れてみることです。人間の耳は最高の測定器ですから、耳で聞くことも重要です。ただ、耳で聞いていても具体的になにがどうなってるかは判別が難しいので、スペクトラムアナライザーや、オクターブバンド分析したり、オシロスコープで、見てみます。耳だけで判断するのみ比べて、RAを使用するとあまりにはっきりわかるので、初めて音響測定を行う人はカルチャーショックを受けると思います。

何もしなくても、この段階で満足な測定結果がでてれば問題ありません。ただ、測定結果が気に入らなければ、または耳で聞いて、音質が悪い、歪や雑音が多いなど。の場合は何が悪いかを 調査することになります。

測定結果はパソコンのプログラムが分析した、音響データの単純な分析結果ですから順番にたどっていくことになります。測定結果に問題があるとしたら、まず信号出力の段階で問題があったかも知れません。また本当にスピーカーの性能かもしれません。またスピーカーの再生を取り込むマイクに問題があったかも知れません。

またパソコンのサウンドボードが故障して、ひどい歪を作ってるかもしれません。これはすべて可能性があるので、個別に確認していくしかありません。まずパソコンのサウンド機能をチェックします。デジタルボリュームの調整で直るかも知れません。単純な使用方法の間違いでやり直したら大丈夫かもしれません。

あるいは、パソコンに内蔵のサウンドボードが使用に耐えないかもしれません。故障であれば修理するか、もしくはそのサウンドボードの性能自体にで満足しなければ もっと高性能な外部のサウンドボードにするかです。

その測定方法としては、すいーぷ信号などで、問題のある周波数や、問題のある音圧レベルの大きさなどががわかったら、たとえば、正弦波で、それらの条件の試験信号を出力して、順番に信号の波形をオシロスコープで波形の確認を行っておきます。

DSSF3 RAは周波数特性の測定機能があります。

 

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  接続図の説明。(マイクとかAUXとかが内部でどのように接続されているか、又出力デバイスはどのように選択されるか)、パソコンサウンドカードのゼロのWAVEファイルを使用しての診断、サウンド回路の暗雑音(フロアノイズ)、USBサウンドカード、DSSF3のサウンドカードの選択機能。

RAを複数のノートPCにインストールしたのですが,PCごとにフロアノイズレベルが異なっています。 実験方法は無音(デジタル"0"のwavファイルデータ)を再生させそれを今回はRADで解析させました。 ・・この場合PC内蔵のサウンドカードでDAコンバートし、同時にその出力をPC内蔵ADコンバーターでデジタル変換してRADが取り込んでいるのでしょうか?


このため外部にPCMCIAサウンドカードを接続しなければならないことが分かりましたが下記の通りうまく動作しません。
使用しているサウンドカードはRME社製のHammerfall DSPをデジタル入力として使い外部に業務用adat出力ADを付けています。 このシステム+SEK'DのSampletude2496(ソフトウエアです)というハードディスクレコーディングシステムでの録音は出来ています。
ところが、RADの入力としてHammerfall DSPを選択できません。(16ビットに設定しています)どのように設定すればよいのでしょうかお教え下さい。


又、RADの入出力とサウンドカードとの関係をお教えいただければ更に理解が深まると思います。 (マイクとかAUXとかが内部でどのように接続されているか、又出力デバイスはどのように選択されるか、インパルス解析での入出力の使い方etc)

 

これが接続図です。

この例はWindowsのミキサーが、出力側でWAVE、録音側でLINE INを指定してあれば、RAのシグナルジェネレーターの出力は、デジタルボリュームで、ダイナミックレンジを制限してDAコンバーターに渡されます。デジタルボリュームはRAのオリジナルな機能です。DAコンバーターで、変換されたアナログの音楽信号はアウトプットボリュームで出力レベルを調整してミキサーに出力されます。

同じくマイク入力など、ラインインから取り込まれた入力信号は、入力ボリュームで適正レベルに調整されてADコンバーターに取り込まれます。そしてデジタル変換してFFT分析など行われます。

注 お詫び (この図で、インプットデバイスがマイクロフォーンで、横がLINE INとなってるのは間違いです。これは同じものが指定されなくてはいけません。右のLINE INが正しければ、INPUT DEVICEの選択も LINE IN です。 これは図の間違いです。申し訳ありません)

(問い) ・・この場合PC内蔵のサウンドカードでDAコンバートし、同時にその出力をPC内蔵ADコンバーターでデジタル変換してRADが取り込んでいるのでしょうか?  

 そのとおりです。RADであれば、WAVEファイルを直接扱えないので、この場合は信号ゼロのWAVEファイルをWindowsなどの汎用プレーヤーソフトで、再生して、それをRADで解析されたのですね。

フロアノイズレベルがパソコンごとに異なってる原因ですが、まず汎用のプレーヤーソフトは無音のWAVEファイルを読み込んで、音響信号を出力するのですから この場合雑音を発生する可能性があります。一番考えられるのは、DAコンバーターの アナログ変換後段の増幅アンプ がひずむ可能性があります。故障でなければデジタルボリュームの調整で、抑えられるかもしれません。RA側ではスペアナで、音圧レベルとRADのオシロスコープで、波形を観察するとして、RAのメインの入力ボリュームも重要です。ここでも過入力に注意が必要です。

DSSF3であれば、レコーダーが使用できますので。レコーダーによりWAVEファイルに直接入出力できます。この場合、WAVEファイルの読み込みが直接指定でき、間にアナログを介さない完全なデジタル処理を行えます。その結果スペアナもオシロスコープも完全なゼロを取り込めます。

それと、DAコンバーターを介したときの違い(音圧レベルと、波形の差)を測定することによって、DAコンバーターを含むサウンドボードの性能が測定できます。

以上で明らかなように、パソコンのサウンドボードのテストは、RAのSG(シグナルジェネレーター)もしくは、ピンクノイズCDのような、絶対のものを使用して RAを使用して行ってください。

この場合はSGを使用して、正弦波などを出力し、サウンド回路でDA変換させたものを、オシロスコープで、調べたり、パワースペクトラムスで、マニュアルテスト、やスイープテストを行ってください。DSSF3であれば、THDアナライザーで、歪特性が測定できます。以上のテストで、サウンドボードの歪を調べることができます。

(問い)RADの入力としてHammerfall DSPを選択できません。(16ビットに設定しています)どのように設定すればよいのでしょうかお教え下さい。

DSPを直接指定するにはDSSF3が必要です。複数枚のサウンドボードの使用による選択機能や、デジタルボードの指定をDSSF3は持っています。それは、その必要性にあわせて 新しいWindowsの規格に合わせて新規開発されているからです。 

RADはといえば入力の選択はWindows標準のミキサー を使用しています。Windows95から始まって、WindowsXPまでカバーするWindowsアプリケーションですから、当然です。

ROLANDのUA5などが使用できるのは、それらがWindowsのサウンドミキサーを使用して、標準のサウンドボードと して動作するから Windows標準のサウンドデバイスとして使えるときに、RALや、RADや、RAEはそれらを扱えます。  

RADは通常、Windowsのサウンドミキサーから音をもらったり、出したりします。そしてサウンドボード矢サウンドドライバーを選択するのは、Windowsのコントロールパネルのマルチメデイア指定で おこなっています。RA上でも設定できますが、それはコントロールパネルをRA上からリモコンで設定できるようにしているだけです。。

RADが、音を取れないのは、今までのケースですと、たいていはそのサウンドボードがWindowsのサウンドミキサーを使用しなくて、専用のサウンドドライバーに変更している可能性があります。

その場合、動かないのは、 高度なSGや、インパルス応答です。通常ソフトで、録音機能は、あまり使用しないので、 録音機能を省略したサウンドドライバーに変更されているケースがほとんどでした。サウンドドライバーが、汎用ではなくメーカー専用のに入れ替わっている場合です。その場合はWindowsのミキサーボリュームを コントロールパネルから開いてみれば通常選択できるはずの、録音のマイクや、WAVEの選択ができないはずです。このように変えられてしまうと、RA のサウンド機能にも支障が出ます。

USBサウンドボードなども、ローランドのUA3はトラブルを起こしています。UA5のほうは大丈夫です。

DSSF3であれば、サウンドボードの指定や、デジタルカードに対応していますので、動作することがあります。やってみないとわかりませんが、

ただ、通常は直に動かないサウンドボードは使用しないでください。USB方式で、サウンド入力がTASCAM US-122 という USB AudioなのでがRADでは 認識されずDSSF3では 認識されたのでという、報告があります。(2004年1月 五十嵐様) 。

 

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「指定された形式がサポートされていないか、または変換できません。サポートされる形式を判断するには、Capabilities機能を使用してくだ さい。」というメッセージ が出る場合。

RADをインストールしましたが、「指定された形式がサポートされていないか、または変換できません。サポートされる形式を判断するには、Capabilities機能を使用してくだ さい。」というメッセージが出て使用できないのですが。どうしたら使えるようになりますか?

 このメッセージがでる場合は、今お使いのサウンドドライバーに不具合がある場合です。つまりRAからサウンドドライバーがコントロールできないのです。通常のWindowsを御使用の場合は、そういうことがないので、何かの都合で、壊れているか?たとえば、Windowsのバージョンをアップグレードしたときにサウンドドライバーの更新がされていない場合や、メーカーのバグがある場合です。また特殊なサウンドドライバーをインストールしている場合も考えられます。

また、Windowsのボリュームコントロールが有効であることをご確認ください。アナライザーはWindowsのボリュームコントロールと、ミキサーを使用します。そこに音がきてれば、動くはずです。それが表示されなければ、サウンドドライバーを再インストールが必要です。

正しいサウンドドライバーをインストールしたのちに、RADなり、DSSF3をインストールしなおします。そうすれば、Windowsの正しいサウンド機能のもとにインストーラーにより、測定システムが自動構築されます。 

その他の手としては、新しいサウンドドライバーや機器に適応範囲が広い、DSSF3を試してみる手があります。その場合はまずRADを一度完全に削除して、もう一度 DSSF3をインストールしていただけますか?

DSSF3が動いた後に、そのままRADを使用すれば利用できることもあるので、もしよろしければ、そのとき、DSSF3が動けば,そのままDSSF3を使用することをお勧めしますが、あえてRADという場合は、その状態でRADをインストールすれば、RADも動く場合が考えられます。(この場合は結果的にDSSF3の選択機能を使用して設定してRADをその状態のまま使用する場合です。)


この相談の事例では、Windows98からWindows2000にアップグレードしたとき、サウンドドライバーをWindows2000用のものに更新し忘れたために、エラーが起こったものでした.この場合は、RAのミキサーの入力デバイスの選択がボリュームコントロールも何も選択デバイスがなくて機能していないということがわかりました。

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プローブはUSB接続等で用意されているのでしょうか?
USB接続はちょっと不明ですが、ブローブの接続例はこちらを参考にしてください。

【実験】オシロスコープ用プローブによる電圧測定2 http://www.ymec.com/hp/signal/probe3.htm

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2003/03/12にダウンロードしたDSSF3ですが、オンラインアップデートができません。どのソフトも『YMUPDATE.DLLが見つかりません。』とエラー表示されてしまいます。
旧インストーラのバグです。どうしてもエラーがとれないときは、一度データを保存して、そのソフトウエアを完全に削除してからもう一度新しいバージョンを再インストールしてください。こういった場合には、とにかく、古いソフトを完全に削除してください。そのときはデータをバックアップすることを忘れないでください。
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インパルス応答を測定してSAにて計算して結果まで見れますが、各周波数での位相値はどこからどこまでの数値を読めばよろしいのでしょうか?
 これはマルチスピーカーの群遅延特性の測定でしょうか? RA,SAを使用してのインパルス応答測定は、クロスオーバーネットワークや、マルチアンプなどで、くみ上げられた、マルチスピーカーのツイーター、スコーカー、ウーファー、サブウーファーなどの群遅延特性を合わせるのに使用できます。

RAで2CHのインパルス応答測定をおこない測定データを保存してSAで、分析すると、受音点のステレオの周波数特性と位相特性が、算出されます。SAでは、オクターブバンド分析と、1/3オクターブ分析が計算時にしていできます。これは全周波数帯域の全周波数帯域、それから各中心周波数で、あらわされた、各周波数帯域のインパルス応答のレスポンス波形と、それぞれの帯域でも、残響時間、自己相関、相互相関の音響パラメータを算出しています。

ここで、各周波数での位相の相対値は1CHをみて周波数で相対した場合には、直接音の到着時間の各周波数の位相と、第反射音の到着時間における位相が、実際の波形の可視化で、山の頂上か、谷間か中間かなどが正確に読み取ることができます。この周波数帯域別のインパルス応答の分析を、マルチスピーカーの群遅延特性の測定に使用します。

また、マルチスピーカーではなくシングルユニットスピーカーの場合、左右の位相差が重要(タイムアライメント測定)ですから。

また左右2CHの位相差については、右CHとm左CHの波形を調べて、位相値を読み取ります。

このため、どこからどこまでは、直接音の到着時間から第1反射音の到着時間、細かく、厳密にいうと、残響が続く間です。

実は音響信号の70パーセント以上が、反射音です。オーデイオといっても実は直接音ではなく、反射音、つまり響きを聞いているのです。

群遅延特性はツイーターなどのユニットが動かせないとできません。。

インパルス応答測定では位相は調べることができますが。左右の位相差の調整目的の測定には向きません。

リアルタイムアナライザーで、位相値が可視化し、リアルタイムな調整を行うことができるように、DSSF3ではRAのFFTアナライザーに位相計を追加しました。この場合RAの位相計を使用した測定には、まず試験信号にピンクノイズを使用します。それを2CHのマイクで、FFT分析の位相計測定を行います。トータルな受音点の位相の遅れ進みの角度は周波数ごとにグラフ表示されますので。全周波数帯域の位相値がリアルタイム表示できます。

問題周波数がわかれば、次はシグナルジェネレーターで、その周波数を出力し、ひとつづつ、調整していきます。

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歪み率の測定で、グラフは表示されますが、数値データは取得できないのでしょうか?
歪み率の測定では、数値出力については、現在は機能がありません。
是非、エクセルなどにdataの数値出力機能をつけてください。
歪率、入力周波数、出力レベル、THD、各次数のレベル、FFTも同様に、入力周波数、入出力レベルが出力されるようにぜひお願いします。
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金属摩擦音の可視化(キーキー音とかゴロゴロ音を視覚的に区別する)を試みたいと思っております。 デジタルビデオカメラおよびデジタル対応マイクは所有しております。また、dBを計る騒音計もあります。これを前提とした場合、御社のシステムを利用して、音の測定および解析(周波数分析が中心)を行おうとすると、 上記の他に必要となるハード器機はありますか? 販売されている解析ソフトのうち、どの種類のソフトが最適ですか?(キーキー音とゴロゴロ音が区別できる程度の解析性能で十分) 御社のソフトを用いて、一度、ビデオレコーダーにデジタル録音したデータや、パソコンにデジタル録音したデータを解析することが可能ですか?

 お持ちの装備で充分と思います。デジタルビデオカメラに対応マイクを接続して録画録音し、このときはマニュアル録音調整か、自動調整かはどちらにしろ、後で考慮が必要ですから、覚えておきます。ちょうど騒音計もおもちですから、それを活用して、マニュアル調整の場合は、試験信号を、騒音計とともに録画録音して、実際の騒音レベルと、補正できるようにしておいたほうがいいでしょう。周波数を中心とした分析はFFT解析です。その場合、デジタルビデオと、パソコンを、専用インターフェースで接続して測定します。そのようなFFT解析には、DSSF3Lightが最適です。具体的にはFFT解析時の解析結果のエクセルなどへの出力機能と、ほかの摩擦音とのオクターブ分析結果を比較する場合にスナップショットによる画像の比較機能が便利だからです。

また違った測定になりますが、もしよろしければ、金属摩擦音の測定について、ランニングACF測定を行い、SAで、計算して自己相関関数からの拡張音響パラメーターを求め、それを用いて解析する方法も、お薦めします。その場合はDSSF3のフルシステムバージョンが必要ですが。まだ、未知の領域ですが、摩擦運動自体の物理的な運動をあらわす情報や、金属の材質の情報が、音の高さ、ピッチの強さ、響き成分などから予測可能と考えられます。

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インパルス応答の表示を見ると最大値が常に1になっている点が気になっています。(異なる機種の周波数特性から、受話音圧の比較等を行おうとすると具合が悪い)正規化されていないインパルス応答のデータをwavファイルとして出力できますでしょうか?
インパルス応答はM系列またはTSP信号から計算によって求めるので生データというのはありません。計算した正規化する前のインパルス応答データはありますが、内部的には浮動小数データで扱っており、ダイナミックレンジが広いので、そのまま16bitのwaveファイルに出力するとレベルが高すぎてクリップしたり、逆に低すぎてS/Nが悪くなったりしてうまくいかないと思います。32bitなら可能ですが、一般的ではないのでそれもいいかどうかわかりません。そのため最大値が1で、かまいません。  なお、周波数特性の比較について、正規化によって周波数特性が変化することはありません。受話音圧の比較等のためにはインパルス応答のwaveファイル出力にある「入力信号」は入力された生データですので、それを出力すればレベルの比較は可能です。

(参考)RAでのインパルス応答測定画面でのwaveファイル出力機能

 RAの右下の位置の命令、WAVEFILE出力で

インパルス応答をバイナリーかテキストファイルで出力できます。
M系列信号の出力値を 同じく バイナリーかテキストファイルで出力できます。
M系列信号の入力信号も 同じく バイナリーかテキストファイルで出力できます。

 

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Pentium4(2.4GHz)で、Win98とWin2000のデュアルブートマシンのWin2000側にインストしました。サウンドボードはONKYOのSE-80PCIです。 ただし、何故かノイズが多いようで、入力をMixerにしてインパルス応答を計るときれいな一直線になりません(0.2と-0.2の範囲でかなりギザギザした状態)。
「調整」タブで、入出力レベル調整は[OK]が出ますが、測定時間調整では何度も試行を繰り返し[NG]となります(S/N比が22dB程度)。
HP上に掲載されていた「インパルス応答を正しく動作させるためには1」を参考に、「オーディオの詳細プロパティ」でハードウエアアクセラレータを[なし]とし、サンプリングレートを[最高]にして再度試みましたがうまく行きません。
試みに、SoundBlaster DigitalAudioⅡを搭載した古いマシンにRAEを入れて、同じことをやってみたところ、ごくわずかなギザギザはあるものの、ほぼ一直線になり、「調整」の測定時間調整も[OK]となりました。
やはり、ONKYOのサウンドボードに問題があるのでしょうか?
中途半端なマイクアンプなど搭載しておらず、入力はライン・インだけのボードでそれなりにレベルの高いボードだと思って購入しただけに戸惑っています。
何かヒントなどありましたら、ご教示下さい。
インパルス応答の質問ですが、サウンドボードのONKYOのSE-80PCIは使用したことがないのでわかりませんが、メールを読ませていただくと、「調整」タブで、入出力レベル調整は[OK]が出ますということから、マイクのゲインの不足や、過剰ではないようです。であると、後は、ただ、ひとつサウンドボード上のDAコンバーターの後段に接続されているアナログ増幅アンプが全出力レベルで、歪む可能性を疑ってみます。iインパルス応答は70パーセントのレベルで試験信号を出力しますので、これが歪まない程度の性能が必要です。また正弦波の周波数を、マニュアルで変化させながら異常な歪みや、発振を検査して 故障を診断してみる必要があります。サウンドボードの性能がいいと、完璧なインパルス応答測定があっけないくらい簡単に行えます。、

機材に不安がある場合は、できればTSPを使用した測定を行ってください。自動調整はOFFにして、インパルス応答の結果で調整してください。TSPはM系列に比べて、そういう故障に強く、比較的誰にでも楽にきれいに測定できます。

正確な装備で、測定を行えば、M系列もTSPも取得する方法が違うだけで、まったく同じものが得られます。ただ、ある周波数で、サウンドボードが歪んだり する状態では、それを分散させるM系列よりも、集約するTSPのほうが正確に測定できるようです。


また、できれば、サウンドボードにマイクイン、ラインインの2入力が装備されていれば、高性能なDATなどをマイクアンプとして使用し、増幅調整してラインインのほうに接続して使用してください。

>>試みに、SoundBlaster DigitalAudioⅡを搭載した古いマシンにRAEを入れて、同じことをやってみたところ、ごくわずかなギザギザはあるものの、ほぼ一直線になり、「調整」の測定時間調整も[OK]となりました。

これは私の経験からも、想像がつきます。2台持ってられると、比較できるので、問題解決が楽です。異常の場合はまずマシーン を替えてやってみることです。

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RALの「FFTアナライザ」の「パワースペクトル」に於いて、「ピークホールド」のチェックボックスがチェック出来ない状態になっているのですが、これは「RAL」の仕様でしょうか?スィープ信号でF特のグラフを描かせたいのですが、どの様にすれば良いでしょうか。
RALにはパワースペクトラムのピークホールド機能はRALにはありません。1/3オクターブのみがピークホールドできます。ただしスイープ信号はピンクノイズフイルターがかかっています。そのためスピーカーなどでのF特を調べるときに、1/3オクターブのみがピークホールドで、測定してください。パワースペクトラムの場合は高域がレベル値が下がっていくのは、ピンクノイズフイルターのためと知っての上、ネットワークデバイダーや、マルチスピーカーのつながりや、歪み故障をを周波数的に細かく診断するときです。
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イビキの音響分析をしたいのですが、リアルタイムアナライザー(時間、音圧、周波数)騒音計も必要です。どのソフトを選べばよいのでしょうか?
DSSF3をお薦めします。肺音のなかにいびき音というのがありました。あれは聴診器マイクで測定していますが、いびきの場合には大きな音声信号ですから、マイクで直接測定記録できます。

測定記録した音の分析はFFT分析を使用して11/3オクターブぶんせきであれば、いろいろな特徴点、たとえば、音圧レベル最大の時点での、オクターブ分析で、音圧レベルの高い、周波数帯域を調べ比較します。そのとき同時に自動記録機能を使用します。一度RAに取り込んでおいたほうが便利だからです。

 DATや、WAVEや、カセットなどのデータから分析する場合も、 時間、音圧、周波数の分析をされるのであれば、DSSF3をお薦めします。

その理由としては、独自の機能としてのWAVEデータはDSSF3のみがレコーダーを使用して直接リードライト可能、1・3オクターブ分析の測定画像のスナップショットやFFT分析のレコード記録機能や、測定値のデータ記録、CSVファイ利の外部出力機能などが必要だからです。

また、音声などの高度分析と同様の方法で、ランニングACF測定を使用した自己相関分析から基本周波数、フォルマントなどを分析されて、いびきを多次元から分析されてはいかがでしょうか?その場合はDSSF3フルシステムや、寝ているときに自動測定するのであれば、EAを使用します。その場合には環境騒音システムにアップグレードが必要になります。

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RAEとDSSF3が同じパソコンにあっても問題はありませんか。

問題はありません。

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DSSF3で出来て、RAEで出来ないことは何ですか。

現在のRAEバージョン2は、DSSF3バージョン3の最終版をベースにしております。機能の違いは、DSSF3ニュースの2003/02/14から現在までの記事の内容になります。また、製品別の機能の違いについては機能一覧表を参考にしてください。すこし説明を追加しますと、2002年12月のDSSF3バージョン3がRAL、RAD、RAEとして製品化されています。この時点でRAEは完成しており、それ以降のアップデートは行われません。今までのWindows 95、98、NT、ME,XPなどで完全な安定性を誇っていますので、これらの製品は永遠保存版としてラインアップさせます。一方DSSF3は我々の現在の研究用にも使用しており、常に改良を加えています。もともとDSSF3のバージョン5は外見こそバージョン3に似ていますが、Microsoftの.netに合わせて開発したまったく新規な測定システムです。DSSF3RAEには機能のほかにもそのような違いがあります。

DSSF3ニュースのページはこちら。http://www.ymec.com/news/dssf3.htm

機能ついては製品別の機能一覧でご確認ください。

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EAを使用しての騒音測定を教えてください。
まずEAの設定について、説明します。EAは環境騒音の測定を自動化する目的で、自動化はインターネットを利用した無人測定を目標に開発されています。

ただ、そのための専用システムではなく。最終的な目標以外に、すこしづつ、順番に活用できるようにプログラムされています。従来の高価な機械としての測定装置のパソコン版として活用する場合は大きなコストダウンができるほか、パソコンの機能がDSSF3の機能とあわせて利用できます。

つまり、環境騒音の測定にEAを使用した場合。従来の測定装置仕様と比較して考えると、従来装置の目的は、測定レンジとしては1レンジ50dBの有効レンジで、A特性を使用し、(1)騒音ピークレベル。(2)設定した持続時間を越えたA特性の騒音ピークレベルと、継続時間。(3)そのときの時刻。を測定するのが目的に作られていました。

EAは本来これを目的として作られています。(1)の騒音ピークレベルは(2)の指定持続時間を越えたA特性の騒音ピークレベルと。継続時間を測定すれば、そのなかで、最大のピークを記録すればいいので、また(3)のそのときの時刻は(2)を判断して時刻や測定結果などの必要事項を記録すればいいことになります。

これは、最大の騒音ピークレベルと、ある基準騒音レベルを超えた騒音レベルがいつといつ、合計何時間何分あったかですから、

EAで、設定する場合。

まず基準騒音レベルの設定です。

基準騒音レベルは、騒音値で、指定するか、または指定した時点の騒音値を基準とした、それに加えての相対の値を指定するのと、2種類の指定ができます。

EAのビュー指定でで音圧レベルの小窓を表示させてみるとモニターできますそれを参考に。

測定用マイクが騒音計と校正されていて、測定する騒音が測定範囲に入っている場合や。入っていなければマイクアンプで、減衰させて適正に補正して使用して使用します。どちらの場合もそれをもとに作動させる基準の騒音値を指定します。

EAのプルダウンメニューから開くことができる入力デバイスの設定は、RAの場合のマイク設定と同様に、Windowsの標準のサウンドコントロールをリモート操作する機能で、入力の選択はWindowsのサウンドドライバーの標準仕様です。 ただしマイクを選択した場合に編集でマイク校正する機能は一度しておけば、後は選択するだけの機能です。マイクや、マイクアンプ、感度などの情報ごとに、登録しておきます。EAのような用途の場合は、測定単位で、登録が必要と思います。マイク単位の校正というより、環境騒音測定時の入力設定を記憶しておくと、考えます。ただの騒音計としての設定ではないためです。もっともどんな用途にしろマイク較正したあとは、プログラムがその位置を覚えておいて自動で読み出せますから、騒音計として使用する場合は、最初に一度、 このボリュームを騒音計にあわせて設定すればいいです。

従来の高価な機械としての測定装置のパソコン版として活用する場合は測定マイクの機器としての選定は二通りです。(1)やはり測定用のコンデンサーマイクと、専用のマイクアンプを使用します。もしくは、(2)騒音計のアナログ出力を直接取り込みます。騒音計のアナログ出力は、騒音計の遅い反応とは関係なく、マイクから取り込んだ情報をすべて出してくれますので、騒音計のコンデンサマイクを内部回路の影響をうけずに使用できますので、この二つのどちらのケースも、通常の騒音の測定はもちろんのこと、今まで派無理とされてきた従来の騒音計では測定不可能な領域に、たとえば衝撃や、低周波、高周波要素の測定にも応用するために取り込むことができます。

相対方式の指定は、現在より20dB大きな音がしたら測定開始のときは、相対を指定して、20dBと指定してやります。

測定と、測定結果をまとめるには。

モニターされている音圧レベルが指定した基準の音圧レベルを越すと測定させるようにするには、測定開始を基準音圧レベルを越したらと指定し、すぐ開始するようにします。開始後たとえば200秒は計測させるようにします。

こうしておけば、EAには、基準音圧レベルを越したら最大の音圧レベルがくるのを探します。何かの間違いで基準レベルをすぐ下回れば、中止して、次に備えます。

この方法で、記録された情報から、分析結果としての音圧レベルの時間グラフを使用して、騒音ピークの時刻や、時間を計算します。これで、通常の測定装置仕様の使い方です。

EAは以上の機能のほか。

ランニングACF分析を自動測定のときに行い。積分時間指定で、測定の時定数を測定対象に設定することができます。測定対象に合わせて積分時間を調整します。これは従来の騒音計では測定不可能な領域に、たとえば衝撃や、低周波、高周波要素の測定に使用するための時定数の指定の役割もあります。

大きな音のした音源の音を聞いて診断したり、音質を自己相関や相互相関を使用して音響分析したり、同定機能や同定のためのテンプレートを作成すことができます。

 

 

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RAEのSAでは、EAで測定した騒音データの音響パラメータを計算した結果の表示は出来ないのですか。
EAの表示画面上にリアルタイムな表示をする機能は、DSSF3だけの機能です。SAで、インパルス応答や、ランニングACFと同様に分析もできます。
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購入したソフトをノートパソコンに移したいので、手順を教えて下さい。
ノートパソコンにソフトをダウンロードしてインストールしてください。
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入力/Volume をスライド調整ではなく、数値設定が出来る様にして下さい。あるい は、入力/Volumeの設定をステップ的に変化する様にして下さい(既にそうなってい る?)。入力/Volumeの設定によって入力信号のレベルが変化し正確な測定が出来な いのではないですか。
入力ボリュームはWindowsのサウンドコントロールの機能を、こちらで、制御するものですからWindowsのサウンドコントロールの仕様です。 入力装置の入力バーのボリュームはWindowsのボリュームコントロール(録音)をリモートでコントロールしており連動しています。 これを「ソフトボリューム」といいます。この部分です。
プログラムマニュアルを参照ください。http://www.ymec.com/manual/ra/
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ピークレベルモニターの入力の表示だけがON/OFF(チェック)出来る様にしている のは何故ですか。
必要なときに入力モニターできるようにするためです。入力デバイスからの入力モニターをしないときはOFFにしておきます。 SG(シグナルジェネレーター)のみを起動しても、入力モニターは必要ありません。 ただ、同時にFFT分析するときは、FFTスタートすると、自動的に入力モニターされます。

DSSF3ではこのチェックははずされました。2003/12/01

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位相特性、群遅延特性等がとれるような物はあるのでしょうか?
位相特性、群遅延特性等をオーデイオのマルチースピーカーの調整に使用されるのでしょうか?DSSF3のシグナルジェネレーターは左右のCHの出力にトーンの信号の場合は位相角度で、遅延を作ることが出来ます。ピンクノイズなどでは、遅延時間が設定できます。この信号と、位相計を使用して、工夫してください。また各周波数での位相値はどこからどこまでの数値を読めばよいのでしょうか?を参考にしてください。群遅延特性を音声分析にお使いでしょうか?それについては、フォルマント周波数をこのシステムでは、自己相関関数の拡張パラメーターから求めようとしています。ランニングACF分析がそれで、高時間分解能な分析を多次元に行います。具体的には、ACFからτ1であらわされるピッチ、音声の場合はフォルマント周波数です。ピッチの強さ、τeで、あらわされる残響成分。その他2CHの相互相関関数IACFから計算して得られる、τIACCなどを使用して音響分析を行います。それらの音響パラメータを組み合わせて解析を行うと、音響信号から、音源のさまざまな情報が得られます。基本的には高度な音響分析は、ランニングACF測定を中心に行っています。音声分析は音響測定入門にも測定例があります。よろしければ一度お試しください。
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RALをカーオーディオのセッティングに使用しています。取り付けは自作です。先日やっと取り付けが終了して、セッティングに入ったのですが、 まず、クロスオーバー、タイムアライメントと設定して、次に1/3オクターブ分析でイコライザーをほぼフラットに設定いたしました(ピンクノイズ信号CD使用)。 いざ、音楽CDを聞いてみると、低音が強調されすぎてとても聞けたものではありませんでした。また中高音も何か物足りなく、こもったような音で聞こえます。 確か、1KHzを基準にフラットになるよう設定すればいいのですよね? 周波数はほぼフラットなのですが、音は最悪です。 普段聞いているCDでフラットになるよう設定したほうがいいのでしょうか? それとも、私の調整の仕方が悪いのでしょうか? たとえば音量が適切でないとか、 フラットにする音圧レベルが適切でないとか・・・・・・どうなんでしょう?
 カーオーデイオの調整は、人間の脳や優れた耳を満足させるためには、精密に正確に行う必要があります。周波数帯域のレベル値を補正するためには、正確に現状を把握する必要があります。そのためには、マイクやパソコンの測定する側の周波数特性を測定しなければなりません。把握できましたら、イコライザーで、設定するのですが、そのとき注意することは 通常は、低音や、高音は調整しきれないですから、200Hz、1KHZくらいまでをフラットにしてみてください。 人間の耳の特に敏感な、2-4KHZを3-6dB押さえ気味にしたほうが聴きやすい音になります。、それ以下や、それ以上は、順番に持ち上げてていくほうがいいです。少しづつ手を入れていき、持ち上げすぎないように音質面の改善を確かめながら調整してください。以下のサイトもご参考ください。


http://www.geocities.co.jp/MotorCity/7588/modulate.htm

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歪率測定が必要ですが歪率測定が出来て格安の製品はあるのでしょうか?
歪率測定ができるということであれば、DSSF3 Realtime Analyzer になります。使用法は、アンプの測定のQ&Aも参考にしてください。
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RALを使いカーオーディオの測定を行いたいと考えています。現在パソコンを2台所有しています。一台はWIN95の古いノートパソコンで、もう一台はWIN98のデスクトップです。 車の中に持ち込んで測定をする為、ノートパソコンを使用したいのですがノートパソコンは古くてサウンドボードの入出力が同時にできません。(デスクトップの方は入出力同時にできるサウンドボードがついています。) SGを使用しなくてピンクノイズCDや正弦波信号CDを使い測定する場合サウンドボードの入力だけで使用できればいいのでしょうか?
また、古いパソコンのサウンドボードだと入力時にA/Dコンバータで周波数特性が変わるということは無いのでしょうか? 入力だけで使えるのであれば、D/Aコンバータの周波数特性の影響は受けないわけですから、DAコンバータの部分の周波数特性を調べる必要もないということでしょうか?
ピンクノイズCDを使用するのであれば、パソコンのDAコンバーターは使用しません。試験信号CDをCDプレーヤーから出力して、それをマイクで測定します。

マイクからの信号は、パソコンのミキサーを通り、ADコンバーターでデジタル信号に変換されます。この部分の性能については、実際にテストが必要です。パソコンのサウンドカードをテストする手順については、音響測定入門に測定例があります。それを参考に実際に1/3オクターブ分析すれば、周波数特性性能が表示されます。さらに、1KHzのサイン波を入れてみて、オシロスコープで表示させれば、パソコンのサウンド回路の歪みが測定できます。

とにかくオーディオレベルではパソコンのサウンドボードの性能は重要です。これが狂っていると、調整のための正確な測定ができません。あまり測定に費用と手がかけられない場合は、あるものを使うという前提で、デスクトップとノートパソコンの両方のサウンドボードを測定、診断し、その両方の情報から、ノートを使用し、カーオーディオを調整されたらいかがでしょう。

2台パソコンをお持ちで、ピンクノイズを使用して周波数特性をとれば、その関係を覚えておけば、1方を使用すれば、もう一方の表示は予測できます。マイクなどもそうですが、ひとついい性能のがあれば、そしてその特性表がついていれば、ほかの特性表がないものも、それと比較して、大体わかります。実際の測定については、カーオーディオについて詳しい説明のある他のQ&Aを参考にしてください。

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モニタースピーカーの測定方法について質問します。 運用中のモニタースピーカーは、ウーハーは38cmコーン型、スコーカーとツイーターはホーン型です。 クロスオーバーはそれぞれ600Hz、8kHzで、6dB/octのチャンネルデバイダーを使っています。 ウーハーはフロントショートホーン型のボックスに取付け、このボックスの上にスコーカーとツイーターを載せていますので、スコーカーとツイーターは簡単に前後の位置を変えられます。 上記3チャンネルモニタースピーカーシステムについて、リスニングポジションを基準にして、各スピーカーの前後の位置をミリ単位で厳密に合わせるための測定方法をできるだけ具体的に教えて下さい。(どの波形がどのようになれば合っていると判断できるか等について) 現状は聴感で違和感のない位置になんとなく合わせて使っています。
スピーカーの位置決めですね。DSSF3のシグナルジェネレーターはトーンに遅延の位相角度が設定でき、ピンクノイズなどでは遅延時間が設定できます。これと位相計を動作させ工夫してください。

リアルタイム相互相関表示では、左右信号の遅れ時間が読み取れます。

 インパルス応答測定を行いスピーカーから聴取点までの距離をはかるには、インパルス応答測定とSAの分析でたとえば1オクターブ分析を指定して 250HZ帯 2000HZ帯 16000HZ帯の3つのスピーカーユニットの中心周波数の直接音の到着時間を左右ともに測定します。これが等しいことを音響的に等距離といいます。ユニットの移動が必要であれば、移動して同一になるようにします。

各周波数での位相値はどこからどこまでの数値を読めばよいのでしょうか? などを参考にしてください。

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RALをタイムアライメント補正にも用いたいと思うのですが、可能でしょうか? 具体的には、左右距離の異なるスピーカーから音が頭部に達するのに何ms誤差があるのか計測出来ればいいな、と思っています。 現状の機能では、スピーカーの距離をcm単位で入力して行っていますが、結果は聴感に頼らざるを得ませんので視覚化出来ればいいな、と思っています。
スピーカーの位置決めですね。DSSF3のシグナルジェネレーターはトーンに遅延の位相角度が設定でき、ピンクノイズなどでは遅延時間が設定できます。これと位相計を動作させ工夫してください。

リアルタイム相互相関表示では、左右信号の遅れ時間が読み取れます。

タイムアライメントをmsecの時間で測る場合には、ランニングACFを測定したときのτIACCの値がそのまま、右耳の遅れ時間(m秒)です。RALの場合はリアルタイムIACFがありますので、それを使用します。マルチスピーカーの場合はシグナルジェネレーターで中心周波数を使用して3ウェイなら3回行います。シングルスピーカーの場合は左右2CH1回測定します。

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オシロスコープを使ってみたいと思っていますが、この製品で自動車ようの点火系やセンサー系の点検などには使えますか?
自動車用あるいは、電気テスターや、計測器で、AC出力のあるもの、あるいはRS232Cのシリアルインターフェースを備えたもの、最近ではUSB接続できるものもあります。それらのアナログ信号を入力すれば、パソコン機能を使用してオシロスコープやFFT信号解析をはじめ、各種分析が行えます。
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環境測定システムの音圧レベル表示がマイナス表示になり騒音が大きくなればマイナス数字が小さくなります。音圧レベル表示がプラス表示できるようになるのでしょうか?
ほかのQ&Aに詳しく記述しました。そちらを参考にしてください。デフォルトは、パソコンの最大値つまり最大音量を0dBとした数字で表示されます。ゆとりが10dBあればー10dB表示です。騒音等のレベル値の表示に変更したい場合には較正機能を利用して騒音計と較正してください。
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日本オーディオ製のレスポンスチェッカーRC-2の代用になりますか。例えばリスニングルームの残響時間やリスニングポイントでの周波数特性など測定したいのです。このために別に準備するものはありますか。
レスポンスチェッカーRC-2 は 付属のマイクによる音響信号、およびアンプ出力等の電気信号の周波数特性を自動測定してチャートに印刷する測定器です。スイープ発振器を内蔵しており、操作が簡単なことと合わせて使い易いのが特長です。とあります。確かにスイープ信号とRAの組み合わせはスピーカーの測定に最適といいます。これはRALを購入されれば、測定可能です。残響時間も測定できるとのことです。残響時間測定の機能は、インパルス応答を使用して測定します。その場合聴取点での音響特性をすべて測定できます。これは音響測定入門を参考にしてください。インパルス応答測定じたいはRAD以上で可能ですが、ここではDSSF3Lightもしくは、フルシステムバージョンを購入されて、オーデイオ測定や、カーオデイオ測定のQ&Aを参考にされてオーデイオルームの音響特性を順番に調整されることをお薦めします。
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RAEの入力装置の入力選択の「マイク」と「ライン入力」の違いを教えて下さい。パソコン本体にはマイク入力しかありません。「マイク」と「ライン入力」ではレベルとスペクトルが変化する様ですが、何故ですか。
マイクは出力電圧が小さいので、そのままでは電圧が足りないので、パソコンの音響回路の必要電圧1ボルトに増幅するための、内蔵マイクアンプを通して、増幅したのちADコンバーターで、デジタル変換します。
パソコンにラインインがついていれば、内蔵マイクアンプをショートカットしているため、外部にDATなどをマイクアンプに使用します。
ラインインは通常は、CDプレーヤーや、MDプレーヤーやDATなどの出力アンプを持ってる外部機器や、他のパソコンから音響信号を取り込むためのものです。通常のステレオアンプのAUXとか、CD入力、録音とかと同じです。
お使いのパソコンがマイク入力しかなければ、ラインインは選択できないはずですが。その場合はマイクをつなげばそのまま、ご使用できます。
ただ、性能的に問題がある場合、補正などでカバーできない場合は外部のサウンドデバイスを使用して測定することもできます。 
通常は、ラインインしかない、パソコンに、マイクを直接つないだ場合は、まったく、電圧が足らず録音もできないし、測定してもレベルが小さいはずです。 内蔵マイクアンプは、コストダウンされているため、周波数特性が悪いものが多いようです。 それを内蔵を使わずに、高性能なDATの録音機能をマイクアンプとして使用する場合はラインインが必要です.ラインインがついていない場合は、USB方式のエディロールUA-5のようなサウンドデバイスを使用すれば、画期的なサウンドデバイスの性能アップになります。
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PCが本来持つノイズ等は無音時にある程度補正する事は出来るのでしょうか?勿論繋ぐマイクによってもいろいろな固有のものが出そうなのですが補正して使えるのですか?
ノイズを補正することはできません。しかしランニングACF測定など、ノイズに強い測定であれば、ノイズより有効な音響信号が10dB以上大きなレベル値であれば、大丈夫です。PCが本来持つノイズとは、S/Nの悪いものはマイクアンプと思います。それに加えて発振とかですが、我慢するか、サウンドデバイスを変えるしかないです。
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デジタルビデオカメラで録画(録音)したデータ(AVI or WAV)の再生レベルの時間変化を測定したいです。 聴感補正フィルタはAフィルタを使用したいと思います。データの周波数特性も測定する予定です。 このような測定に向いたソフトがございましたら教えてください。
DSSF3Lightを使用してFFTアナライザーの自動記録を行います。1/3オクターブバンド分析を指定インターバルで、行うのが簡単です。
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RALを購入後、その上位の製品であるRADやRAEを使用したい場合、バージョンアップはできるのでしょうか?
例えば、RALの購入後にRAEにする場合には、再度RAEを購入しなければならないのでしょうか?
お問い合わせください
 
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ソフトをインストールして試用しました。購入をしようと思いますが、インストールしたパソコンのOSを入れ替えて、ディスクパーティションも変更しようと思います。ハードは全く同じですが、問題ないでしょうか?
パソコンのOSを入れ替えて、ディスクパーティションも変更した場合には、HDDがフォーマットされます。ハードデイスクをフォーマットしなおした場合には、ハードがまったく同じでも、ソフトの記録が消えてしまいますので、無登録状態に戻ってしまいます。ついでにソフト自体も消えているので、最新のソフトを、インターネットからダウンロードしてインストールしてください。そのときハードキーも新しいものが作られますので、そのハードキーをお知らせください。同じようにこれからもしお使い中にまた、何か問題が生じて、同じように新しいハードキーが作られたときには、お名前といっしょにお知らせください。
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RALを1台のマシンでダウンロードして、他の複数のマシンへインストールしたいのですが、インストールしてみたところ、正常に動作しませんでした。 ちなみに、OSは2台ともWindows98です。どのようにしたらよいかアドバイスをいただけないでしょうか。
ダRALを1台のマシーンでダウンロードするのですから、おそらくインターネット接続できるマシーンで、ダウンロードするという意味なのですね。その場合は、インストール用のEXEファイルが重要です。実はインストール用のEXEファイルは、コンピューターの内容を調べて、必要なものを、必要な場所に作成したり、Windowsのオプションソフトを、足りない場合、補ってソフトが実行できる環境を作るので、そのEXEファイルを、インターネット接続からダウンロードインストール時にそのダイアログボックスで、ダウンロードサイトから直接インストールではなく、自分のデイスクに保存するを選択して、一旦、ファイルを自分のMyDocumentなどにダウンロード保存して下さい。


このファイル(自己解凍EXEは数メガあります。)をMOやCDRにコピーして、あるいは、LANを利用して、RALをインストールしたいマシンにコピーしてください。その後そのEXEファイルを実行します。そうすれば、そのマシーンでも正しくソフトが動くように、インストールをすることができます。利用するマシンにおいてインストールを実行することが必要です。

以上の理由で別のマシンにインストールしたプログラムEXE(PcAudioLT.exe)だけを、RALを使用するマシンへコピーしてもってきても、それだけでは動きません。

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ディスクをフォーマットして再インストールするのですが、これまでのデータを再インストール後に再び使えるようにしたいのですが。データのバックアップ方法など教えてください。
測定データは、それぞれのインストールデイレクトリの直下のDATAフォルダーにすべて入っています。

C: ¥Program Files ¥RAEJ ¥DATA

(※)

にあります。その内容を全部のこらず外部にバックアップしてから、ディスクのフォーマットを行なってください。

再インストール後、さきほどバックアップしたものを、すべて同じ場所にコピーすれば、以前と同様な環境に復元できます。

(※)ここのフォルダ名は、RAEの場合は「RAE」、RADの場合は「RAD」、というふうに製品名のフォルダになっています。また、末尾に、日本語版は「J」、英語版は「E」がついています。

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ソフトを試用したいのですが、CD-ROMで送ってもらうことは可能ですか?
今、そのサービスは行っていませんが、簡単に

御自分でインストールCDを作る場合には、たとえば、RAERの場合には、 インストールのダウンロードファイル 

RAE / Realtime Analyzer ENA (日本語版) ダウンロードファイル: PcAudioRAEJMe.exe/6.19MB  を、CDWにストアして、それを使用してインストールできます。御自分で作ることもできます。

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領収書は発行してもらえますか?
  人手がかかるサービスは有料となります。 請求書領収書の発行は郵送は事務手続き郵送費用が500円かかります。

これをINVOICEなどメール添付でおこなうと200円です。

領収書を希望される場合は、申込時に領収書の宛名などの指定と一緒にお知らせください。

領収書の発送は、入金確認後に送付させていただきます。

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プログラムのバックアップデータでは再インストールできないのですか?
プログラムのバックアップデータをコピーしても通常は動作しません。確実なのはインストール用のEXEファイルを使用して再度インストールしてください。
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ハードディスクを入れ替えたため、新しいハードディスクにソフトをファイル毎コピーしたのですが、開くことができません。どうしたらよいですか?
インストーラを再度ダウンロードしてインストールしてください。
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ハードディスクの再フォーマットを頻繁に予定していますので、ソフトをCD-ROMで残したいと思います。この場合は購入し直しになりますか?
お問い合わせください
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ソフトの購入手続きをしましたが、商品がまだ届きません。
ダウンロードサイトからインストーラをダウンロードしてください。インストールしたら、購入お支払いをおねがいします。その後ユーザー登録手続きを行ってください。入金確認後、登録番号の発行をもって お客様への商品納品とさせていただいております。
ユーザー登録の方法はこちら
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RALからRADにアップグレードしたいのですが、RALをアンインストールしてからRADをインストールした方がよいですか?
RALをアンインストールする必要はありませんが、RADの方が機能が多く、充実していますし、一緒には動作できないので、RALを削除してRADをご使用ください。
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ソフトウェア上はwebアップデートとなっておりますが、測定環境において、LANとは接続できないところで行っています。別のPCからダウンロードして、ファイル等を持ってきてアップすることは可能ですか?
オンラインアップデートが必要です。アップデートする環境が作れない場合はインストール用のダウンロードファイルをCD ROM、MOなどにコピーして、それらを使用して最新のソフトをインストールします。その場合はデータがサンプルデータに書きけられてしまうので、前もってDATAフォルダの中身をすべてバックアップしておきます。そして、それをインストール後に、DATAフォルダにすべて移します。
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将来的にアップデートには料金がかかりますか?
現在は特別割引料金で行っています。
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試用期間でもオンラインアップデートはできるのでしょうか?
オンラインアップデートはいつでも可能です。
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校費での購入はできますか?
可能です。必要書類等はおしらせいただければすべて手配させていただきます。
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1.「1ライセンスで、PC1台において使用可能」とのことですが、もし、ソフトをインストールしてあったPCのハードディスクをフォーマットしてOSごと再インストールした場合、ソフトのハードキーは以前のものと変わってしまうのでしょうか?

2.OSの再インストール時、また、マシンの買い換えによる、環境の移行時には新しいハードキーによる再登録が必要との事ですが、その際、新たにライセンスの購入、または、発行への手数料の様なものが必要になるのでしょうか?

3.このソフトを購入後、何らかのトラブルが起った場合(例えば、急に動かなくなった、など)、そちらへのサポートの要請は受けて頂けるのでしょうか?また、その事への料金の発生などはどうなっているのでしょうか?

4.ソフトのインストール時、環境の移行時毎に、そちらより新しい認証キーを送って頂けるとの事ですが、その際の手続きの仕方で「こちらでは確かに、同時に2台以上のPCにてソフトを使用していない」との証明はどの様に行われるのでしょうか?例えば、このソフトが、登録キーの認証のため、起動時毎にネットにアクセスするような仕様だった場合、私がこのソフトを使う環境である大学内のPCでは、学内のネットワーク全体がファイアウォールで監視、制御されているので、このソフトによる外部への通信がブロックされ、結果、認証が行われない、という心配があります。それとも、新しい登録キーが欲しい時は、ただメールで「キーください」だけで済むのでしょうか?

1.「ハードキー」とは、ソフトをインストールするとプログラムがつくる番号です。これに対する「登録番号」を解除キーとして入れると、試用期間が過ぎた後も続けてソフトを使用することができます。 ハードディスクを再フォーマットしなければ、ソフトをアンインストールしても、OSを再インストールしても、登録内容(ハードキーおよびそれに対する登録番号)は消えないで有効なままです。 それでも、マシンを買い替えたり、ディスクを再フォーマットすれば、登録は消えてしまいますので、ソフトを再インストールした時に、新たに違うハードキーがつくられ、再登録が必要になります。

2.そのときの状況、バージョンごとに違いますがライセンスの購入、発行手数料が必要です。

3.オンライン販売のシェアウェアですので、そういう業務的なサポートはありません。ただ、メールしていただければ、できるだけのことはさせていただきます。ソフトのバグについては、報告していただければ、すぐ直します。オンラインアップデートにより、ソフトを常に最新に保つことができます。

4.証明は行っていません、理由を書いてハードキーをメールしてください。登録NOの発行には、ハードキーが必要です。プロテクト解除のためにユーザ登録が必要です。

ハードキーの確認方法は以下のページを参照ください。
http://www.ymec.com/store/jp/register.htm

折り返し登録番号を発行いたしますので、以下の手順にて「ハードキー」をお知らせください。※ハードキーは、インストールしたマシンごとに異なります。本ソフトを稼動させるマシンのハードキーをご確認下さい。以下の2点を当メールにそのまま返信してご連絡ください。

(1)ご氏名(2)ハードキー( *半角でお願いいたします.)

 

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ハードキーの確認方法を教えてください。
ハードキーの確認方法は以下のページを参照ください。
http://www.ymec.com/store/jp/register.htm
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リアルタイムアナライザーライトの推奨動作環境を教えて下さい。
本ソフトウェアの推奨動作環境は、以下のとおりです。
CPU PentiumⅡ266MHz と同等性能以上のCPU
メモリ 128MB以上
HDD 10MB以上の空き容量
OS Windows95/Windows98/WindowsME/windows2000/WindowsNT4.0
ディスプレイ 1024x768 High Color以上
サウンド機能 サウンドブラスター互換

たいていのパソコンでは問題なく動作します。問題なく正常に動作するのを確認できれば、上記の推奨動作環境を満たしていなくても大丈夫です。

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RAの「パワースペクトル」機能において、最低の周波数はどれくらいまで測定可能でしょうか。
サウンドドライバの性能によります。 実用的かどうかはさておき、理論的には、1Hz以上が可能です。 それについては、スペクトラムの画面の左下にある「周波数範囲」のレベルの「下限」を指定してしてください。 ご参考までに、DELLのInspiron7500の場合は、「下限」を1Hzとしたら、5Hzから表示されました。
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周波数分析(オクターブ分析)の結果を記録し、記録したデータより等価騒音レベルや時間率騒音レベルを求める、ということは可能でしょうか。

環境騒音計測システム [EA] を用いて,30-60秒分程度のWAVEファイルの音の等価騒音レベル[dB(A)]の測定はどのようにすればよいのでしょうか。マニュアル測定などでは,音圧レベルを表示すると,刻々と[dB(A)]を表示するのですが,WAVEファイルを対象とした場合の,ファイル全体分のdB(A)はどこをどのように設定して,どちらを読み取ればよいのでしょうか。いわゆる騒音計で一般的に測定するものを(こちらではリオンのNL-31精密騒音計を使用しています)WAVEファイルを対象にして行いたい訳です。

 

このための専用の機能はまだ開発されていません。 1/3オクターブバンド分析付き精密騒音計として使用した場合、5秒おき、何秒おきというふうに騒音値をメモして測定することになります。 ただ、DSSF3では、1/3オクターブ分析の移動平均を表示する機能がありますので、それを利用することもできます。 

環境騒音計測システム [EA] を用いて,30-60秒分程度のWAVEファイルの音の等価騒音レベル[dB(A)]の測定

簡易な計算がいっぱいありますが、定義的には、次の方法でもとめます。等価騒音レベルは、「時間的に騒音レベルが変動している場合に、測定時間内にこれと等しいエネルギーを持つ定常騒音の騒音レベル」と定義されますが、これは測定時間内の平均の騒音レベルのことを指します。下記のリンク先に計算式が示されています。( 3 等価騒音レベルの定義 をご覧下さい) http://www.city.yokohama.jp/me/cplan/epb/kanshi/words/laeq.htm 環境騒音計測システム [EA]で測定されるSPLはこの式と同じ計算で求められたものですので、表示される時々刻々の値[dB]は測定条件で設定した一定時間ごとの等価騒音レベルということになります。なお、上の計算式中のT(測定時間)に相当する値は、EAではランニングACF計算条件の「積分区間」で設定できます。しかし、長時間(今回の場合30~60秒)のデータを積分するのは時間がかかり実用的ではありませんので、通常はもっと短い時間ごとに求めた時々刻々の騒音レベルを平均した値として等価騒音レベルを計算します(4 等価騒音レベルの算出方法 をご覧下さい)。時々刻々の騒音レベルは通常dBで求められますが、騒音レベルの平均値を求める場合は一旦dBから実数に変換したうえで平均を取って、もう一度dBに変換する必要が出てきます。この計算は現在の環境騒音計測システムには含まれていませんので、測定データを一旦CSV形式で保存後、エクセル等の表計算ソフトを利用して計算していただくことになります。これらの点をふまえて、環境騒音計測システムでWAVEファイルから等価騒音レベルを測定する方法を順を追ってご説明します。(すでにご使用になられているとの事ですので、入力デバイス設定などの説明は省略します。不明点などごさいましたらまたご連絡ください。)

1)EA環境騒音計測システムを起動

2)測定条件設定

設定すべき項目は、左上のサンプリングレートと右側のランニングACF測定条件(4項目)です。次のように設定してください。

2-1)サンプリングレート:測定対象のWAVEファイルに合わせてください(通常は44Kもしくは48KHzにあわせます。)

2-2)積分区間:0.5sから1sに設定すれば、騒音計のFASTと大体等しい騒音レベルが測定できます(騒音計の値と全く同じにはなりませんが)。

2-3)計算周期:積分区間の半分の値を設定してください。

2-4)聴感特性:通常はA特性を選択してください。これでdBAが測定できます。

2-5)最大遅れ時間:これは、騒音レベル以外の音響パラメータ(例えば騒音の基本周期など)をACF(自己相関関数)によって分析する際に重要な設定項目になります。この値を変えても測定される騒音レベルには影響しません。今回は計算時間短縮のため、できるだけ短い時間、例えば0.05sなどに設定すればよいでしょう。

3)waveファイル読み込み:これで、測定条件に沿って騒音レベルが測定されます。(今回はWAVEファイルからの入力を例としていますが通常のマイク入力や騒音計のAC出力を入力してランニングACF測定をおこなってもかまいません)

4)測定データの保存:タイトル、コメントなどをつけて保存してください。

5)SA(SoundAnalyzer)を起動、測定データの入ったフォルダを開く

6)メニューから、音響パラメータ→結果出力、CSVファイルとして保存してください.

ここまでがDSSFでの作業です。ここから先はエクセルでの作業となります。

7)保存したCSVファイルを開く

フォルダに含まれる測定データの計算値が次のような形式で保存されています。SPLの値のみ使用します。

―――――――――――――――――――――――――――――――

[Factor1]

Time [sec] 0 1 2 3 4 5

Phi-0 [dB] -41.28 -47.03 -44.04 -45.85 -42.28 -39.18

Tau-e [ms] 3.41 6.64 38.65 2.98 6.74 42.75

Tau-1 [ms] 1.69 1.94 2.25 2.13 3.69 1.75

Phi-1 0.06 0.18 0.15 0.09 0.16 0.41

SPL [dB] -42.79 -47.33 -44.8 -46.65 -43.74 -41.21  ←使用する値

IACC 0.41 0.89 0.55 0.37 0.46 0.32

TauIACC [ms] 0.19 0 0 0 0 0

WIACC [ms] 0.12 0.24 0.13 0.12 0.1 0.1

―――――――――――――――――――――――――――――――

8)SPL[dB]を実数(P)に変換: P=10^(dB/10) という式で変換します。このためのエクセルファイルが必要な方はメールで要求してください。ymec@ymec.com までおねがいします。

9)平均値をとって、再びdBに変換する。これでファイル全体に対する等価騒音レベルが計算できます。

 

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オシロスコープの周波数帯域は何Hzから何Hzまでですか?
下限の周波数はパソコン(サウンドカード)の性能により決まります。 シグナルジェネレーターはバー操作で10Hzから、直接数字入力では1HZが指定できます。その場合それを直接オシロスコープで、波形表示させると1HZも表示できます。ただ、X軸上のスケールがスイープタイムレンジで、200msを指定すると、1グリッドが、200msecで、表示されます。1Hzの場合は5グリッドで、サイン波の一山が表示されます。デイレイタイムは最小の10msecで、かまいません。高い方は理論上はサンプリング周波数の1/2までが限度となりますが、LOWパスフイルターのためにそれより少し低い周波数までになります。DSSF3はハードウエアのデジタル変換アナログ変換の回路に記録されている指定できるサンプリング周波数が選択ボックスに表示されて、その中から指定できるようになっています。ただWindowsで扱えるサンプリング周波数の最大を越すことはできませんし、パソコンのアナログの増幅アンプの性能が追いつかない場合もあります。たとえばサンプリング周波数指定を96kHzにセットした場合は、46kHzまでとなります。サンプリング周波数指定が48KHzの場合は22KHzくらいまでです。
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オシロスコープにある「レベル」の数値の単位は何ですか。
オシロスコープの場合、縦軸は通常電圧です。ソフトのオシロスコープもアナログの電圧が縦軸の数字になるのですが、パソコンの場合は、音響信号を、デジタル変換機を通して処理しますので、結局はパソコンは電圧を32767の数値で扱うことになります。電圧は振幅のレベルとして1~32767,16ビットで表される数値の範囲です。 レベルを最大にすると、コンピューター内部のデジタルで表すことができる信号の振幅の最大値(32767)から最小値(0)をY軸のグリッドに対応させます。1グリッドはさらにその5等分されたひとつです。レベルレンジは調整して自由に拡大できるようになっています。そのとき表示されるオシロスコープにある「レベル」の数値の単位は1グリッドをいくつを割り当てるかという数字です。たとえば一番下に下げた場合は、グリッドが1に対応します。一番上に上げた場合は1ますが32768になります。要するに、振幅は1~32768まで扱えます。スライドボリュームは1グリッドを何に対応させるか指定できます。 パソコンは、サウンド回路によって、また個体差によっても入力端子の入力電圧はマシンごとに違うので、それを扱わずに、DAコンバーターレベルでのデジタル数値で表しています。パソコンの入力端子を測定して、換算がわかれば、計算して、電圧を求めることができます。
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インパルス応答測定についての質問なのですが、「モノラル」で測定した時と「ステレオ」で測定した時との測定結果の違いは何ですか。
「ステレオ」は2ch測定です。「モノラル」は1CH測定です。 マイクが1本か2本かの違いですが、人間の耳が2つあるため、両耳での音響特性を扱えるかどうかという違いがあります。 内部処理的には、両チャネル間の相互相関関数とそこから導き出される音響パラメーターの解析です。
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リアルタイムアナライザー ライト(RAL)のオシロスコープで、音源の波形をとって、それをワードなどの文書に添付したいのですが、これは可能ですか?
Windowsアプリケーションですので、Alt + PrintScrn を使用して、表示ウィンドウをワード等に貼り付ける形になります。

なお、「DSSF3」付属のRA(リアルタイムアナライザー)および、RAシリーズのバージョン2ですと、グラフ部分だけを画像コピーできます。
方法は、ウィンドウの右上にある最大化ボタンをクリック、または、タイトルをダブルクリックすると、グラフ部分だけがウィンドウ一杯に表示されます。この状態で、Alt + PrintScrn を使用すれば、グラフ部分のみの画面コピーが作成できます。

ブラウザの更新あるいは再読込ボタンを押すと、左記画像が拡大表示になる様子を再度ご覧いただけます。

ウィンドウいっぱいにグラフ表示されている状態では、他のボタンなどは表示されませんが、ALT+ S などで測定の開始、停止をすることはできます。

2003/04/28 [Back] [Up]

パワースペクトル分析、1/3オクターブ分析、3次元表示などのデータのプリント出力、およびデータ保存はできますか?
このソフトはウィンドウズアプリケーションですので、「Alt」+「Print Screen」のウィンドウズのコピー機能を使い、IMAGE等の画像ソフトを使い、そこで貼り付けをして、表示されたデータを印刷したり、保存できます。

RAD,RAEなどでは直接、1/3オクターブ分析の結果を保存することはできません。 ただし、1/3オクターブ分析を行う前に、ランニングACF測定を行い、それをリプレイすることによって、1/3オクターブ表示することができます。 つまり、ランニングACFのレコーダー機能を使って、1/3オクターブの結果を保存することは可能です。


DSSF3のFFTアナライザーのデータ保存については、測定の波形やグラフを画像として記録する場合、テキストファイルでデータ記録その両方を行います。

このテキストファイルのデータ記録機能はDSSF3のLIght以上で、可能です。FFTアナライザーのオクターブバンド分析の操作画面にデータ記録のボタンがあり、それにより記録間隔時間を指定した自動記録、測定中の好きなときに記録できる、手動記録が行えます。2CHの周波数バンド帯のレベル値を、記録できます。またそれらをまとめてCSVファイル、やテキストファイルの形式で、ハードデイスクや、外部の記録媒体に出力することができます。

画像記録についても測定中にリアルタイムに好きなときに測定グラフを画像記録する機能、スクリーンコピーの機能がDSSF3にあります。これはボタンをクリックすることにより、画像を残せます。連続クリックすれば何枚でも多数の画像を残すことができます。これは比較したり、検討したりするのに便利な機能です。

また、データベースに記録して、測定結果を整理のために、記録する機能はMMLIBという、画像の扱えるデータベースを使用します。DSSF3はMMLIBとのデータのやり取りのための特別な機能を使用できます。具体的にはMMLIBのデータ取り込み画面の操作ダイアログボックスでWindowsCopyのボタンをマウス左ボタンを押したままでドラッグ、そのときマウスカーソルが手の形に変化します、そのまま、ボタンを離さずにRAを実行している測定画面に持っていくと赤い縁取りで、その測定画面が選択されたことが表示されます。指定した後、マウスのドラッグを解除するとその画像が、取り込めます。この機能は、オクターブバンド分析測定のほか、RAのすべての測定で、可能です。FFTアナライザーはもちらん、オシロスコープ、THDアナライザーなどもすべて可能です。

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このソフトを使って描かれた3次元グラフは他のソフト(例えば表計算ソフトなど)にデータ書き出しすることは可能でしょうか?
3次元表示をその画面から、ファイル出力することはできませんが、3次元表示のもとデータは、あるインターバル(時間)のスペクトラム分析やオクターブバンド分析のレベル値の時系列表示と考えることができます。DSSF3ではオクターブバンド分析データはCSVファイルを通じて表計算ソフトに出力可能です。
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オーディオについては初心者ですので教えてほしいのですが。 パソコンを用意しただけではオーディオ機器に接続できないのですが、パソコンの他には何を用意すればよいのですか?
オーディオ測定については音響測定入門サポート資料を参考にしてください。簡単に説明すると、まずはシグナルジェネレータの信号をスピーカーから出力するために、パソコンとアンプを接続する接続ケーブル(たいていの場合ステレオミニケーブル)が必要です。またオーディオ機器を正確に測定する場合は、パソコンのサウンドボードの品質を診断して問題があれば外部マイクとマイクアンプが必要です。また、ピンクノイズや1kHzの正弦波等の試験信号が録音されたCDがあれば便利です。これがあれば、シグナルジェネレーターを使用しなくても正確な測定を行うことができます。このCDは、CDWさえあればRAのレコーダーを使用して簡単に作れるようになりました。
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PCへの入力はマイクで行うのですか? それとも何か専用のハードが必要になるですか?
マイクやステレオミニケーブルで接続で結構です。オーデイオなどの場合は、マイクアンプが必要になる場合があります。またサウンドボードの性能によっては、USBなどのサウンドインターフェースを購入して、使用する必要がある場合もあります。測定しての診断が必要です。
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RolandのEDIROL(UA-5)をインストールしてRALを起動したら「can't use mixer」と出て動きません。
外付け機器の場合は、メーカーの手順書、操作説明書をよく読む必要があります。

簡単に動く場合もありますが、このように動かないこともあるようです。この場合はお客様からの報告では以下の手順で成功したそうです。

  1. UA-5とPCを接続する
  2. UA-5の電源を入れる
  3. RA(リアルタイムアナライザー)を立ち上げる

 

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マイクアンプが無いと、正確な測定ができないでしょうか。
パソコンにマイクから音響信号を取り込む時に、パソコンに内蔵のマイクアンプが性能的に問題なく使用できれば、マイクアンプは必要ありません。実際に測定して診断が必要なようです。正確な測定には高性能なDATや、専用のマイクアンプがあったほうがいいのは、言うまでもありません。マイクの特性はもっと重要です。通常のデジタル対応の性能を持っていれば、まず大丈夫ですが。
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測定用マイクには、無指向性マイクで先を絞っているものが良いですか? また、周波数分布と音圧測定に使用するにはマイクはどんなものがいいですか? マイクのプリアンプは必要ですか?
周波数特性がフラットなのは、コンデンサーマイクです。周波数特性がフラットであれば音圧も正確になりますので高級な騒音計はコンデンサーマイクを使用しています。また測定用マイクも高級なものは、ほとんどコンデンサーマイクです。重に周波数のフラットさを重視している方はそれらを装備すべきです。もちろん無指向性マイクですね。先を絞ってるということは、先が大きくないほうが音響的に邪魔にならなくていいような気がしますが。

測定法としては、騒音計のAC出力をラインインから取り込んだり、プリアンプを経由して、ラインインから取り込む測定方法です。

どんなものがといえば用途、目的や予算によってマイクや、プリアンプ、マイクアンプの選択は変わってきます。

弊社では通常、音響測定にアコー製の測定用コンデンサーマイクを使っています。

簡単な測定用には、コンデンサーマイクではありませんが、高級な音楽録音用のエレクトリックコンデンサーマイクのSONYのECM23F3を使っています。特性表も付属しているので、マイク補正が簡単です。頑丈で、音も美しいので、音質が悪い測定用マイクより、愛用しています。デジタル対応のマイクロの無指向性のマイクや、マイクアンプとしてポータブルDATを使用するのがいいと思います。そのほかに手ごろなマイクアンプとしてはSONYのマイクミキサー(乾電池式)くらいのものも使用しています。それらは音響測定入門に紹介されています。

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リアルタイムアナライザ ライト(RAL)のオプションなどのチョイスがよくわかりません。それとも、RALのみなのでしょうか?
RALはRA (Realtime Analyzer)機能のうちのもっとも基本的なもので構成されています。
  • シグナルジェネレータ
  • ピークレベルモニタ
  • パワースペクトル
  • 1/3オクターブ分析
  • 3次元表示(TEF)
  • オシロスコープ

それ以外の機能(インパルス応答測定、ACF測定、環境騒音測定など)は上位バージョン(RADRAE)で利用できます。

もうひとつの選択肢はDSSF3のシリーズです。DSSF3はRAL、RAD、RAEのあらゆる機能が格段にアップデートされている測定ソフトの最新版で、非常に使いやすくなっています。

詳しくは機能別の一覧を参考にして下さい。

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本ソフトの使い方がよくわからないのですが。
このQ&Aのなかに、わからないけどまずマイクで測定したいという質問があります。そのQ&Aを参考にしてください。またQ&Aには具体的な質問が多いので、それを参考にしてください。ソフトは、ほとんどの測定機能が難しい設定がいらない自動になっていますので、スタートボタンを押せば、測定可能です。インストールも簡単です。まずやってみてください。その場合は、以下のサイトをまねしてみてください。

パソコンを使用した音響測定入門
http://www.ymec.com/hp/signal/
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リアルタイムアナライザ ライト(RAL)で、いろいろな測定が可能と聞きましたが、どのようなものがあるのでしょうか?
(1)私の活用ではまず、リアルタイムアナライザーを性能、故障、異常診断。

趣味の模型自動車の世界では、レースなどでも、モーターの状況の管理が重要で、モーターの調子をみるのに、実際に走らせるのも一番ですが、それには、そこの場所に行ってやる必要がありますし、比較の上では、測定状況を等しく、同じように走るとか、大変です。ところが、RALを使用して、マイクを使用して、モーターを安定化電源に接続して、まわしてみて、その音から、パワースペクトラムのグラフで、ピーク周波数を調べて、回転数を知ります。ちょっとまわしていると、すごく調子よくなったり、メンテナンスや掃除してみて、また調子を見たりして、使用しています。回転がすべてではありません。力がなくよく回るのもありますし、回転があがらないのに、速いモーターもあります。ただ、理由はまだよくわからないのですが、RAを使用した、モーター測定を継続してやってると、メンテナンス後の回転音の変化などから、モーター個体のコンデションが音だけでだんだんわかってきます。奥が深いです。

これは、バイクや、自動車のエンジンにもいえると思います。自動車や、バイクや、モーターボート、飛行機などのエンジン音や、排気音の確認を時たまやると、故障の診断や調整にも有効なはずです。整備の名人は聞いただけでエンジンの回転数や、エンジンコンデションがわかるといいます。それならとRAで、ときどき測定して記録します。

(2)パソコンのサウンド回路などのテスト。診断に使用しています。

サウンド回路は、テストが重要です。音響測定はもちろんや、音楽を聴いたり、映画にも、サウンドは重要ですが。性能測定、調整のほか、定期的な、診断にも使用しています。というのは故障のマシーンを使用していて、発振があり、それを聞いていて頭痛がしてきたり、気分がおかしくなったことがあります。1/3オクターブ分析と、スイープ信号の組み合わせのテストで聴診しサウンド再生のテストを行います。 マイク特性の測定をおこない、正確な録音ができるためのデータ取得に使用します。 パソコンのファンの音など特に気に入らない音は原因を調べるようにしています。騒音、異音などは調べてるといってもFFT分析してパワースペクトラムを眺めて原因さえたうかめれば、修理で直るのですが。

(3)居間や、寝室の暗騒音の1/3オクターブ分析を行います。

1・3オクターブ分析や、パワースペクトラムの時定数を短くして、高周波や低周波などよく聞こえない音を調べます。クーラーや、冷蔵庫、掃除機など電気製品の音が気になるときに、有害な、高周波や、低周波や、びりつきや、異音などをチェックして、調整したり、修理にだしたりする判断をしています。国道や、高速道路の高架が近いから、屋外からの騒音も分析します。

(4)オーデイオの調整。オデイオ装置の検査。カーオーデイオの調整。

最近は、試験信号のCDを作成し、カーオーデイオの調整に使用しています。というのは、車のステレオに大きな疑問をいだいたからです。いかにいいユニット(マッキントッシュや、JBLなどをそろえても、組み込みや設置が難しく、今まで聞いていた音がひどい音だということがわかったからです。

たとえば50Hzの低音を入れてやると、ひどい音を出します。400Hzでもかなりおかしな音を出します。以前は、いいユニットをそろえていたため、性能を過信し、最終的な周波数特性を見てよしとしていました。またその難しさにきづいていなかったのですが、それらは、大きな間違いということに気がつきました。音圧レベルがフラットであるかどうかというより、本質的な問題が大有りでした。同じ大きさであれば、中身が雑音や歪であれば聞くに堪えない音だからです。最近は、雑音や歪に気がつかなかった自分を反省し、周波数特性より、耳障りな雑音や、歪を消したくて、調整しています。

調整はほとんどが、スピーカーをとりつけるボデイ側の音響対策の仕方に対する工夫です。ほとんどこれはきりがない世界ですが、限りなく音質を上げることができます。といっても今の現状では、ホームオーデイオのレベルにはまったく到達していません。これは何とかしたいと思っています。

オーデイオについても、試験信号のCDを使用し、いい音がどういう反応かを調べています。これはカーステレオの問題解決には、目標の音を知らなければいけないからです。いろいろ やってみると、最高に奥深いといわれる1/3オクターブ分析と、スイープ信号の組み合わせのテストなど、聴診したり、測定画面を観察していると、装置のクオリテイーやらなにやらひらめいたり、啓示されるような気がします。もちろんピンクノイズと1/3オクターブ分析 も行い、特性の測定をおこない、調整に使用します。

(5)一般論として、歌や音楽には、利用できます。

歌では物まね、発音などに利用可能では、歌や、カラオケなどの練習や音楽や、楽器をやるひとであればその練習や、調律とか、絶対音階の勉強とか。インターネットを通じて、音楽をダウンロードして、WAVEファイルに落とすのに使用します。音楽のダイナミックレンジや雑音を調べ、ミュージックファイル製作技術をチェックするようにしています。(これはDSSF3の無料の機能ですから、ご使用ください。)

(6) 健康管理   心音や、肺音、おなかの聴診を自分でします。

(7) 研究、勉強  音響、建築、物理、工学、機械、医学。

(8) 仕事      利用、応用。

RALとしてできる機能を上げてみました。

私は、DSSF3のランニングACF分析をしようし、具体的には主に音圧レベルの時間的変化を調べることにより、周波数ではなく、信号の時間間隔に着目した、心音の測定、騒音分析や騒音の脳や肉体に与える影響などを調べています。

音響測定入門」や、活用に対する情報はQ&Aの中にもあります。

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オーディオルームの調整などのために次に挙げるような事項を計測したくて 音響計測用ソフトウェアの購入を考えています。それにあたりいくつか質問があります。
(1) スピーカー軸上1M、及びリスニングポイントでの周波数特性。
(2) リスニングルームの各周波数での残響時間。(パルス応答で音圧が半減するまでの時間)
(3) マルチウェイスピーカーのクロスオーバー周波数に於ける各スピーカーユニットのタイムアライメント調整。(位相ずれを最少にする目的)
(ユニットの前後位置を調整して、タイムアライメントを行いたいのです。)
(リスニングポジションでの、各ユニットのクロス周波数でのインパルス応答を計測して、各ユニットの応答の立ち上がりの時間差から距離を演算で求めてタイムアライメントが揃うようにユニットの前後位置の調整を行えば良いのでしょうか?それとも他の方法で行えますか?) 


【質問1】 この計測目的には、どのソフト(バージョン)を購入すればいいのでしょうか。 RAL、RAD、RAE などいくつか種類があるうち、どれが適当なのか教えてください。 


【質問2】 使用するパソコン(IBM ThinkPad X20)は、ステレオマイク入力もしくはステレオライン入力(入力感度を切り替えられる)と、ステレオヘッドフォン出力もしくはステレオライン出力があります。 また、マイクアンプやミキサーは、比較的高性能なものを所有しています。 
御社Q&Aページに、「サウンドブラスター互換の2重のADC、DACが同時にできる環境であれば、入出力が同時に使用できます。1重は、ひとつです。PCMCIA対応サウンドカードも使用できます。」とありますが、
 ピンクノイズやホワイトノイズ、1/3オクターブのスイープ信号など計測用信号の入ったCDは持っていますが、(2)(3)のようなパルス応答時間等の計測には、デュプレックスタイプのサウンドカードの購入が必要ですか?

【質問1】 この計測目的には、どのソフト(バージョン)を購入すればいいのでしょうか。 RAL、RAD、RAE などいくつか種類があるうち、どれが適当なのか教えてください。 

RADRAEであれば、インパルス応答の測定、解析(直接音の到達時間や残響時間等)ができますので、オーディオルームの調整に利用できます。また、最新版のDSSF3では、位相計や歪み率計のほか、最新のOSやUSBサウンドデバイス対応しているなど、リアルタイムアナライザの機能が格段に向上していますので、是非こちらもご検討ください。

(1)スピーカー軸上1M、及びリスニングポイントでの周波数特性。

スピーカー軸上1M


スピーカーから1Mの周波数応答は簡単にはピンクノイズCDと、1/3オクターブ分析アナライザーを使用します。ピンクノイズはシグナルジェネレーターから入力も同じです。ただ、壁からの反射波が、マイクに入力されるため、周波数応答といってもあくまで受音点の周波数特性で、スピーカーの周波数特性ではありません。このような測定には正確には、インパルス応答を行い。周波数バンド別の分析を行います。この場合RAを使用して、インパルス応答測定を行い、SAで分析します。

リスニングポイント

リスニングポイントにマイクをおいてインパルス応答測定を行います。これまでのふたつのインパルス応答測定は音響測定入門のオーデイオ測定例を参考にしてください。

(2) リスニングルームの各周波数での残響時間。(パルス応答で音圧が半減するまでの時間)

残響時間はSAの残響分析の画面で、残響のグラフからその減衰カーブからお好きな減衰量までの時間を読み取ることができます。

(3)マルチウェイスピーカーのクロスオーバー周波数に於ける各スピーカーユニットのタイムアライメント調整。(位相ずれを最少にする目的)
(ユニットの前後位置を調整して、タイムアライメントを行いたいのです。)
(リスニングポジションでの、各ユニットのクロス周波数でのインパルス応答を計測して、各ユニットの応答の立ち上がりの時間差から距離を演算で求めてタイムアライメントが揃うようにユニットの前後位置の調整を行えば良いのでしょうか?それとも他の方法で行えますか?)

 

インパルス応答のそれぞれのスピーカーの担当帯域の周波数帯域別応答から、位相を調整する方法と、位相計を使用して、リアルタイムに行う方法があります。スピーカー設置調整など、またクロスオーバーネットワークの調整など、共通していまうのでほかのQ&Aの情報も参照してください。

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オーディオ用スピーカーのクロスオーバーネットワークの作成に使用できますか? コンデンサー、抵抗及びコイルの定数を決めるためとか、タイムアライメント補正のためなどに使用したいのですが。
DSSF3 RA以上を使用すれば、ピンクノイズなどをテスト音源に、1/3オクターブバンド分析や、位相計を同時にリアルタイムマルチ測定しながら、適切な抵抗やコンデンサー、コイルなどのネットワークを調整できます。インパルス応答や、ランニングACF測定ができるフルシステムを推薦します。

クロスオーバーネットワークの設計者が解決すべき問題として。

1.組み合わせるドライバーの水平、垂直方向の指向特性(周波数により変化する)をあわせることができるクロスオーバー周波数の選択。

2.クロスオーバー傾斜率の選択。

   過渡歪みを起こさぬこと。

   傾斜が充分に急で、適正なクロスオーバー点で、周波数の低下と共に、。増加する低周波エネルギーを選ばれた傾斜率で処理できること。

3.クロスオーバーネットワークの位相特性が、ドライバーの位相特性と対になってること。

4.インピーダンスの周波数特性が、クロスオーバーネットワークに接続されるドライバーのインピーダンスと、適合していることがあげられる。

(サウンドシステムエンジニアリング ドンデイビス著 )

クロスオーバー周波数は500-800Hzが望ましく、2000Hzは避けたいとも書いてあるが、これは私も同感です。1KHzから2KHZは非常に、人間にとって敏感な帯域で、音声信号を含む、信号処理の中心ですからここに、クロスオーバーをもってくるとまずいでしょう。またミスアライメント距離は計算で求めて、ある程度調整した後、測定テストはリアルタイムアナライザーで行います。 THDアナライザー、位相計も必要です。。

 

 測定の仕方については、ほかに詳しく説明がありますので、他のQ&A を参照ください。

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オーディオアンプからの出力を RALに入力して波形を観測することはできますか?また、接続に必要なケーブルはどのようなものですか?
プリアンプ、テープデッキ、マイクアンプなど、Windowsのパソコン(ミキサー)に入力可能な信号は波形観測できます。

ケーブルはパソコンのラインインや、マイクインにはステレオミニ端子を使用して、接続します。その他、オシロスコープ用プローブの接続を行えば、さまざまなアンプからの出力をオシロスコープなどで波形観測できます。

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古いマイクロホン(BK-5B、TCA-77Dなど)を所持しているのですが、それらの周波数特性や感度がどれくらいなのかパソコンで計ることが出来るのでしょうか。
正確には、マイクの特性を測るには、大掛かりな環境が必要です。無響室、モニタースピーカー、など、で通常は無理です。それなら最初から特性のわかった、特性表のついたマイクの購入が一番簡単で、確実です。それでもなにか方法がないかといえば、簡易な測定方法としては何か標準のマイク(高性能)をお持ちでしたら、それと比較して調査できます。 スピーカーからピンクノイズを出力し、それを1/3オクターブ分析します。 それを標準マイクと古いマイクでそれぞれ行います。 これらを比較することにより、性能の差がわかります。 いいものがひとつあれば、それ以下のものは測定をすれば見当をつけることはできます。
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  1. リアルタイムアナライザ ライトのデータを、例えば家庭用ビデオデッキにリアルタイムに出力する方法はありますか? (画像として一旦CRTに表示したものをアナログビデオとして録画する方法を除いてですが、録画時間が6時間前後になりますので、現在ビデオデッキ以外にこの時間を録画する方法が見つかりません。)
  2. また、上記条件でビデオデッキにて録音したデータをパソコンのLine-In端子に接続するとすれば、データの減衰は起こるのでしょうか?
  1. これは、パソコンがビデオ出力を持っていれば簡単です。無くても、変換器をつければ簡単です。その場合、パソコンのモニター全体が録画されます。
  2. データの絶対音量はわかりませんが。 ビデオに録画されている画面を見ればわかりますね。 この方法がいいと思います。 周波数成分と音量の時間的変化の分析はできます。
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カーオーディオが趣味で、DIYで車にオーディオ機器を取り付けています。運転席における周波数特性(縦:音圧、横軸:周波数)を知りたいと思っています。 求めている計測器としては、上記ができるものと、音圧測定のできるもの(最大150dbほど)です。 RAL、RAD、DSSF3などいくつかある音響測定用ソフトウェアのうち、どの製品を購入して使用すればよいのか? また、ソフトウェア以外にはどんな機器(ピンクノイズやパソコン環境、マイク等)が必要でしょうか。 また、測定方法についても教えていただけたら幸いです。
周波数特性(縦:音圧、横軸:周波数)はパワースペクトラムもしくは1/3オクターブバンド分析ですね。測定には、DSSF3Light、調整まで考えるとDSSF3のRAをお薦めします。

DSSF3を使用して、ピンクノイズや、1KHz正弦波や、スイープ信号を入れてCDRを作成します。もちろんお持ちの場合は作成の必要はありません。また購入されてもかまいません。そのCDRの試験信号を、カーオデイオから出力し、運転席のマイクで測定します。あるいは、運転席のマイクで、DATに録音します。ただ測定するだけであれば、録音でもできますが、調整に使用するのでれば、リアルタイムな調整のため、測定用ノートパソコンを持ち込んで行う必要があります。おそらく、目的は、イコライザーの調整、マルチスピーカーの出力レベルの調整のための、マルチアンプのボリュームや、バランスの調整ですね。2CHステレオアンプを使用して、ピンクノイズCDを使用してリアルタイム測定を行えば、1・3オクターブバンド分析で、すべての調整ができます。

オデイオの調整や、測定は測定では高度なほうです。そのため前もって準備が必要です。具体的には、まず、パソコンのサウンドカードのテスト診断や、調整を行います。そしてマイクの補正を行います。マイクは特性表があるものを用意してください。周波数特性表がないマイクを使用した場合にはレベル値をフラットに調整することができません。ただ、デジタル対応の比較的安価なマイクでも200HZから3KHzくらいはフラットなため調整に使用できます。ただ、周波数レンジがこの狭さではオデイオとはいえないでしょう。ただ、低域も高域もぐっと下がってるということがわかっても、補正もどうしようもないので、まず特性表がついているクラスのマイクを揃えてください。

唯一タイムアライメント調整は、位相計を使用して行います。ピンクノイズ信号をモノラル出力してやる必要がありますが、一度に測定調整できます。このときいろいろな周波数レベルで、位相計表示ができるだけ直線になるように、インストール時はスピーカーの位置を調整します。また運用時は、デジタルプロセッサーで遅れ時間を調整してやります。

これは参考として、ほかのQ&Aからの抜粋ですが。位相は重要です。

 位相計を使用して、ピンクノイズをモノラルにして2CHのスピーカーから同じものを出力します、それを位相計で、測定すると、周波数の位相の遅れ進みが表示されます。スピーカーではなく内部のWAVEで、測定を行えば、位相の遅れ進みは一切無く1直線ですから、アンプ、スピーカーを使用したときに、左右の信号に遅れ進みが発生したときは、リアルタイムに設置や、調整、補正してやることができます。特に1/3オクターブ分析の各周波数帯域の音圧レベルと、位相を考慮すると、位相だけで、最大6dBの音圧レベルが補正できるため、位相の調整ができる場合は位相の調整を優先すべきです。また、人間の脳は時間差にたいして非常に敏感なため、実は音から、時間を利用して物体の位置や、移動の速度などを計算しているので、時間がでたらめだと、ステレオの音(でたらめな作り物)を聞いてるとすぐわかってしまう。そのため、位相の調整は非常に重要です。位相の調整については、具体的にあまり資料が無く、これからの課題です。

 

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今度、RAEを購入しようと考えております。目的は「腕時計の音の分析」ですが、マイクのことで質問があります。腕時計のような小さな機械音を録音するためには、どのようなマイクを使用すればよろしいのでしょうか?私は、マイクのことは右も左もわからないのですが、この用途で、お勧めのメーカー、機種などございますでしょうか。
腕時計の音の分析は、マイクは周波数帯域のいいものをたとえばステレオマイクロホン AT9470発売日:2002.02.21 価格:12,000ビデオ撮影、ポータブル録音機器に最適 小型・軽量・高音質 http://www.audio-technica.co.jp/products/mic/at9470.html これではいかがでしょう。静かなところで、近接させて、思い切り感度を上げれば、分析できます。この手のマイクは、汎用ですから、一個は持っていられるのがいいと思います。SONY製品としては 同等品として ECM-MS907でもいいと思います。電話の録音用マイクも応用できるのではないでしょうか?VMRAD01 電話での相手の声を増幅し、フェミミのイヤホンで聴くことが可能http://store.yahoo.co.jp/murauchi/4525315000034.html あるいは、さらに精密さを求めるのなら、聴診マイクのようなものを作ります。 http://www.ymec.com/hp/signal/heart1.htm

こちらを参考にしてください。

 
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趣味のオーディオ(ホーム&車)の周波数フラット化のために当方のすぐれたRALを導入させていただきました。早速質問なのですが、マイク特性補正の件で悩んでいます。ピンクノイズでフラットにするためには(マイクでひろったとき)基準となる音(スピーカーから出力される)がないと補正できないのではないのでしょうか?なんせまったくの素人なものなんで途方にくれています。マイクはテクニカのAT805F(これでいいのかな?)を買ってみました。できましたら、アドバイスお願いいたします。
マイクの補正は、マイク自身にメーカーの特性表がついていないと、難しいです。ただ、いい音のステレオを測定して、その値をリファレンス(参考)とすれば、比較ですが、大体の測定が出来ます。通常のマイクの特性は、低域と、高域の特性値がダウンですから比較的、真ん中のクロスオーバーや、デバイだーや、イコイライザーの調整にはさしさわりがありませんから、充分使用できると思います。それらの両極をフラットにするには、高価なコンデンサーまいくをひつようとしますがそこまでする必要はいきなりはないと思います。

追記

RALを用いたカーステレオの診断。調整

周波数特性のフラット化はいいことです。ただ、フラットな特性のコンデンサーマイクや、マイクアンプなどフラットなものをフラットに表示できる機器は高価で、大きな大げさな設備です。そのため、使用できないとしても別にかまいません。カーオーデイオのCDにしろ、スピーカーにしろ、アンプにしろ個体の性能は、それぞれの品質によります。それらはそれぞれ、買った段階で特性が決まっていて、どうにもなりませんから、調整や診断となると、グラフイックイコライザーや、デジタルプロセッサーを使用するのでしょう。あるいはオーデイオセットのインストール設置などを変化させるのでしょう。車内空間の音響特性の改善(遮音、吸音)もあります。

正しく調整されているか異常がないかの測定診断でしょう。たとえば、サブウーファーなどで、切り替え周波数と、主力ボリュームを調整するのであれば、AT805Fを使用しての場合、補正をせずにそのまま使用します。ピンクノイズCDを社内でかけて、RALで、FFT分析します。できるだけ自然になるように、切り替え周波数と、出力ボリュームをセットします。これはマルチスピーカーで、クロスオーバー周波数や、マルチアンプでレベルが調整できる場合には、すべてが、自然につながるように、調整します。

さらに、スペクトラム分析でも確かめてみます。この場合もフラットというよりつながりが自然なカーブになるように調整します。

さらに1KHZのテスト信号で、オシロスコープで、2CHの信号の歪みと、2CHの左右の位相の遅れを調べます。これも大きな障害がないことの確認です。スピーカーがプラス、マイナス逆になっていたり。距離が違うと、その分ずれます。

1KHzのテスト信号を使用して、スペクトラム分析や、3次元表示、また実際に耳で聞いてみて、測定時間の間、雑音や、発振、異音、断線、音切れ、スピーカーのすれ、アースの良否、などを確認します。

RALと、ピンクノイズCD、1KHZサイン波信号のみでできる調整のほか、シグナルジェネレーターの信号をスピーカーから出せれば、またCDRWで、スイープ信号のCDを作成すれば、スイープ信号と、3次元表示、試聴を使用した調整が考えられます。試験信号自体が周波数が規則的に変化するスイープ信号を使用するため、動的なテスト(周波数特性と相反する要素である、重要なスピード、追従性もテストできる)のため、これが一番プロのかたには情報的に奥深くて効果的といわれています。でも慣れないと難しいかも知れません。

これはRALではできないのですが、参考として、ほかのQ&Aからの抜粋ですが。位相も重要です。

 位相計を使用して、ピンクノイズをモノラルにして2CHのスピーカーから同じものを出力します、それを位相計で、測定すると、周波数の位相の遅れ進みが表示されます。スピーカーではなく内部のWAVEで、測定を行えば、位相の遅れ進みは一切無く1直線ですから、アンプ、スピーカーを使用したときに、左右の信号に遅れ進みが発生したときは、リアルタイムに設置や、調整、補正してやることができます。特に1/3オクターブ分析の各周波数帯域の音圧レベルと、位相を考慮すると、位相だけで、最大6dBの音圧レベルが補正できるため、位相の調整ができる場合は位相の調整を優先すべきです。また、人間の脳は時間差にたいして非常に敏感なため、実は音から、時間を利用して物体の位置や、移動の速度などを計算しているので、時間がでたらめだと、ステレオの音(でたらめな作り物)を聞いてるとすぐわかってしまう。そのため、位相の調整は非常に重要です。位相の調整については、具体的にあまり資料が無く、これからの課題です。

 

 

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騒音測定を考えていますが、実際の測定場所にパソコンを持って行くことができないという事情があります。 現場の音をDATで収録して、その後、そのデータをパソコンに入力するという方法で解析できますか?
大丈夫です。 ただし、正確な騒音値が必要な場合は、騒音レベルを較正する必要がありますので、騒音計は持って行って、基準となる騒音値を測っておく必要があります。 それも不可能な場合は、DATに録音される入力レベルで騒音値がわかれば、騒音計を持っていく必要もありません。 この場合、まず最初に60dBの騒音を測定して、そのままマイクや感度ボリュームのつまみを動かさずにテープなどで固定しておいてDATの録音をすれば、全録音レベルが相対ではっきりしますから、騒音計の持ち出しも必要ないです。
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RAEでは、各々の騒音を測定し(もしくは、騒音データーを入力し)、合成騒音を計算することが可能でしょうか?
RAを使用すると、WAVEデータが、ランニングACF測定で取り込めますので、WAVE データそのものをマルチトラックの音響編集ソフトで合成してみて分析はいかがでしょう。

この分析システムは、時間経過を分析しますので、また、ピッチ成分やその強さなどの自己相関のパラメーターを計算します。そのΦ(0)が音圧レベルをあらわします。

通常、騒音が10dB以上違えば、小さいほうは無視しても構いません。ただし、そうでない場合は、異なる騒音が相関を持つかどうかによって、計算方法が違いますので、下記の資料をご紹介しますので、ご覧ください。
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マンションで上階からの足音の状況を客観的に評価するために、足音の強度・頻度を記録するといった用途には使えますか? 

 

人間の足音は時間的に短い衝撃音です。これを従来の、時定数の長い追従の遅い騒音計では正確には計測不可能なものです。ところがランニングACF分析で、積分時間を10msecくらいに短くすれば、人間の足音の衝撃音の音圧レベル(騒音値)を測定できます。そのとき算出される音響パラメーターΦ(0)が、音圧レベルです。そのΦ(0)がある値以上になると自動測定できる機能を持った、EAで測定する場合、マンション上階の足音が、どのレベルを示すかわかりませんが、通常20-30dBAの暗騒音の静かなマンションの部屋で、対象の足音を45-50dBAくらいとしてセットすれば、足音に反応して、自動測定できます。衝撃音は一瞬、60dBとか大きなレベル値を分析できる可能性があります。測定開始は最大音圧レベルの1秒前からさかのぼって記録する設定にして使用します。このやり方で充分 足音の強度・頻度を記録するといった用途には使えると思います。

マンションの床は特に板張りの床の場合は衝撃性の音にたいして、防音が難しく、防音を考えた施工の必要があります。

たとえばトイレの流水音もそうですが、最後に金属の弁の閉まるときの音は、非常に短時間ですが、騒音計換算70dBA自動車騒音並みです。違いは、時間が短いからです。また静かなところで発生した場合です。また繰り返して毎回同じ音のため、トイレの音という信号が聞こえてくると、脳が反応します。気になりだすパターンです。脳は時定数的に充分、1/1000秒を聞き分けることができます。(サウンドエンジニアリング ドンデイビス著 音を立てるものが、4CMはなれていて、どちらが前は後ろか、人間の脳は判断できる。これは1/1000秒の到着時間の差が認識できることが証明されています。だから、オーデイオの場合もタイムマネージメントが重要です。時間差はごまかせないのです。

たとえば、ジャンボジェットの中でも人間は寝ることができます。うるさい地下鉄でもそうです。うるさくても慣れてしまえば、練れてしまいますから、ジャンボジェットの中では、暗騒音と、騒音がほぼ同じ大きさです。地下鉄の電車の中もそうです。車の中も、暗騒音と、騒音が同じであれば、人間はだんだん眠くなってくるかもしれません。

ところが、騒音の問題は、静かなところで、相対的に暗騒音が低いときに発生します。また、精神的被害は、音の大きさの暗騒音との相対差と衝撃性などの音圧レベル関連と、信号性(イメージ)に比例しているはずです。

 そのためその部屋の状況下での騒音分析の必要があります。

自分の部屋の天井に防音を施すことでも、防ぐことはできるかもしれません。効果があるかどうかは測定して確かめることができます。

その他としては以下に、 足音のランニングACF分析の Q&A を載せておきます。参考にしてください。

足音のWAVEファイルを。積分時間0.01秒、最大遅れ時間0.005秒、計算周期0.001秒で解析しました。音の始まり(音圧が上昇する時点)から徐々にΦ(0)が減衰していく過程で、τ1は上昇(つまりピッチが下降)、Φ1は下降する傾向が見られました。高周波数ほど減衰が早いためと考えられます。ただ、SAではACFの最初のピークをτ1とするので必ずしもピッチに対応しないということと、衝撃性の音はスペクトルのピークを持たない広帯域雑音なので、これをピッチと呼んでいいのかどうかという問題は残ります。(雑音の音の高低はピッチではなくシャープネスという感覚で表すようです。)http://www.s-iri.pref.shizuoka.jp/tech/elect/el111209.htm 

1)接地音という、0.1秒?0.3秒内で終了する衝撃音を分析する際、今回のようなSAでの分析設定は妥当でしょうか?

回答:積分区間0.002秒というのは短すぎるように思います。なぜなら、この条件で自己相関を計算すると、解析できる周波数の下限が500Hzとなり、それ以下の周波数成分(0.002秒よりも長い周期)を捉えられなくなるからです。A特性の聴感補正を掛けると低い周波数はカットされることになるのですが、それでも100Hz程度までは含めて解析する必要があるのではないかと思います。

その他の条件は妥当だと思います。

2)ピッチが明確な音(φ1)とは、どの程度の数値が出たときに証明できるのでしょうか?

回答:通常、Φ1は0から1の間の値を取り、音に含まれる周期性の強さを表します。送っていただいたデータではΦ1が1を越える場合がありましたが、これはある積分区間内で音の振幅が急激に上昇する場合(今回の場合は衝撃性の音なので特にこの傾向が強いと考えられます。音圧が上昇する時点がこれにあたります。)に見られる現象で、ピッチの明確さを必ずしも反映しません。このようにΦ1が1を越えるデータは除外視して分析してください。

過去に行われたピッチ強度(pitch strength)に関する心理音響実験(注:下記参照)の結果、知覚されるピッチの明確さはΦ1の値と正の相関を持つことがわかっています。つまり、Φ1が大きな値を持つ音ほど明確なピッチを持った音として聞こえるということです。ただし、ここで注意していただきたいのは、「ピッチの明確さ」は相対的な感覚であって、それを表す量というものは存在しないということです。先の実験は、最も強いピッチを持つ音としてピュアトーン(Φ1=1となる)、全くピッチを感じない音としてホワイトノイズ(Φ1=0となる)を比較刺激として聞いてもらい、それらに対する相対的なピッチの強さを調べたものです。ですので、「Φ1がどの程度の値をとる時その音は明確なピッチを持っているといえるか」という質問は、厳密には、「ピュアトーンやホワイトノイズとくらべてどの程度明確なピッチを持つか」ということになります。航空機騒音や自動車騒音を解析したこれまでの経験では、Φ1=0~0.3の場合、かすかにピッチを感じる、Φ1=0.3~0.6の場合、ある程度ピッチの感覚を生じる、Φ1=0.6以上の場合、強いピッチを感じる、という事は言えますが、これはあくまで参考であり、さらに基礎的な研究が必要です。

(注:ピッチに関する心理音響実験について)さまざまなピッチ強度(又はピッチの明確さ)を持つ音を人工的に合成し、それを被験者にきいてもらってどちらがより明確なピッチを持つかを一対比較法で答えてもらうという実験です。

3)ピッチが明確な音のみで、接地音の基本周波数を表してもいいのでしょうか?(0.001秒のデータ一つで、音質を述べてもいいのでしょうか?)

回答:一つのデータのみで音質を述べるのは問題がありそうです。我々はその時間だけに注目して音を聞くのではなく、連続的な音として聞くからです。音質が一定であれば問題ありませんが、今回のように時間的に変動する音を扱う場合は、区間内の平均値と分散(標準偏差)、変化の仕方等を用いて議論するのがふさわしいと考えます。また

4)音の高低(Hz:ピッチ)の比較をするときに、τ1(基本周波数)のデータのみで、接地音の高低の比較を行ってもよろしいのでしょうか?(τ2、τ3、τ4…のデータも必要?)

回答:ピッチの比較をする場合、τ1(基本周波数)のデータのみで十分です。ただし、ピッチはその明確性と合わせて考えなくてはいけないので、Φ1のデータ(ピッチの明確性)も同時に比較する必要があります。

 

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騒音を測定したいのですが、RALで測定できるのでしょうか?このソフトの他に何か部品が必要でしょうか?

 

この問いは、騒音測定にはどう利用すればいいのか?という質問としてもうすこし詳しく騒音測定を追記しておきます。

 騒音計、として使用するためには。

RALなどに含まれるRAのFFTアナライザーは一度騒音計で、校正しておけば、騒音計として使用できます。騒音測定にRAが利用できる利点は、3つあります。

ひとつは、高価な騒音計が手軽に使用できることです。

もうひとつは、音楽用マイク(周波数特性と同時に速度やつながりの音楽性が重視されている)を使用して従来の騒音計では測定できない騒音を測定する場合です。

またもうひとつはその騒音値をコンピューター処理して、分析できる点です。

1。の騒音計として利用する場合は、通常は音楽録音用デジタル対応のマイクを使用して通常はRAのマイク校正で簡単な音圧レベルだけの校正(マイクに特性表がついてなければ周波数特性カーブの登録は必要ない。特性表がついていれば補正をしてもいい。マイクの特性がそれほどよくない場合は、このレベルでは、たとえば低域を20dBなど極端な補正は危険です。)を行います。周波数特性のために極端な補正を行った、マイク補正の設定は音楽録音用には使用できません。

これはあくまで騒音計のマイクとして使用するときのため、騒音値を見るためだけの設定です、通常マイク設定の選択を切り替えて使用します。通常はこの使用法です。

特別に正確性を要求される場合には測定に使用するマイクや、アンプを騒音計並みの性能を持ったものを使用します。当然マイクも周波数特性表がついているので、周波数特性の補正を行います。すなわち正確に、普通騒音計をシミュレートするためには、使用マイクとしては周波数特性にすぐれたコンデンサーマイクが必要です。コンデンサーマイクは周波数特性が非常に優れています。専用のマイクアンプが必要なものが多く、ピストンホーンなどを使用して校正して使用します。大掛かりで、一般の方には、必要ありませんが、マイクやアンプを測定用にすれば大幅に周波数特性を上げることができます。この場合、マイクなどの機器の性能により、測定精度が決まります。

騒音計はコンピューターに接続することができます。その場合リアルタイムな出力はアナログです。コンピューターはマルチプレクサの後に、通常デジタル変換機を持ってるので、普通はアナログのAC出力を接続します。

この方法で騒音計のAC出力を、取り込んで(騒音計をコンデンサーマイク、アンプ)として使用した場合には。これは1・3オクターブ分析とか、3次元表示、ピークレベルや、測定の平均をけいさんする時間などが任意に設定できる高機能な騒音計を所有したことになります。通常そのような高機能な騒音計は、非常に高価なため、たとえそれらが無くても、通常の騒音計でも、それらの分析を自由にできることは非常に便利です。RALのRAに接続しても、それら騒音計に、付加機能として、1/3オクターブ分析の機能を追加した程度の騒音計の機能は、性能的に充分大きく上回っています。ただ機能要求として、1オクターブ分析が必要な場合は、DSSF3のライト以上が必要になります。特にDSSF3に接続した場合には、SLOW、FASTなどの時定数も自動に計算されるため、(通常はFFTサイズと、サンプリングレートで、換算が必要)このような騒音の分野への利用には、DSSF3をお薦めします。

 

2。の従来の騒音計では測定できない騒音を測定する場合は、騒音計などの、周波数特性の音圧レベルだけを測定するためのマイクではない、音楽用マイク(周波数特性と同時に速度やつながりの音楽性が重視されている)を使用して従来の騒音計では測定できない騒音を測定する場合です。たとえば実際の音をマイクを使用して録音した場合に、その音を再生してみて、実際に耳で聞いてみて、自然な感じのする音づくりを、一般の音楽録音用のマイクは重視しています。音響信号の変化を捕らえるときに、変化に対する強さと、周波数特性は相反するファクターです。ピンクノイズや、ホワイトノイズなどの定常信号の周波数ごとの音圧レベルを測定するのと、音楽などダイナミックに変化する音響信号を忠実に録音するのは、違う次元の仕事です。通常マイクや、スピーカーにしろ、ステレオアンプにしても、この問題で、通常は変化に対する対応、つまりスピード(音楽性)を重視しています。

衝撃性の騒音を測定する場合は、騒音計自体が、マイクで音を拾う構造であるために、その音が連続した音であっても。衝撃的な音であろうと、マイクロフォンは無差別に感知して、指示計の指針を振幅させることになる。ところが、指針の振れは、時定数を持ってるから、つまり、指針の振れが遅いから、信号が振れるまでに、信号がなくなってしまうと、測定できない。この場合は、このような騒音計で測定した値は、参考値にととどることになります。従来の普通騒音計では測定できません。この場合は、専用の衝撃騒音計を購入するか、それを、DSSF3などでは、時定数や、サンプリングを設定することにより、また衝撃性の音の分析には、ランニングACFの積分時間を調整することにより、いかなる、衝撃音についても、音圧値(騒音値)をΦ(0)を求めることにより、測定できます。

 

3の騒音値をコンピューター処理して、分析するためには。

また、騒音計のAC出力を、取り込んで、FFT分析、ほか、3次元、オシロスコープなどのリアルタイム測定や、時系列データの記録、データ出力のほか、騒音を音響信号として、音響分析つまり騒音の時間的変化や、衝撃性の騒音、低周波、高周波の分析などをランニングACF分析を用いて行うこともできます。

騒音を測定する場合。時系列データの記録をFFTアナライザーのオクターブバンド分析で、自動記録を行います。それらのデータは騒音パラメーターを求めるために、エクセルなどのソフトに取り込めるようにCSVデータ出力できます。

その他、騒音測定に無人測定とか、音源同定をふくめた応用として、環境騒音計測システムを使用すれば、
環境騒音計測システムに含まれるEAは、たとえば一定以上の大きさの音を受けると、その前後指定秒数を自動で記録することができます。これはいつ発生するかわからない、衝撃性の音を、発生した前に指定秒数さかのぼって計測できるため、測定タイミングを考えなくてもいいので便利です。WAVEデータを残したり、残さずにそのとき、同時に騒音分析に必要な音響パラメータを自動計算して、記録データの容量を大幅に圧縮できます。この機能は、記憶スペースが大きく節約できるため、長時間の大量な測定を可能にします。またそれらの長時間な大量なデータはメールなどに貼付して、送ることもできます。受け取ったデータは、SAでさらに細かな分析可能です。

この応用の航空騒音の測定は、たとえば道路や空港のそばで、手分けして長時間、騒音計測します。カセットレコーダーへの録音データをEAによってバッチで分析しても、リアルタイムにパソコンで測定でも同じです。EAに記録された測定データはRAにより得られたリアルタイムな測定データと同様に、あとでSAを使用して、高度な分析を行うことができます。もっとも統計をとったり、何かの指標を自動的に表示するソフトを開発すれば、航空騒音の監視システムとして利用できるでしょう。

その他。

SAでの分析結果は、MMLIB(電子ファイルソフト)を使用し、簡単にデータベース管理を行うことができます。SAはMMLIBに連携していて、スクリーンコピーボタンを押して、MMLIB出力を指定してやれば、分析値のテキストデータ、測定条件と、画像すべてをワンタッチで、データベース出力できます。

ーーー このソフトの他に何か部品が必要でしょうか?

マイクや、マイクアンプ、校正用あるいは、データ収集用に騒音計、が必要です。


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音響用のオシロスコープですか?電気信号の電流の波形のテストには使えませんか?
Windowsのサウンドミキサーを通じて、あるいは、WAVEファイルを通じて信号を取り込みます。ただ、そのような信号を、FFT解析、その他さまざまな音響解析を行うのは、音響信号には限りません。電気信号も、適切に入力すれば、サンプリング周波数などの制約は受けますが、その範囲で、波形の分析、オシロスコープによる解析を行うことができます。

もっとも簡易にオシロスコープ用のプローブをパソコンに直接つなぐ方法の紹介は

下記サイトをご参照ください。

オシロスコープ用プローブの接続・・・「リアルタイムアナライザー」を電気回路測定に応用
http://www.ymec.com/hp/signal/probe1.htm

 

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外部からの電気信号を取り込むことは可能でしょうか。
外部から電気信号を取り込むには、専門のサウンドカードを使用するか、パソコンのサウンド用のラインイン、。マイクインを使用します。いろいろな測定機器はACアウトを持っていますから、その信号を取り込み、DSSF3などのFFTアナライザー、やオシロスコープで、分析のほか、自己相関などを応用した、高度な音響分析を行うことが可能です。

または、ミキシングコンソールなどのアウトプットをパソコンのラインインに接続して、電気信号を専用アンプで、増幅してミキシングコンソールを経由して入力します。これらは、RAが、Windowsのミキサーを経由して、電気信号を取り込む仕組みになっているので、各種電気信号を、Windowsミキサーで、扱えるように、増幅したり、制限したりして、測定に適切なレベルにするためです。ある程度絞るほうははRAの入力ボリュームでも調整可能。

その他オシロスコープ用プローブをダイレクトにラインインに接続して、オシロスコープとして使用する方法は、

下記サイトをご参照ください。

オシロスコープ用プローブの接続・・・「リアルタイムアナライザー」を電気回路測定に応用
http://www.ymec.com/hp/signal/probe1.htm

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低周波音を1/3オクターブ分析で測定したいと考えています。しかし測定してみたところ、dBはマイナスで表されます。低周波測定器のような数値が出るようにできるのでしょうか?
1/3オクターブ分析の測定グラフでdBがマイナスで表示されるわけは、レベル値の表示を最大値をそのお使いのパソコンの最大入力レベルとして0dBとしています。感度や、性能がパソコンごとにばらばらであるため、基準がないからです。そしてそれから-dBでレベル値を目盛っています。もちろん騒音計などを使用して、補正を行えば、お好きな表示を行うことが可能です。最初にお使いの場合や、補正を解除すれば最大音量0dBとした数字で表示されます。このときパソコンの入力レベルとしてあと10dBゆとりがあれば、-10dB表示されます。騒音計はもちろん較正機能を利用して低周波測定器に較正すれば、同様な表示が可能です。

専門機材を使用しない低周波音の測定分析については、一般音響用マイクを使用して、自己相関を使用した計測例を参考にして下さい(航空機騒音の例)。

専門の機材を使用するであれば、一部高機能な低周波測定器は交流及び直流アナログ信号出力端子付きで、オシロスコープやFFT、レコーダなどを接続できます。それらをパソコンのラインインや、マイク入力につなげば、低周波信号をFFT解析ほか、DSSF3などのすべての機能を試用して高度な音響分析が可能です。

校正については、音響測定入門を参考にしてください。

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RALで既存のWAVファイルを解析したいのですが、どのようにすればいいでしょうか?
RALではWAVEファイルの直接取り込みはできません。Windows Media Player などで再生しながら解析することになります。その場合Windowsミキサーの入力選択をWAVEかミキサーにしてRALのFFTアナライザーを使用して解析します。この場合は内部的にWindowsプレーヤーがいったん、音響信号をデジタルからアナログに変換して、またそれをRALで、再度、アナログからデジタル変換するため、それらの過程で音質が劣化しないように測定の音のレベルを注意してひずまないように取り込む必要があります。 RAD、RAEであれば、ランニングACFでWAVEファイルを直接指定して読み込み、再生してFFTアナライザーで測定できますから心配はありません。DSSF3はレコーダー、プレーヤーを標準装備しているので、オールデジタルではるかに簡単に取り扱いが可能です。WAVEファイルを取り込んだり、測定音を、WAVEファイル記録、外部出力が自由にできます。WAVEファイルを解析するのであれば、DSSF3Lightをお薦めします。
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RAL(リアルタイムアナライザライト)で、ライン入力のアナライザーと、測定用マイクで測定した音のアナライザーを、同時に表示させることは可能ですか?
測定用マイクをマイクアンプ経由でラインの1CH目に入力し、ライン入力を2CH目で利用すれば、L・Rに同時表示されます。 Windows のミキサーが同時に1つしかできないため、RALもそれに影響を受けています。 外部ミキサーを使用すれば、マイクラインをステレオで、同時は無理ですが ミキシングコンソール的に使用することで自由に表示できます。 ステレオの場合やさらに多くを同時表示させたい場合には、パソコンを2台以上の複数台で使用することをお勧めします。
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パソコンにマイクを取り付けて音を拾い、周波数分析(オクターブ分析)を行い、その結果を記録する、ということをしたいのですが、本ソフトをどのように使えばよいのでしょうか。
パソコンにマイクを取り付けて音を拾い、周波数分析(オクターブ分析)を行うことは、音響測定入門のオーデイオ測定や、さまざまなところで計測例がありますのでそれらを参考にできます。

ここでも簡単に説明すると、この測定ソフトはすべてWindowsのサウンドコントロールから音響信号をもらうので、ただインストールすれば動きます。

インストール後、RA(リアルタイムアナライザー)を起動し、入力のチェックボックスをクリックして、ピークレベルモニターを動作させ、入力信号を確認します。

パソコンについているマイクでもインプットデバイス指定でそれを指定してやれば、外の音を取り込んで測定可能です。外部マイクをパソコンに取り付けた場合は、自動的に、内臓マイクが遮断され、外部マイクが有効になりますので、何もしなくてもそのまま測定可能です。

FFTアナライザーのオクターブバンド分析を開いて、スタートボタンを押せば、分析できます。細かい設定の意味や、補正や、サウンド回路の確認などは、後回しにします。そして、データの記録ですが

、記録するについては、測定の波形やグラフを画像として記録する場合、テキストファイルでデータ記録その両方を行います。

このテキストファイルのデータ記録機能はDSSF3のLIght以上で、可能です。FFTアナライザーのオクターブバンド分析の操作画面にデータ記録のボタンがあり、それにより記録間隔時間を指定した自動記録、測定中の好きなときに記録できる、手動記録が行えます。2CHの周波数バンド帯のレベル値を、記録できます。またそれらをまとめてCSVファイル、やテキストファイルの形式で、ハードデイスクや、外部の記録媒体に出力することができます。

画像記録についても測定中にリアルタイムに好きなときに測定グラフを画像記録する機能、スクリーンコピーの機能がDSSF3にあります。これはボタンをクリックすることにより、画像を残せます。連続クリックすれば何枚でも多数の画像を残すことができます。これは比較したり、検討したりするのに便利な機能です。

また、データベースに記録して、測定結果を整理のために、記録する機能はMMLIBという、画像の扱えるデータベースを使用します。DSSF3はMMLIBとのデータのやり取りのための特別な機能を使用できます。具体的にはMMLIBのデータ取り込み画面の操作ダイアログボックスでWindowsCopyのボタンをマウス左ボタンを押したままでドラッグ、そのときマウスカーソルが手の形に変化します、そのまま、ボタンを離さずにRAを実行している測定画面に持っていくと赤い縁取りで、その測定画面が選択されたことが表示されます。指定した後、マウスのドラッグを解除するとその画像が、取り込めます。この機能は、オクターブバンド分析測定のほか、RAのすべての測定で、可能です。FFTアナライザーはもちらん、オシロスコープ、THDアナライザーなどもすべて可能です。

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貴社のホームページ上で、 「クロスオーバネットワーク等の調整はリアルタイムに見ながらでき、スピーカ特性、設置の仕方、向きの調整や、アンプの特性やトーンコントロール、バランスの調整が測定器を見ながら精密に行う事ができる。 また、アンプの直流分の漏れや、歪み、各種故障等を純信号とオシロスコープや3次元リアルタイムアナライザで簡単完璧な診断を行うことができる。」 とありますが、具体的な測定方法を教えてください。
ドン、デイビス著 サウンドシステムエンジニアリングのRAの便利さの説明をお借りした文章です。たくさんのことを一度にのべていますから、具体的にそうするかの疑問は当然と思います。ただ、これを一口に説明するのは難しいです。

クロスオーバーネットワークの調整は、実際に試験信号をスピーカーから出力し、それをオクターブ分析あるいは、パワースペクトラム分析し調整します。スピーカーの調整も、アンプのつまみの調整も同様です。

実際にはスピーカーからピンクノイズなどを出力して1/3オクターブ分析,スペクトラム分析を行い、低域、高域などのバランスやボリュームの調整には1/3オクターブバンド分析を使用し、分岐周波数の周波数成分の微調整などにはスペクトラムアナライザー画面を使用し、実際にピンクノイズやスイープ信号などを出してみて、リアルタイムに、お好みの設定に調整すればいいのですが。クロスオーバーネットワークの調整の仕方です。

その場合、同時にスピーカーから出力される音響信号には、スピーカーの置き方設定の仕方向きなどの影響が入っています。当然それらの条件を変化させれば、測定データが変化します。それを利用して調整します。

たとえば、設置の仕方は、低音成分や、高音成分などの出方に影響します。これは1/3オクターブ分析を行いながら、設置方法をかえてみて、最適な音のバランスの位置、おき方などをを決定します。

また、位相計を使用して、ピンクノイズをモノラルにして2CHのスピーカーから同じものを出力します、それを位相計で、測定すると、周波数の位相の遅れ進みが表示されます。スピーカーではなく内部のWAVEで、測定を行えば、位相の遅れ進みは一切無く1直線ですから、アンプ、スピーカーを使用したときに、左右の信号に遅れ進みが発生したときは、リアルタイムに設置や、調整、補正してやることができます。特に1/3オクターブ分析の各周波数帯域の音圧レベルと、位相を考慮すると、位相だけで、最大6dBの音圧レベルが補正できるため、位相の調整ができる場合は位相の調整を優先すべきです。また、人間の脳は時間差にたいして非常に敏感なため、実は音から、時間を利用して物体の位置や、移動の速度などを計算しているので、時間がでたらめだと、ステレオの音(でたらめな作り物)を聞いてるとすぐわかってしまう。そのため、位相の調整は非常に重要です。位相の調整については、具体的にあまり資料が無く、これからの課題です。

また、プロのかたが、行うスピーカーからスイープ信号を出力し、それを耳で聞いて診断したり(ある程度の熟練が必要か)、3次元表示などで、確認するのも優れた診断方法です。

また、基本的な方法として、マニュアルで正弦波の信号を周波数を変化させ出力し、スペクトラムアナライザーや、オシロスコープで、観察することにより、多くの漏れ、歪み、故障などを診断することができます。

 

詳しくは「音響測定入門」を参考にしてください。

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スピーカーのかわりにダミー抵抗などを使用して、クロスオーバーネットワークの特性を測定できますか。
シグナルジェネレーターを使用して、ラインアウトやヘッドフォーン出力から試験信号をだし。それをネットワークに入力してやることはできます。

そしてそれを、パソコンのラインインや、マイク入力に戻して、測定すれば、スピーカーを駆動している信号を分析することができるのでしょうか。

実際にスピーカーからピンクノイズなどを出力して1/3オクターブ分析,スペクトラム分析を行い、低域、高域などのバランスやボリュームの調整には1/3オクターブバンド分析を使用し、分岐周波数の周波数成分の微調整などにはスペクトラムアナライザー画面を使用し、実際にピンクノイズやスイープ信号などを出してみて、リアルタイムに、お好みの設定に調整すればいいのですが、それだと、スピーカーの性能が加味されるので、クロスオーバーネットワークなどの設計、開発には理想的特性のモニタースピーカーユニットを使用するか?この提案のような、ダミー抵抗をスピーカーの変わりにいれて測定することも可能です。ただ、スピーカーの抵抗成分は、交流に対する、インピーダンスで表されるものですから、完全にはシミュレート可能ではありません。これも未確認ですが。

ただ、クロスオーバーネットワーク設計、テストの初期段階では、実際のスピーカーユニットをいちいちつないでいられませんから、この方法で、分岐周波数、減衰カーブなどとつながり具合を調整したほうがいいでしょう。

そのとき、ピンクノイズや、正弦波テスト信号を使用して、スペクトラムアナライザーを使用してその画面をみながら、周波数特性の調整がリアルタイムに行えます。また時間的応答については、スイープ信号を使用して、3次元表示などで、つながり具合や、スピード応答のスムースさをテストできます。

さらに、ネットワークによる影響をTHDアナライザーを使用して、高調波歪みの測定や、あるいはモノラルのピンクノイズ信号と位相計を使用して、スピーカー駆動電圧信号のレベルでの各周波数の位相の遅れ、進みの測定をおこなうことができます。

これは参考として、ほかのQ&Aからの抜粋ですが。位相も重要です。

 位相計を使用して、ピンクノイズをモノラルにして2CHのスピーカーから同じものを出力します、それを位相計で、測定すると、周波数の位相の遅れ進みが表示されます。スピーカーではなく内部のWAVEで、測定を行えば、位相の遅れ進みは一切無く1直線ですから、アンプ、スピーカーを使用したときに、左右の信号に遅れ進みが発生したときは、リアルタイムに設置や、調整、補正してやることができます。特に1/3オクターブ分析の各周波数帯域の音圧レベルと、位相を考慮すると、位相だけで、最大6dBの音圧レベルが補正できるため、位相の調整ができる場合は位相の調整を優先すべきです。また、人間の脳は時間差にたいして非常に敏感なため、実は音から、時間を利用して物体の位置や、移動の速度などを計算しているので、時間がでたらめだと、ステレオの音(でたらめな作り物)を聞いてるとすぐわかってしまう。そのため、位相の調整は非常に重要です。位相の調整については、具体的にあまり資料が無く、これからの課題です。

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リアルタイムアナライザを入力ラインとして3機設置した場合、地震の震源地特定のプログラムのように、音源の特定は可能なのでしょうか?
2chマイクの測定であれば、相互相関を分析すると、音源の方向は出ます。 (τIACC) しかしそれ以上は、これだけではケースによるのでいまのところ、なんともいえません。しかし2CHの相互相関を応用して方向情報考えると、音源の場合は、無指向性マイクを使用して、平面方向に360度を3セット(2セット)で、分担し、同様に垂直方向も180度を3分割して、2個のマイクで縦方向を分析すれば、垂直方向は1セットで、大丈夫です。大体3-4セットあれば方向情報からの音源の位置特定は可能です。マイクではなく、地震計などのデータが多チャンネルアンプ、DAコンバーターなどから入力された場合、EA(環境騒音システムに付属)を使用して、自動計測が可能とも考えられます。まだ、この分野は未確認ですが。
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歯科で、患者さんの発音の変化を測定したいと考えています。 そのためには、周波数、ピーク、dB...など、何を測定すればよいのでしょうか。 また、RAL、RAD、RAE、DSSF3などいくつかある音響測定ソフトのうち、どの製品が適当でしょうか?
DSSF3をお薦めします。

1.通常は、DSSF3のFFTアナライザーの記録機能を使用して、患者さんの音声を自動記録して、治療前のデータを記録しておきます。

2.記録したデータは、A特性を使用して、1/3オクターブ分析、スペクトラム分析を行います。スナップショット機能を試用して、MMLIBなどを使用して測定画像を患者さんごとの、治療時期ごとの画像を分類保存、発音、発声で、重要なパターンを分類し測定しておきます。

3.治療後に、前と同様な測定を行い、それらをデータベースに保存し、画像などを比較して診断します。

音声、発声などが著しく変化すれば周波数領域での変化、あるいは異音などを実際に耳で確かめながら、診断することが可能と考えられます。

もっと精密な測定が必要な場合は、通常、パワースペクトラムや、1/3オクターブ分析の分析結果を見ても良くわからない場合は、パワースペクトラムのサウンドアナライザーによる精密分析として

RA(リアルタイムアナライザー)を使用して高時間解像度なFFT分析を行い、そのパワースペクトラムの微妙な違いを、コンピューター分析を行うことがSA(サウンドアナライザー)との連携をおこなうことでできます。これはRAのランニングACF測定を使用して行います。RAで取得後、いったんデータベースにストアして、SAで、分析を行います。SAで条件を与えて計算させると、結果表示から、1msec単位のパワースペクトラムグラフそのものや、WAVEデータの振幅の時間グラフや、(DSSF3のみの機能です。)自己相関を使用した、ACFグラフ表示や、音圧レベルの時間変化や、ピーク周波数や、ピーク周波数の遅れ時間など、音響パラメーターが計算されます。

時定数などを決定する積分時間などの計算条件、計算ピッチや、分析遅れ時間などの出力条件を変更して再計算を繰り返して、求める分析結果が得られる計算条件を調べていきます。なぜなら、未知の音響信号は、計算条件からして何が最適かわからないからです。それがわかれば、分析ができたのと同じことになります。それを繰り返して分析を行います。

これはリアルタイム測定ではなく、データを取っておいて、細かく分析する手法になりますが、コンピューターの力をフルに活用する形での分析となります。

この分析をおこなえば、パワースペクトラムグラフの複雑な非常に小さな違いを、デジタル数値の違いとして扱えるので、この精密分析を使用すれば、発音の差は、明確に可視化されると思います。

発音の差の可視化は、音響測定入門の日本語音声の分析を参考にして下さい。

それらデジタルデータはSAで比較検討したり、外部ソフトにも、CSVデータ出力できます

有効と思われるデータとしては、音圧レベルや、ピークや、ピークの遅れ時間など、正確にいえば分析方法は、分析対象により異なります。基本は同じです。基本の説明はランニングACFの説明や、自己相関の説明を参考にしてください。

下記のレポートをご参考になさって、パワースペクトラムのサウンドアナライザーによる精密分析としての発声の時間的な音量の変化や、ピーク音量時の、音の高さや、そのピッチの強さ、残響成分や、発声の基本周波数音についての高さや、そのピッチの強さ、残響成分、第1、第1フォルマント周波数の音の高さや、そのピッチの強さ、残響成分を調べられると いいと思います。発声が変化すればそれらの値が変化します。

パワースペクトラムのサウンドアナライザーによる精密分析では出力データが級数的に増加しています。どこまでそれらが、活用できるかは、奥が深いですが、たとえ、そのときすぐには、解決法がわからなくても、データをすべて残しておくと、蓄積されたデータから、先行き発見解決があるかもしれません。それにはMMLIBなどのデータベースを使用すると、効率よく、データを整理して記録が可能です。



日本語音声の分析1・・・母音(あ)の基本周波数、フォルマント周波数の測定
http://www.ymec.com/hp/signal/voice1.htm

またDSSF3のEAを使用(あるいはRAE)、測定が楽にできます。EAの使い込みには慣れが必要です。

最初はRAのランニングACF測定を使用し、慣れたら、EAを使用しての自動測定を行います。それは一度設定や、仕組みがわかれば、非常に簡単です。

EAの計測事例はトイレの流水音の自動測定例しかありませんが、それらをまねしてみると、理解はむつかしくはありません。

SAによる分析は、分析パラメーターの数や大量分析値の比較や分析機能の点でRADにくらべて最新のDSSF3は大きく改善されています。

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子どもの夏休みの自由研究で使用したいと考えています。 蝉などの虫の鳴き声について、声の高さ、波長の長さの個体差の統計を取りたいと思い、オシロスコープが適しているのではないかと考えたのですが、こういった目的に、このソフトは使用できますか? また、とりあえず試用してみたのですが、専門的な用語「レベル」「掃引時間」「ディレイ時間」「トリガ」等々が全く分からないので、全くの素人でも実際に使えるのかと不安になりました。専門的な用語の意味や、単位やグラフの見方など、子どもや素人にも分かるように教えていただけないでしょうか。

-----専門的な用語「レベル」「掃引時間」「ディレイ時間」「トリガ」等々が全く分からないので、全くの素人でも実際に使えるのかと不安になりました。専門的な用語の意味や、単位やグラフの見方など、子どもや素人にも分かるように教えていただけないでしょうか。

オシロスコープなどの機能の学習には

実際にRAを使用してパソコン付属のマイクなどを使用して、RA付属のオシロスコープを動かしてみます。そうしながら「レベル」「掃引時間」「ディレイ時間」「トリガ」などの自動指定の、チェックをはずして、マニュアル操作可能にして、それらのスライドバーを適当に上下に動かしてみて、測定表示波形の変化を確認してみます。

とえばRALをインストールして、マイクに向かって声を出し、オシロスコープで、波形を見たり、シグナルジェネレーターなどで、実際にいろいろな機能を試してみて、それをFFTアナライザー、あるいはオシロスコープで分析し眺めているといろいろなことが実感できます。その学習の仕方が一番だと思います。逆に測定システムを使用しないで、測定や、測定の意味、音響パラメータの意味を伝えるのは、至難の業です。自己相関、相互相関なども、実際にリアルタイム相関を測定してみることが、理解の早道です。実際にどう試していいかわからないときに、たとえば各種設定とか、基本的な操作の仕方とか、音響測定入門をまねしてください。そういう使用法をお薦めします。お子様や素人の方でも、大丈夫です。やってみてください。

もっと深い学習には、インターネットの検索で、たとえばオシロスコープのみを専門に、解説したHPがあります。そういったところで、調べてみられると、オシロスコープの専門用語の意味が解説されています。

音響測定入門
http://www.ymec.com/hp/signal/

-----蝉などの虫の鳴き声について、声の高さ、波長の長さの個体差の統計を取りたいと思い、オシロスコープが適しているのではないかと考えたのですが、こういった目的に、このソフトは使用できますか?

向いていると思います。オシロスコープの利用も有効ですね。1/3オクターブ分析、スペクトラムも有効です。

少し高度になりますが、自己相関を応用した測定も有効です。もしも興味があれば歯科治療後の発声の変化のQ&A例などを参考にしてください。

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パワースペクトルをスイープ入力で測定すると、低域と広域(20~20Kz)で15dBもレベル差が出てしまいます。スポット入力では1dB以内でしたが、原因は何でしょうか?
スイープ入力は、ピンクノイズと同様なフイルターがかけてあります。高域のスピーカーを壊さないためです。1/3 オクターブ分析すれば、平坦になります。
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Windowsか、ドライバーの問題でプログラムがハングしたらどうすればいいですか?
WindowsXPの場合、taskkillというコマンドがあるので、
 C:\>taskkill /F /IM pcaudio.exe
と入力してください。

Windows2000や、その他のWindowsなどの場合は、よく起こる場合は同様な機能なものがフリーソフトなどにありますので、それらをご使用してください。

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突然、英語版のフォントが変わって、ウィンドウが大きくなってしまった。
「DSSF3」英語版で使用しているフォント(MS Sans Serif2)が、RALやRAEなどのほか他のソフトをアンインストールしたときなどに、同時に削除されて、それが必要なDSSF3のフォントが大きくなってしまうことがあります。 フォントを登録し直すこともできますが、確実な方法は、もう一度最初からインストールして、オンラインアップデートをかけることです。それでもライセンスは消えません。データはセーブしてから行ってください。新規インストールすると、データがサンプルデータに上書きされます。

その場合はデータをバックアップアップを取って、今までお使いの古いソフトを完全に削除して、新しい持ってきたバージョンのインストールを行います。その後、バックアップを取ったデータを戻してください。データのバックアップにはお使いのプログラムのインストールデイレクトリのデータフォルダーの中全部が必要です。

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プログラムを起動させると、「サウンド機能が使用できません」というダイアログが表示されて、プログラムが起動しません。
通常のWindowsのサウンド機能が正常に動作しているときは、普通にインストールすればそのまま正常に動作するはずです。たとえば購入したままのマシーンにそのままインストールすれば確実に正確に動作するはずです。それでもエラーになる場合は、なにかが変わっている可能性があります。たとえばオーディオのプロパティを開いたときにミキサーデバイスが使用可能になっていないなどの不備があると「サウンド機能が使用できません」というエラーが出ます。プログラムがミキサーを使用する関係上、「サウンド機能が使用できません」というダイアログが表示されて、プログラムが起動しません。特殊なサウンドドライバーをインストールして、あえてWindowsの標準サウンドドライバーを入れていない場合などです。通常はありえません。自作CPUのパソコンシステムや、特殊なサウンドドライバーを使用していたマシーンにインストールした場合におこります。

その他の場合としては、お使いのWindowsに完全にインストールできない可能性があります。Windowsのオンラインアップデートおよびたとえばインターネットエクスプローラーを最新にしていただくと、測定システムのインストールに必要な、Windowsインストーラーが最新になりますので、それで、完全にインストールできるようになります。

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プログラムをスタートさせようと、ショートカットをクリックしましたが「PcAudioLT.exeは、キャビネットファイルData Cabで見つからないためインストールできません」というメッセージが表示されて、プログラムがスタートできませんでした。 どうすればよいでしょうか?
何かの都合でそういう基本的なエラーが起こったときは、一度、完全に削除してから、もう一度新規にダウンロードしてインストールする必要があります。

再び起こるときは、お使いのWindowsに完全にインストールできない可能性があります。たとえばインターネットエクスプローラーを最新にしていただくと、測定システムのインストールに必要な、Windowsインストーラーが最新になりますので、それで、完全にインストールできるようになります。


この場合、登録情報は残るはずですので、再インストール後に登録番号を要求された際は、登録番号は、以前発行して通知された登録番号を入力してみてください。もし以前の登録番号が拒否された場合は、ymec@ymec.comまでその旨をご連絡ください。

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オンラインアップデートを行ったところ、プログラム開始時に「licence.dllが見つからない」とエラー表示されてしまうようになりました。
何かの都合でそういう基本的なエラーが起こったときは、一度、完全に削除してから、もう一度新規にダウンロードしてインストールする必要があります。

再び起こるときは、お使いのWindowsに完全にインストールできない可能性があります。たとえばインターネットエクスプローラーを最新にしていただくと、測定システムのインストールに必要な、Windowsインストーラーが最新になりますので、それで、完全にインストールできるようになります。

その場合はデータをバックアップアップを取って、今までお使いの古いソフトを完全に削除して、新しい持ってきたバージョンのインストールを行います。その後、バックアップを取ったデータを戻してください。データのバックアップにはお使いのプログラムのインストールデイレクトリのデータフォルダーの中全部が必要です。

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ソフトの内容に関する文献などはありますか?
参考文献たとえばドンデイビス著のサウンドシステムエンジニアリングなどのほか、騒音と振動のシステム計測 北村恒二著 や、騒音、振動 子安 勝著 をはじめ音響測定入門に,引用のたびにあげている各専門書、ですが、、相互相関IACC、自己相関ACF(τ1、τeなど)や、大脳聴覚理論にもとづく拡張音響パラメータについての専門分野は、下記の文献を挙げておきますので、ご参考になさって下さい。

建築音響学 安藤四一著 シュプリンガー・フェアラーク東京

コンサートホール音響学 安藤四一著 シュプリンガー・フェアラーク東京

以下のURLには、DSSF3にかかわる論文や学会発表の資料がまとめてあります。

開発元:吉正電子株式会社の「研究、論文、学会発表」
http://www.ymec.com/doc/study/

以下のURLには、自己相関、相互相関などの大脳聴覚理論にもとづく音響解析についての論文や発表が収められています。

神戸大学名誉教授 安藤四一先生
http://www2.kobe-u.ac.jp/~mcha/ando/ando.html

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オンラインアップデートとは何ですか?
お使いのソフトを最新の状態に更新する機能です。インターネットに接続している状態で、ヘルプメニューから「オンラインアップデート」を選んでください。更新されたモジュールがあればダウンロードして更新してくれます。

DSSF3などは、インターネットの環境でお使いの場合はお使いのたびに、できるだけ行ってみてください。インターネット環境でお使いでない場合は、DSSF3ニュースなどを見て、必要な更新が行われたときには、そのたびにお好みによって、更新されたものにしてください。インターネット環境で、御使用でなければ、ほかのインターネット接続マシーンを使用して、ハードデイスクに保存したダウンロードファイルをそのままMOなどの大容量の外部媒体を使用してインストールファイル(数メガバイト)をそのまま持ってきて、セットアップインストールを行います。その場合はデータをバックアップアップを取って、今までお使いの古いソフトを完全に削除して、新しい持ってきたバージョンのインストールを行います。その後、バックアップを取ったデータを戻してください。データのバックアップにはお使いのプログラムのインストールデイレクトリのデータフォルダーの中全部が必要です。やはりンターネットに接続してのオンラインアップデートが簡単です。その場合は、システムに必要な部分のみが更新されますので、データのバックアップは必要ありません。

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現在、SA 5.0.5.6を使用しています。ACF測定、環境騒音のデータについて、音響パラメータの画面でスペクトル(周波数特性)が表示されますが、これはどのような設定で計算されるのですか?具体的には、使用している窓関数の種類、FFTサイズ、オーバーラップさせるデータの割合(%)について教えてください。
SAではすべての計算が「計算条件」ダイアログで設定された条件に基づいて行われます。ご質問のスペクトルに関する設定は、ランニングACFという枠内にある積分区間、計算周期、という項目で、以下のように求められます。

FFTサイズ(サンプル数) = 積分区間 * サンプリング周波数

オーバーラップの割合(%) = (積分時間 - 計算周期) / 積分時間

積分区間と計算周期はともに時間(秒)で設定されるため、実際のFFTサイズ(サンプル数)は、積分時間にサンプリング周波数を掛けた値となります。また、データのオーバーラップ区間は、積分時間から計算周期を引いたものとなります。なお、取り込んだデータのどの部分が実際に計算されているかは結果表示画面上のグラフ表示部分(波形表示)に水色で示されますので一度ご確認ください。下の例は積分区間=0.5sec、計算周期=0.1secで計算された結果で、上が0.1秒、下が0.2秒の時点での波形表示です。

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ソフトの購入方法、購入手続きの流れを教えてください。
まず、ダウンロードサイトからインストーラをダウンロードしてください。インストールして動作確認をした後、YMEC Store 購入ページにて購入手続きをお願いします。クレジットカード、振込み等、複数の支払い方法から選択できます。また、メールによる購入申し込みも承ります。メール件名を「XXXXの購入希望」として、ご氏名、商品名、数量、ご希望を shop@ymec.comにお送りください。

その後ユーザー登録手続きを行ってください。入金確認後、登録番号の発行をもって、お客様への商品納品とさせていただいております。

以下の手順にてお取引いただけるよう、よろしくお願いいたします。

[1] 振込み


[2] 連絡メール送信
お振込が完了した後、下記の4点を当方までメールにて必ずご連絡ください。
(1) ご氏名
(2) 振込日
(3) 振込先銀行
(4) 振込名義人
(5) ハードキー ( *登録番号生成に必要です。半角でお願いいたします。

*「ハードキー」確認方法
http://www.ymec.com/store/jp/register.htm
実際に御使用のパソコンにインストールしてプログラムを御試用後、取得した「ハードキー」をお知らせください。ハードキーとは、ユーザー登録ダイアログに表示されている8桁の数字です。ハードキーは、インストールしたマシンごとに異なります。本ソフトウェアのライセンスは、1台のコンピュータでの使用のみ有効ですので、もし本ソフトウェアを複数のマシンにインストールしていた場合、登録後に本ソフトを稼動させるマシンのハードキーをご確認下さい。


[3] 「登録番号」受け取り
こちらでご入金を確認できましたら、ソフトウェアの登録番号を連絡いたします。万が一、振込後の連絡メールを送信していただいた後、3日以上経っても、当方からの通知がない場合、お手数ですがお問合わせください。

ハードを買い換えた時、また、何かの都合で再インストールが必要な時は、その旨をメールにてお知らせください。折り返し連絡させていただきます。

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代金支払い後、ハードキーをメールで送ったのですが、待っていても、登録NOのメールが届きません。
YMEC Storeからの返信メールがスパム対策のフィルタリングではじかれていたというケースがありました。当方で使用しているメールアドレスは YMEC以外のものがあります。

できるだけ ymec.com を使用しますが、万一メールが届かない場合はお手数ですが、再度連絡してください。また、ウイルス対策に、特殊な、対策をしてる場合は、それを連絡しておいて下さい。

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現在、RAE(バージョン2.0.0.1)を使用してカーオーディオの調整を行っています。以前は、マイクで集めた音をマイクアンプを通してパソコンのマイクコネクタに繋いでいました。先日ローランドのUA-1Xを購入したのでUSB接続で使いましたが、RAEの入力切替をしてもUA-1Xは選択できず、マイクの音もソフトで解析できません。ホームページを見ているとUA-3を使っている例も見られるのですが、どのようにすれば良いのでしょうか?また現在UA-25の購入を考えていますが、使用できますか?
 新たにUSB機器のドライバをインストールした場合、アプリケーションをインストールしなおすと動く場合があります。Windowsのインストーラーがアプリケーションをセットアップする際に、パソコンの最新の情報に合わせて自動的にインストールするからです。

ローランド(エディロール)の製品に関して言えば、今までのサポートでは、UA-X1は入力では使用できないという報告が多いようです。UA-3も普通につないだだけでは、使用できないようです。UA-5は完全に動きます。UA-25などほかの機種はやってみないとわからない状況です。

また、以前のバージョンであるRAL、RAD、RAEでは動作しなかったが最新のDSSF3ではうまく動作したというケースもあります(TEAC、TASCAM US-122)。これは、DSSF3が直接サウンドカードを指定できるように新規開発されているからです。

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自動車内での騒音測定の為に機材とソフトの購入を検討しています。当初機材のレンタルを考えましたが、貴社のホームページで、ビデオカメラに市販のマイクを接続することにより測定可能と判りました。必要な機材はビデオカメラ、外部マイク、PCおよび接続ケーブルでいいのでしょうか?騒音計も必要でしょうか?
 ビデオカメラを使用(自動車騒音分析テスト3)しているのは測定の状況を同時に記録しておくためです。ビデオがなくても測定は可能ですが、あれば 測定の状況を同時に記録できるため、後で楽です。

また騒音レベル(dBA)の測定にはマイクの入力レベルを校正する必要がありますので、騒音計もしくは音響校正器が必要になります。騒音計は、AC出力をパソコンにつないで測定、解析が可能(操作マニュアル、4.騒音計を接続した測定方法を参照)ですので、マイクのかわりに騒音計を購入されてもいいかと思います。

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自動車内での騒音測定にDSSF3を使用することを検討しています。以下の項目を測定する予定ですが、DSSF3 Lightで可能でしょうか?それとも上位バージョンが必要でしょうか?
  • ・騒音源の検討(エンジン、排気系、駆動系、ロードノイズ)
  • ・車体(車種)による差
  • ・吸音材の影響 等
測定ソフトはDSSF3フルシステム・バージョンか環境騒音計測システムをお薦めします。

騒音の周波数分析、オクターブバンド分析が主な用途であればLightでも可能ですが、今回のように測定項目が多岐にわたる場合、SAが必要です。測定自体よりも、測定結果のデータベースの作成が重要で だからです。Lightでは解析の収拾がつかなくなり、かえって手間取るかもしれません。データの再現性、信頼性を考えると、Realtime AnalyzerでランニングACF測定後、Sound Analyzerで詳細な周波数特性を表示、分析結果をMMLIBでデータベース化しながらの作業が最適だと思います。測定データが蓄積されると、大きな研究財産が生まれます。MMLIBは画像データを非常にコンパクトに高速に多量に扱えるので測定ソフトとの併用を薦めします。

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貴社のホームページで、リアルタイムアナライザーの記事を発見しました。興味があり、基本的な事が先ず知りたいのすが、具体的にマニュアル等、簡単に内容を把握出来るものがあれば教えていただけますか?
ソフトに関するマニュアルは、すべてホームページ上で公開しています。以下のページをご覧ください。


リアルタイムアナライザ(RA) http://www.ymec.com/manual/ra/
サウンドアナライザ(SA) http://www.ymec.com/manual/sa/
環境騒音アナライザ(EA) http://www.ymec.com/manual/ea/
ソフトウェアのヘルプメニューからもオンラインマニュアルとして閲覧できます。


また、PDF等のマニュアルが欲しいという要望も多数頂いているのですが、最新バージョンは頻繁に更新されているため、PDF版のマニュアルは参考として

RA    http://www.ymec.com/dl/audio/dssf3j_ra.pdf

SA    http://www.ymec.com/dl/audio/dssf3_sa.pdf

EA          http://www.ymec.com/dl/audio/dssf3_ea.pdf

 

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