▼DSSF3バージョン5.2.0.17
64ビット版 リリース
VERSION 5.2.0.17(64bit)
DSSF3E64.EXE 7.5MB
従来の32ビットを64ビットバージョンにかえると、データファイルはそのまま、音響分析などの
データ量の制限がなくなるため、レコーダーや、アナライザーの性能が格段にあがります。
その分CPUやメモリーの性能が要求されますが、解析力を格段に高まります。データは従来のデータがそのまま使用できます。
▼DSSF3バージョン5.2.0.17
ひとつの登録NOで3回までインストールし有効にすることが可能ですというのは、
DSSF3
98USD
DSSF3 LIGHT
39USD
DSSF3
11800円
DSSF3 LIGHT
4600円
▼DSSF3バージョン5.2.0.16
ランニングACF測定 SA 機能追加。
・
内部の処理バッファが192kHzだと小さすぎて処理が間に合って
いない可能性がありますので、バッファサイズを拡張しました。
▼DSSF3バージョン5.2.0.16
RA SA ランニングACF 測定不具合修正
SAのACF測定グラフ(の一部)に拡大表示機能を付けました。
ACFのグラフの中でSHIFTキーを押しながらマウスを左クリックして
ドラッグするとその範囲を別ウィンドウに拡大表示します。また、そ
の範囲をドラッグすることで位置を変更できます。
▼DSSF3バージョン5.2.0.15
ランニングACF測定 SA 機能追加。
・ACFのグラフ上で右クリックすると、その位置から音を再生します。
(クリックを放すと止まります)
・その時に「マーカー追加」(Add
Marker)というメニューが表示されます
ので、それを選択するとその位置にマーカーを設定できます。
・設定されたマーカーはグラフ上部に緑の三角で表示されますので、それを
右クリックすると再生、編集、削除できます。
▼DSSF3バージョン5.2.0.14
RA SA ランニングACF 測定不具合修正
DSSF3のSAで15秒しか表示されない不具合について対応しました。
RAのACF測定でも長時間測定すると波形のグラフ表示がおかしくなる問題が
ありましたので、それも修正しておきました。
▼DSSF3バージョン5.2.0.13
RA SA マニュアル更新。
DSSF3のマニュアルを更新。
▼DSSF3バージョン5.2.0.13
インパルス応答測定 機能追加
・DSSF3のインパルス応答測定画面に「オフセット時間」
の設定を追加し、マシン固有の遅れ時間を補正できる
ようにしました。
▼DSSF3バージョン5.2.0.12
RA SA 測定の自動記録機能追加
メインウィンドウに「自動記録(Auto
Rec)」ボタンがありますので、
そこで保存先のフォルダと入力・出力どちらを保存するかの指定を
行ってください。以降、測定ごとに自動的にそのフォルダにファイル
が保存されます。(拡張子は.wavdssfです)
読み出しはレコーダでそのファイルを読めます。(レコーダのウィンドウに
ドラッグ&ドロップも可能です)
▼DSSF3バージョン5.2.0.11
RA HELP PDF WEB 更新
RAのヘルプファイルとPDFファイルを更新しました。
。
▼DSSF3バージョン5.2.0.10
RA SA インパルス応答処理 修正強化。
インパルス応答測定時 応答ファイルを保存時のタイトルの長さについて。
入力時に文字数を制限するようにしました。
タイトルについては半角30文字、全角15文字までです。
録音再生機能を使って、録音してある音源ファイルを開き、FFTアナライザの
位相差を使った際、開いた音源ファイルで最初と終わりを指定して、一部の位相差を見ようとすると、
位相差表示範囲(開始位置)を指定すると1/2の確率で左右の音が入れ替わってしまう
不具合を修正しました。
▼DSSF3バージョン5.2.0.9
RA インパルス応答処理 修正
インパルス応答が遅れ時間=0の時に最大値を持っていた場合、計算
途中でエラーを起こすことがありました。またRAとSAのインパルス
応答のグラフで、上記のデータの場合に-1~1の範囲を超えて表示さ
れてしまう不具合もありましたので修正しました。
▼DSSF3バージョン5.2.0.8
RAとMMLIB の連携強化。
RAの画面をMMLIBに転送する機能を追加。(RAメニューバー > ツール > MMLIB への転送)
この機能は測定中、あるいは測定終了時に実行できます。
※使用前に別プログラムの設定ユーテイリテイで、MMLIB のパスを設定しておく必要があります。
マルチWindowsで実行中には、全ての測定WindowsをMMLIBに画像転送できます。
従来の転送と異なる点は、測定画面だけでなく、設定や測定権も、すべてが画像として扱える点です。
画像ファイルの名前は、転送日時で登録されます。
▼DSSF3バージョン5.2.0.7
フォントサイズ設定機能を追加。(RAメニューバー > ツール > 設定)
フォントサイズ変更ショートカットキーの追加。(Alt + ↑上矢印 / ↓下矢印)
フォントサイズを変更することで、測定画面のサイズ変更が可能になりました。
※フォントサイズ設定に合わせてスクリーンサイズが自動調整されます。
画面解像度によって、文字や測定画面が見づらかった問題を解決する事ができます。
▼DSSF3バージョン5.2.0.5
ACF測定のリアルタイムグラフ表示の機能強化。
対数目盛と、スケールの固定機能を、リアルタイムACFグラフのτe に追加。
▼DSSF3バージョン5.2.0.4
周波数特性の校正に追加された、絶対値表示機能の不具合を修正。
▼DSSF3バージョン5.2.0.0
PCAJ3.exe 6.8MB
http://www.ymec.com/dl/audio/PCAJ3.exe
今回はメジャーアップデート 今までお使いの方は従来のソフトを削除して、新規インストールしてください。
RAおよび全般の機能追加
1.FFTアナライザーで、測定中にそのまま設定 条件が変更できるように、操作をリアルタイムに変更しやすいように、機能を追加しました。Level
RangeとFreq Rangeについて、スライドバーを付けました。FFT
Analyzer画面でLevel RangeまたはFreq
RangeのAutomaticをoffにして、UpperまたはLowerのテキストボックスを右クリックするとスライドバーが現れます。
2.スピーカーなどの周波数特性測定への要望から、FFTのモードで校正したマイクの情報を周波数ースイープで測定する周波数特性にも反映させ周波数特性で音圧を絶対値表示(dB)する機能を DSSF3に周波数特性の校正(絶対値表示)機能を入れました。
3.測定結果などユーザーデータのバックアップ リストア機能
具体的にはバックアップ/リストア機能は、RAのツール(Tools)メニューに追加されました。これはデータベース全部をバックアップするもので、インストール後、もしくは、データベース全部もしくは、一部が壊れた場合、リストアにより、バックアップ時のデータを復元するものです。バックアップはコメントをつけて、保存できます。バックアップの日時は自動記録されます。、リストアはデータを選択して、復元すことができます。
4.プログラムの初期化機能(プログラムの windows 表示条件 文字の大きさや、各種設定値、をや、設定値をすべてインストール時の状況に戻す)を追加しました。初期化機能は、設定ユーティリティ(Setting Utility)に機能追加しました。DSSF3は、起動時に各種設定値を読み込むため、初期化機能は、DSSF3を終了して、初期化します。そして次にDSSF3を起動したとき、初期化されています。初期化には、測定データと、プログラムの初期化の2種類があります。FFTアナライザなどを起動時に、表示Windows が、開かない(見つからない場合)などは、初期化により、戻すことができます。さまざまな環境で、主に複数デイスプレイを使用する場合に、おきる問題です。
5.WAVE 24ビットをリード、ライト ともに可能にしました。24bit対応については、影響範囲がシステム全体に関わっているため、プログラムの全面的な改修が行われました。具体的には今までは16bitでしか入出力できませんでしたが、入出力デバイスが24bitに対応していれば自動的に24bitでデータの入出力を行います。(各ウィンドウの下部に動作中のビット数が表示されます)また、内部的には常に64bitの浮動小数で計算を行っていますので、計算中に精度が失われることが無いようにしてあります。waveファイル出力も16bitと24bitの選択を可能にしました。
6.測定結果のデータ保持機能については、周波数特性と歪率計で測定グラフを残したまま再度測定を行えるようにしました。
SAのライセンスにかかわる機能追加
7.インパルス応答測定をするとき、従来、RA で測定、ファイルを保存したのち, SA を起動して、分析してきました。今度、RA
でのインパルス応答測定後ただちにその測定結果に対する分析を行える機能を追加しました。この結果、インパルス応答測定時に、直接分析結果を見ながら、測定の良し悪し、残響時間などから正確にチェックができるようになりました。 リアルタイム化が実現して、必要な量だけ、測定精度を高めながら、現実的に精度の高い測定が容易にできるので、非常に使いやすい測定ツールになりました。インパルス応答画面で測定後、右下にある「SA起動」(英語版は「Launch
SA」)ボタンをクリックするとSAが起動し、計算条件設定後、結果を表示します。
注意事項 録音再生機能で読み込めるwaveファイルのサイズには下記の制限がありした。waveファイルのファイルサイズが1GBを超えるものを読もうとするとプログラムが強制終了することがあります。それ以下のファイルサイズであっても読み込める最大時間は36分程度となります。使用上注意する必要があります。
DSSFでミキサーを表示する方法は、下記を試してください。コントロールパネルからオーディオデバイスの管理(サウンド)を開く。「録音」タブをクリック。枠の中の白いところで右クリックし、「無効なデバイスの表示」にチェックを入れる。ステレオミキサー(サウンドカードにより名称は異なります)が表示されればOK。もし表示されても無効状態ならそれを右クリックして有効化する。
▼DSSF3バージョン5.1.0.10
プログラムのバージョンは変わりません。2009/11/17 PCAJ3.exe 3.7MB
http://www.ymec.com/dl/audio/PCAJ3.exe
2010年1月のインストーラーの 更新時のハードキーエラー表示される不都合を修正しました。
▼DSSF3バージョン5.1.0.10
オンラインアップデート可能。各種プログラム修正をおこないました。
▼DSSF3バージョン5.1.0.9のダウンロード開始
・FM音源作成機能
シグナルジェネレータで「波形(Wave)」を選択して「編集(Edit)」ボタンをクリックすると従来の手動編集とFM音源がタブで選択できるようになっています。
・歪率測定で2ndHDと3rdHDの表示
歪率測定は、歪率測定(THD Analyzer)ウィドウで周波数スイープ(Frequency Sweep)または、レベルスイープ(Level Sweep)を選択したときに、左下の表示設定(Display Setting)でTHD(全高調波歪率),2ndHD(第2次高調波歪率),3rdHD(第3次高調波歪率)を選択できるようにしました。
・オシロスコープの校正機能
オシロスコープは、右側のレベル設定(Level Range)に校正(Cal)ボタンを追加して、クリックすると校正ウィンドウが開きます。そこで既知のレベルの信号を入力してその値を入力すると、オシロスコープの目盛りが校正されます。
RAのFFTアナライザにおいて、周波数範囲を限定して解析する場合のピーク検出の表示値は、 表示範囲内のピーク値を表示する。
RAの各機能(FFTアナライザ/オシロスコープ/周波数特性/ひずみ率測定/インパルス応答/ACF測定)のウィンドウのサイズを任意に変更できる機能を追加しました。通常のウィンドウのように四辺や四隅をドラッグできます。(右下をドラッグしやすいようにステータスバーも付けました)
・WAVE ファイル 24ビットwaveファイルの読み込み
2008 /2/1
▼DSSF3バージョン5.1.0.1のダウンロード開始
今までのバージョンの使用者は、新しいVISTA対応はは今までのプログラムを一旦アンインストールして、再度新しいプログラムをインストールします。(その場合ユーザ登録は引き継がれます)。
OSをVISTA対応にしたために、プログラムの構成が変更になりました。1.設定情報や測定データの保存はユーザ別のディレクトリに行うようになりました。2.win.iniへの書き込みは行わなくなりました、。3.オンラインアップデート時はどうしてもC:\Program Filesにあるプログラムを更新する必要があるため、その時だけは管理者権限で実行する必要があります。(その時には確認ダイアログが出る)4.ハードキーはインストール時に設定しまたユーザ登録情報はユーザ別のレジストリに書き込むようになりました。
・画面をWindowsXPスタイル対応にしてみました。コントロールパネルの「画面」のプロパティでデザインを「WindowsXPスタイル」にしておくと、ウィンドウ内のボタンなどが、設定したスタイルになります。(Windowsクラシックスタイルに設定した場合とWindows2000以前のOSでは従来どおりの表示になります)
・ASIOドライバ対応を行いました。WindowsにASIOドライバがインストールされている場合、メインウィンドウのデバイス選択(Sound Device)でそのドライバを選択することができます。ASIOドライバはドライバ名の前に[ASIO]が付加されて表示されます。(例:[ASIO]EDIROL UA-5)ただしASIOドライバを使用した場合は以下の制限があります。・メインウィンドウの入力装置(Input Device)を選択することはできません。また、入力ボリュームも設定できません。・複数のASIOドライバがインストールされている場合、入力と出力で異なるASIOドライバを選択することはできません。・同時に複数の入力及び出力を行うことはできません。ただし入力と出力それぞれひとつずつでサンプリングレートが一致している場合に限り同時実行可能です。例えばFFTアナライザとオシロスコープはそれぞれ入力を行うので同時に実行できませんが、シグナルジェネレータとFFTアナライザは出力と入力なので、両者のサンプリングレートが一致していれば同時実行可能です。
・周波数特性測定機能を加えました。メインウィンドウに周波数特性(Frequency Resp.)ボタンを追加しました。測定方法は、・周波数スイープ(Frequency Sweep)・スポット周波数(Spot Frequency)・ピンクノイズ(Pink Noise)の3種類があります。周波数スイープ(Frequency Sweep)は連続的に周波数を変えながら測定します。最も滑らかな曲線が得られる利点があります。スポット周波数は段階的に周波数を変えながら測定します。測定中の周波数だけを抽出するフィルタを用いていますので、ノイズの影響が少なく、最も正確な結果が得られます。ピンクノイズはピンクノイズをFFT分析して測定します。一度の全周波数の特性が見られる利点があります。
歪率測定機能(THD Analyzer)に画面コピーボタンを追加しました。(周波数特性測定機能にもあります)
・ヘルプ機能を付け加えました。各ウィンドウの右上に「?」ボタンを付けて、それをクリック後、ボタンやプルダウンをクリックするとその説明が表示されます。RAのメインウィンドウのヘルプ(Help)メニューに「Help File」を追加しました。実行するとヘルプファイルが開きます。
そのほか、
・DSSF3のRAのFFTと、THD Analyzer にファイル出力機能をつけました。[RA]
2006 /9/11
▼DSSF3バージョン5.0.8.Xのダウンロードおよびオンラインアップデート開始
・FFTアナライザの測定画面を複数同時表示できるようになりました。またそのウインドウはサイズ変更も可能です。[RA]
簡単 タブ・ダブルクリック or タブ・ドラック 操作。
FFTアナライザの左上のタブをクリックしてそのまま移動させるか、ダブルクリックすると画面が独立したウィンドウになり、複数の画面を同時に表示できるようにしました。また、そのウィンドウはサイズ変更も可能です。開いたウィンドウの右上の閉じるボタンをクリックすると元に戻り
ます。ドラッグを途中で中止したい場合は、ESCキーを押すか、マウスを右クリックしてください。 プログラム終了時にも、終了時点での測定画面の位置と大きさは記憶されます。
・ サンプリング周波数 192kHz [RA]
サンプリング周波数 192kHzに対応しまし た。またシグナルジェネレーターもサンプリング周波数の1/2 までの周波数が出力可能になりました。
・ シグナルジェネレータのシグナルジェネレータのトーンで、周波数をスピンボタンと上下矢印キーで1Hzずつ変更できるようにしました。[RA]
矢印キーは周波数をクリックしてから、押してください。同様に、ノイズ出力の時間差もスピンボタンで、0.1msecずつ変更、シグナルジェネレーター機能全般についてスピンボタンの採用により精密な変更ができるようになりました。
・ FFTアナライザーの窓関数に Flat Top window を追加しました 。[RA]
・ シグナルジェネレータのスイープで出力レベルのスイープ amplitude sweep も可能にしました。[RA]
・ シグナルジェネレータのピンクノイズのどの時間差機能で LR時間差を従来の-+10msecから最大-+1秒まで調整幅を広げました。[RA]
・ FFTアナライザの右下の部分のレイアウトを一部変更しました。
・"Time Range"と"Octave Band"、"Numbero of Data"と"Color Scale" は以前は同じ場所にモードにより切り替えて表示していましたが横に1段増やして隣の位置に常に表示するようにしました。相互相関の"ACF"と"CCF"にズームのスライダがありましたが、ケプストラムでも使うため独立させました.
・ 自動停止機能をつけました。 [RA]
指定した秒数経過すると自動的に停止します。(0に設定すると停止しない)
DSSF3 RA, FULL, ENV の機能として・クロススペクトル・コヒーレンス関数・ケプストラムを加えました。
2005 /10/15
▼DSSF3バージョン5.0.7.Xのダウンロードおよびオンラインアップデート開始
・FFTアナライザ及びオシロスコープのチャネルモード追加[RA]
従来モノラルとステレオだけだったチャネルモードを拡張し、モノラル、ステレオ、Lチャネルのみ、Rチャネルのみ、LRの差分の5つを選択できるようにしました。
・ シグナルジェネレータで任意の波形を出力する機能を追加[RA]
シグナルジェネレータの「波形」タブで波形を編集し、最大5個まで任意の波形を登録することができます。波形を編集しながらリアルタイムにその音を出して、オシロスコープやスペクトルで確認することが可能です。登録した波形は、トーンやスイープなどの波形選択プルダウンからも選択できるようになっています。
・ FFTアナライザで左右別々に校正できる機能を追加[RA]
左右のチャンネルで別々の校正データを使用できるようにしました。
・ 問題点修正[RA]
RAで出力したwaveファイルのフォーマットに一部間違いがあり、Windows標準の「サウンドレコーダー」や一部の波形編集ソフトでそのwaveファイルを読み込めなかった不具合を修正しました。
2004 /11/16
▼DSSF3バージョン5.0.6.Xのダウンロードおよびオンラインアップデート開始
・ FFTアナライザーに 1/6, 1/12, 1/24
オクターブ分析を追加RA]
RA(リアルタイムアナライザー)において、FFT分析結果のリアルタイム表示の機能強化として、オクターブバンドで1/1, 1/3, 1/6, 1/12,
1/24 をプルダウンメニューから選択できるようになりました。また100Hz,1kHz,10kHzの位置を灰色の帯で表示するようにしました。
・ リアルタイムアナライザーのSpectrogram表示を追加 RA]
RA(リアルタイムアナライザー)において、FFT分析結果のリアルタイム表示の機能強化として、周波数別の音圧レベルの長時間の時間測定を行うために、従来の3次元表示のWaterFall
表示とは別に、レインボーカラーと、グレーカラー表示が選択できるスペクトグラム表示機能が加わりました。
・操作系機能修正 [RA]
インパルス応答、ACF測定中はウィンドウを
誤って閉じられないようにした。また、たくさんの測定画面等を重ねて開いたときに、メインウィンドウのオシロスコープ等の起動用のタグボタンにマウスカーソルを持っていくと
、そのウィンドウ に切り替える機能を加えました。
・ オシロスコープ強化 [RA]
オシロスコープのレベル調整(Level
Range)に連動(Interlock)を追加し、表示にはゼロレベル表示を加え、レイアウトはシグナルジェネレータやFFTアナライザに合わせて変更になりました.
・ プリセット機能追加 [RA]
RAを起動してからプリセットダイアログで呼び出さなくても、デスクトップ上のショートカットアイコンからプリセット(画面ごとの大きさや位置の関係、開き方、設定などの測定条件などをプリセットボタンですべて保存できる)された状態で、ダイレクトに起動できるように、プリセットにショートカット作成ボタンを追加しまし
た。測定目的単位に、ショートカットを作成するなどの応用ができます。
・ レコーダー機能の強化 [RA]
レコーダで入出力同時に実行された場合に、選択された方が記録され、入、出力どちらか一方しか実行していない場合は指定に関係なく実行されている方が記録されます。
これにより、シグナルジェネレーターのパルス出力を使用して、スピーカー出力し、マイク入力の録音により、スピーカー、マイク間の距離測定や、パルス波形から、残響時間の測定などの応答測定ができるようになりました。
・ グラフ表示機能の強化 [SA]
SAでズームボタンを 従来128倍から、最大512倍まで設定できるようにしました。
・ 不具合修正 [RA]
FFTアナライザでモノラルの状態で位相差を表示した後、他の表示に切り替えるときの不具合を修正しました。
2004 06/14
▼SA 他システムからインポートしたインパルス応答の48KHzの場合32ビットと16ビットフォーマットの場合のTsub計算の修正。
DSSF3のみの機能として、他システムのインパルス応答のデータを使用して、SA分析を行う場合、いろいろな問題が考えられます。この処理は、従来システムのデータを救うためのもので、あくまでRAを使用して、測定結果の正確性のためにインパルス応答測定を行っていただくことを推奨しています。ただ、今現在、問題が報告されていないので、あえて推奨しないという必要がないかもしれません。一般的に自分以外の他システムのすべてに対して、対応や保障することは、テストの不可能さに加えて、それ自体が大仕事であり難しい点があります。ただ本来標準的なデータのインポート、イクスポートの機能は基本的に重要で、WAVEファイル出力した場合、インパルス応答をWAVEで、実際に聴くこともできます。たまたまこの機能を利用すれば、他システムのデータを取り扱うことが出来るため、WAVEの各種フォーマットに対して機能できるように機能追加しました。今回の修正はRA以外の他システムで、取得したインパルス応答をSAで分析した場合の、WAVEファイルからのインパルス応答計算処理の修正 (WAVEからのTsub 計算の修正) waveファイルからインパルス応答を取り込んで計算をした場合に、そのwaveファイルの録音時間によって一部、48KHzの32ビット、16ビットフォーマットの場合にTsubが正しく計算されない場合が見つかったので、修正対応しました。
2004 06/06
▼SA CSV出力のアップデート
5.0.4.xで追加したパラメータ(G,T20,T30,・・など)のデータが正しくCSVに出力されない障害が見つかり、修正し出力されるように修正しました。(画面表示は正常)
▼SA インパルス応答のふたつのSPL計算の計算値の補正
M系列法とTSP法で測定したインパルス応答のSPLの絶対値が異なる件については、元々計算方法が異なるため一致するという仕様にはしてませんでしたが、両者の併用を行ったり、比較検討時の利便性から、なるべくなら一致している方が望ましいと思われるため、TSP法のほうの計算を補正するように修正しました。
2004 05/28
▼READMEのアップデート
2004 05/21
▼ダウンロードプログラムのサイズをコンパクトに変更
DSSF3 Ver.5.0.5.x のインストーラは今回から、Windows95など、プログラムインストーラを持っていないバージョンのためのいまやほとんど必要ない専用のインストールプログラムを入れないようにしたため、サイズがコンパクトになりました。
日本語版:3.03MB 英語版:3.05MB
2004 05/12
▼DSSF3バージョン5.0.5.Xのオンラインアップデート開始
RAの測定画面サイズを画面ごとに変更できるようにしました.メニューの「ツール(Tools)」で各ウィンドウのフォントサイズを設定すると、それにあわせて測定画面の大きさが変わります。また
・トーン(Tone)に周波数レンジ(Frequency Range)の切り替え、プリセット機能(Setボタンを押した後プリセットボタンをクリックすると設定されます)、位相差などの機能。
・ノイズ(Noise)にブラウンノイズ(Brown Noise)と時間差機能。
・合成(Synthesis)機能。
・音階(Scale)機能を追加しました。
等シグナルジェネレーターの機能を全面的に強化しました。
2004 03/17
▼DSSF3バージョン5.0.4.2のダウンロード、オンラインアップデート開始
RA ランニングACFをステレオで測定した場合、またはステレオで録音されたWAVEファイルを読み込んだ場合にACFのグラフ表示が実際の半分の周期で表示されるという不具合を修正しました。
それとともに従来CPU負荷を減らすため半分に間引いて計算していたものを、パソコンのCPUの計算能力が高くなってきているので、2倍にひきあげました。
2004 03/15
(参考) なお、管理者権限が無いユーザがインパルス応答などデータファイルにアクセスしようとするとエラーダイアログが出ますが、これはDATAフォルダにアクセス権が無いためですので、DATAフォルダ内の全てのファイルにアクセス権を与えてやればアクセスできるようになります。
2004 02/24これを新規にインストールせずに修正する場合にはDATAフォルダ(通常はC:FilesJ または、C:FilesE)内のACPARAM.DBF を削除した後、SAで計算をし直すと、修正されます。
SAで再計算せずに、、ユーザーが、古い計算結果のまま、そのまま開くと、MTF STIひょうじのところでエラーを起こしました。この修正として未計算の場合はMTF/STIは表示しないようにしました。
2004 02/16
▼DSSF3バージョン5.0.4.1のダウンロード、オンラインアップデート開始
▼SAのシュレーダー積分グラフに回帰開始終了レベルの表示
・SAのシュレーダー積分グラフのX軸の時間軸上に従来はTSUB60の範囲 0dBと、-60dB が緑色の垂直な点線で示されていましたが、今回、回帰、開始点と、回帰終了点を表示するように変更しました。これはTSUB60を自動計算するとき、これによりTSUBの計算で、回帰終了レベルを自動にしたとき、どこまで回帰したかがグラフ内に表示されるようになりました。
・SAによるインパルス応答分析で、残響特性に関するパラメーターの1オクターブもしくは1/3オクターブの2CHの周波数帯域別の表示グラフで、従来のSPL、A-Value、Tsub、IACC,τIACC,WIACCのParameter1の右CH,左CH、平均表示機能に、Parameter2としてラジオボタンのチェックボックスで切り替えて同様に分析表示できるように組み込まれました。
▼SAの音響パラメータの明瞭度STI, RASTIの計算方法の変更 STI_male, STI_female,追加
・音声明瞭度の指標であるSTI(Speech Transmission Index)とその簡略版であるRASTI(Rapid Speech
Transmission Index)は、MTF(Modulation Transfer
Function)に基づいて計算される。今回STIとRASTIの計算方法を修正し, それに男声:女声で異なる重み係数を与えたSTI_male,
STI_female, を追加しました。
▼SAにアウトプットCSVボタンを追加
・SAによるインパルス応答分析で、インパルス応答や、残響時間、相互相関などのすべての分析画面に共通表示される右上のボタンに、アウトプットCSVボタンを追加しました。これは従来SAのメインウインドウのパラメーターのプルダウンメニューのアウトプットファイルの命令と同じです。使いやすいように、分析画面にも追加しました。
なお機能的には新規追加の音響パラメーターもすべてCSVで、出力できるように変更されました。
200312/01
▼DSSF3バージョン5.0.3.4 のダウンロード、オンラインアップデート開始
200311/25
▼FFT計算アルゴリズムの刷新による計算高速化 [RA, SA]
200311/20
▼データベースの64ビット化により最大2000ギガバイトの データを保存可能
DSSF3は測定時の音響データをWAVEファイルとしてデータベースファイルに保存 しますが、最近のバージョンアップでレコーダー機能を標準装備したため、非常に多
くのデータを保存する必要が生じてきました。
そこで、測定時にWAVEデータや測定結果などが保存されるデータベース(BINファイ
ル)が従来の32ビットから64ビットに拡張されました。これにより、最大2000ギガバ イトまでのデータを保存できるようになりました。
RAE、RAD、MMLIBのデータベースは通常インストール時点では32ビットの ままです。そのままでも2ギガバイトまでのデータを保存できますが、DSSF3を一
度インストールすれば、これらのソフトでも64ビットデータベースが利用でき、最大 2000ギガバイトのデータを保存できるようになります。
200310/20
▼オクターブバンド分析データの記録、保存機能を追加 [RA]
RAのオクターブバンド分析にデータ記録機能を追加しました。記録間隔を指定して測 定
結果を自動記録し、テキストファイル(CSV形式)で出力します。そのためにFFTアナ ライザ画面に「データ記録(Data
Rec.)」というボタンが追加されました。クリック するとデータ記録ウィンドウが開きます。機能の使い方はRAリファレンスマニュアルでご確認ください。
200310/09
▼リードミーファイル(README)を更新
2003/09/03
▼DSSF3バージョン5の最新版(Ver 5.0.2.0)をオンラインアップデー ト、ダウンロード開始
2003/07/11
▼左右、2CHの相対位相の測定機能を追加 [RA]
FFTアナライザ(RA)に位相差表示機能が追加されました。
2003/07/07
▼DSSF3のインストーラーと、オンラインアップデートを最新版(5.0.1.0)に更新
2003/07/02
▼サウンドボード サンプリングレートチェック方法の変更 [RA]
一部の機種では指定可能なサンプリングレートが表示されない場合があったため、それに対処しました。
▼ランニングACF解析結果表示 [SA]
グラフの指定の場所をクリックすると、その赤丸のポイントの位置のデータが読めるようになりました。
2003/07/01
▼ランニングACF解析結果表示 [SA]
分析結果のグラフは指定したポイントに赤丸が表示されます。他のパラメータやACFに切り替えても、赤丸のポイントと、分析データのテーブル表が扱いやすいように改良しました。
▼ランニングACF 音の時間波形とスペクトル [SA]
分析結果のグラフ表示に音の時間波形とスペクトルを追加したことによって解析しやすくなりました。
2003/06/25
▼MTF/STI表示 Modulation Transfer Function、Speech Transmission Indexの自動計算機能 [SA]
SAによるインパルス応答の分析時にMTF/STI表示の画面を追加しました。ここには従来の残響分析のように、オクターブもしくは1/3オクターブ分析のバンド帯、全周波数でのMTFのグラフ表示と、2CHのSTI(明瞭度指数)の計算値が自動計算表示され、MTF/STI関係の明瞭度の分析が簡単にできるようになりました。結果表示画面についての説明はSAプログラムマニュアルをご覧下さい。
1947年,FrenchとSteinbergが提案した音声明瞭度指標Articulation Index (AI)
は,伝送系の周波数領域における歪から明瞭度を予測・評価するものである。室内における残響やエコーなどの時間領域での歪みと明瞭度との関係はAI)ではよく説明できない。1980年,HoutgastとSteenekenはMTFをもとにして残響やエコーなどの時間領域での歪みが明瞭度に及ぼす影響を解明し,Speech
Transmission Index(STI)を提案した。室内における明瞭度の予測・評価の方法を明確に示したMTF-STIは,今世紀の音響学のトピックである。
(中島 立視 Tatsumi Nakajima 竹中工務店 技術研究所 主任研究員 学博 日本音響学会誌第57巻1号特集 2001年1月)
2003/06/16
▼同定時の音響パラメータ表示 [EA]
同定処理は最小τeで行っていましたが、メインウィンドウの表示が最大SPLのまま、その部分を表示していたのを修正しました。
2003/06/12
▼Windows98、NTでの動作の問題 [RA][SA][EA]
開発環境をVisualStudio.NETにしてから(DSSF3バージョン5から)ファイルダイアログ関係の関数の仕様が変わっていたためWindows98/NTではファイル選択ダイアログが開きませんでした。(2000/XPではOK)Windows98/NTでも開くように対応しました。
2003/05/28
▼FFTアナライザーの時定数 [RA]
RAのFTアナライザの平滑化(Smoothing)に時定数をmsec、sec、等秒数で設定できるようにし、その中にはfast(125msec)/slow(1秒)の規格も選択できるようにしました。
2003/05/01
▼同定条件(EA)、分析条件(SA)に相互相関関数の音響パラメーターを加味 [SA][EA]
EAは同定条件に相互相関関数の音響パラメーターのIACC,τIACC、(方向空間情報)WIACC(周波数情報、音源の見かけの大きさ)を加えました。それにより、τIACCとしては、方向情報が加わることにより、たとえば方向情報で同定するならば、相手の音源の方向が決まっていれば、その音源が違う音を常にたてても、同定できるようになりました。静止した物体、たとえば生体を静止した状態で測定した場合、位置による同定が可能になります。環境騒音で応用すると「道路騒音は道路の方角から到来するだろう」「港の騒音は海の方角だ」「工場のプレスの音は固定」といった判断ができます。一方、移動する物体はその速度、位置を計算することも可能です。次のパラメーターのWIACCは、音源の幅とも周波数情報とも考えることができます。そこから常に周波数が同じもの、あるいは、含まれる周波数成分の分布情報が同じ物を同定したり、明らかに外れたものを外すことができるようになりました。IACC(左右の音響信号の相互相関度)は
0 や 1 といった雑音(マイク近辺の雑音には方向性のなく相互相関度 1
や、測定システム内部の片CHだけのノイズは極端な相関度ゼロといった数値を出します)はエラーとして省きます。マイク自体の雑音、測定装置内の雑音すら判別できそうです。(DSSF3バージョン5.0.0.7)
SAにも同様な騒音計測からの相互相関分析の音響パラメーターの分析を加えました。これはEAに相互相関からの音響パラメーターを同定条件に加えた機能追加から、必然的にそれを精密に分析するSAにも同時に機能追加が行われました。純粋な測定環境での測定にはRAで済みますが、実際の測定環境、肺音の測定時にも、心音は止められないとか、実世界の音の測定時に、長時間に渡りランダムに発生する音を自動測定する場合、必要な機能をEAに追加してきました。今となっては「環境騒音測定システム」という名前は、かえって印象として機能を限定しすぎているでしょう。(DSSF3バージョン5.0.0.7)
▼「環境騒音測定システム」のレコーダー機能 [EA]
ランニングACFの自動計算機能が外せるようになりました。EAの「測定」のプルダウンメニューに「自動計算」という項目が追加されました。そこがチェックされていれば今までどおり、自動的に計算しますが、チェックを外すと、最低限の録音開始の条件だけ計算して、基本的に必要な部分のみの録音だけを行います。これを使用すると、長時間にわたって監視して、測定したいものだけを録音するような、高度な制御が可能なレコーダーとして使用できます。
▼「環境騒音測定システム」もWAVEファイルから入力可能に [EA]
WAVEファイルから音響パラメータ測定も、同定の試行も可能になりました。DSSF3の「環境騒音システム」(EA)はランニングACF測定の後に、EAで分析してみることにより、音源のテンプレートの情報や同定試行が手軽に何度でもできるようになりました。音源としてWAVEファイルを利用すれば、何度でも同じ条件でデジタル処理ができます。リアルタイム測定は計算を簡単にして、録音に重点をおき(設定次第でランニングACF計算の負荷が減らせます)あとでバッチ処理で正確な同定を行うことができます。インターネットを介して遠隔測定、分析を行う場合、端末は測定に専念して、分析はホストマシンで行うという応用も可能です。これらは、すべて最先端の測定のための機能アップになります。もちろん生体音響研究には必要な機能です。DSSF3バージョン5.0.0.7のみの最新の機能です。
2003/03/24
▼waveファイルのサンプリングレートに自動調節 [RA]
レコーダー機能は、いったんWAVEファイルなどをレコーダーにLOADしてあれば、FFTアナライザーや、オシロスコープの測定スタートにあわせて自動再生します。この機能はWAVEファイルから直接デジタルデータを取り込んでオールデジタル測定を目的としています。そのとき従来はFFTアナライザやオシロスコープの設定サンプリングレートを正しく合わせてやる必要がありましたが、自動でWAVEファイルのサンプリング情報で測定できるようになりました。
2003/03/19
▼レコーダー機能の録音再生の設定ボタンをラジオボタンに変更 [RA]
レコーダー機能は、再生時にはWAVEファイルからの直接の測定を目的としています。そのためレコーダーウィンドウを開いた後に、まず録音にしようするか、再生に使用するかのモードを設定します。その後FFTアナライザーを起動すると、そのスタートにあわえて録音なりを自動でおこないます。また、いったんWAVEファイルなどをレコーダーにLOADしてあれば、そのスタートにあわせて自動再生します。レコーダーに再生するデータがあるかどうかで、このモード切替スイッチが使用可能時にだけ設定できるようにソフト制御され、ラジオボタン化されました。
現状レコーダーを使用しての再生時には、デジタル測定のためには、レコーダーのデータのサンプリング周波数にあわせて、FFTアナライザーなどのサンプリング周波数をあらかじめ同じに設定しておく必要があります。そうしないと正しく再生できません。現在改良中ですが注意が必要です。
2003/03/17
▼画像処理連携ソフトとしてのMMLIBの一般機能追加 [RA][SA][EA]
RA/SA/EAで測定画像を保管、印刷するために取り込む場合、直接MMLIBでクリップボードから画像を取り込めるようにしました。音響測定ソフトに限らず、すべてのWindowsアプリケーションの画像を手軽にデータベース化、印刷が可能になりました。MS
OutlookなどのメールやFAXの添付画像もクリップボードを使用して、ワンタッチで取り込むことができます
▼MMLIBとの特殊連携処理追加 [RA][SA][EA]
MMLIB
1.0.4.8以後のデータ入力ウィンドウの「ウィンドウコピー」ボタンをクリックしたまま、DSSF3の測定ウィンドウなどに手の形のカーソルを重ねると、ウィンドウ内が青い線で囲まれます。その状態でマウスボタンを離すとウィンドウの画像がMMLIBに取り込まれます。(くわしくはこちらをごらんください) また、マウス操作だけで無段階の拡大表示できますから、お好みのサイズでカラー印刷が可能です。
▼RAシリーズ バージョン2のMMLIB連携機能 [SA]
SAからMMLIBへ測定データをワンタッチで取り込み機能と、論文やプレゼンなどに便利な(音響測定入門などの計測事例などでのおなじみの)グラフ画像組み合わせ機能が、RAシリーズのバージョン2では標準となりました。MMLIBはすべての音響測定ソフトにとって標準画像データベース、画像処理ソフトとなりました。
2003/03/15
▼インパルス応答測定「自動レベル調整」「自動リトライ」使用時の測定時間を短縮 [RA]
自動レベル調整が設定されているときには、プログラムはインパルス応答の測定に先立ち、まず最初レベル調整のためのテスト測定を行ってきました。そのとき実際の測定時間を使用して行ってきましたが、これにかかる時間を短縮するために、実際の測定時間の設定にかかわらず、あらかじめ設定用の短い信号を使用してレベル調整するようにしました。
自動リトライについては従来はインパルス応答測定時に、測定の正確性をみるために、2回測定して、それぞれテスト測定データと本番測定データの相互相関をとり、ピークの位置のずれをチェックしました。その場合、同期加重が4回の場合は4回を2度繰り返して、比較したものを、1回の短いテスト測定と、同期加重4回の本番の測定で、正確性をチェックするように変更しました。相互相関の結果としてピークのずれが大きい(=反射音の時間的なずれが大きい)場合は再度、ピークのずれがなくなるまで自動で測定を繰り返します。これら今回の改善により、自動機能と同期加算を多用して、より短時間で精度の高い測定が可能になりました。
2003/02/27
▼ マニュアル測定時間の変更 [EA]
EAでマニュアル測定モードの時に 、1回に何秒測定するかについて (MaxSampling Time)
への入力値を変更しても、従来は一旦マニュアル測定を終了させて再起動しないと書き換わらなかった点を、サウンドカードが複数同時オープンする機種も、一度にひとつしかオープンできない機種も容易に変更可能になりました。
2003/02/26
▼ インパルス応答の表示グラフ [RA][SA]
インパルス応答グラフは従来、縦線で表示してきましたが、波形で表示するようにしました。
▼ 表示位置とズームの固定 [SA]
データをグラフ上で表示させる位置や、ズームなどの拡大倍率を、次データ、前データボタンをクリックしてデータを切り替えて参照するときに、グラフの表示範囲(ズームの位置と倍率)を固定させ、同一条件表示でより多くのデータを比較できるようにしました。
2003/02/16
▼ 録音モニターのリアルタイム表示機能 [RA]
RAのレコーダーでの録音時のモニター用の表示窓は、測定終了後に書き換えを行っていましたが、測定中にリアルタイムにモニター表示できるように変更しました。これは、録音機能がCPUの性能、サンプリングレート、メモリー(測定時にはプログラムは音のデータを直接メモリーに読み込みます。メモリーがなくなると、Windowsのキャッシュとしてディスクへ書き込まれます)によるのですが、CPUにはさほど負荷にはならないためです。上級クラスのパソコンであれば数パーセントのため、使いやすさを重視しました。
2003/02/14
▼ .net 対応「DSSF3 バージョン5」発表
DSSF3の「バージョン5」は「バージョン3」とは独立してインストールされます。両方ともインストールしておくことも可能です。ただし、インストール時に測定データを消去する可能性がありますので、大切な測定データは事前にバックアップを取っておいてください。インストール後、Setting
Utilityを使って、従来使用していたデータフォルダを指定すれば、以前のデータを引き継ぐことができます。
入出力デバイスの選択ボックスが今までのひとつから3つに増やされ、最新Windowsマルチメデイア環境での複雑な、拡張サウンド機能に対処しサウンドカードを複数さしている場合の選択もできるようになりました。サウンドカードは入力側だけではなく出力側も別個に指定できるようになりました。また最小化ボタンがつきました。
ピークホールド機能を有効にしました。また、サンプリングレートの選択では、パソコン内蔵のハードウェアを調べて、可能なサンプリングレートを選択できるようになりました。標準で最大96KHzまでのサンプリングに対応しました。このDELLのInspiron7500の例では、今までの44KHzのサンプリングレートに加えて88.2KHz、64KHzが選択可能です。
FFTアナライザに1/1オクターブ表示が新たに追加されました。
重ね合わせ(残像)機能が追加されました。オシロスコープもサンプリング周波数96KHzまでに対応しています。リフレッシュレートは、ちらつきの少ないレートを採用し、目視しやすくなりました。また、オシロスコープでスイープ時間が短い場合に最大16倍までの自動倍率制御のオーバーサンプリング手法を用いて波形を滑らかに表示するようにしました。
任意の長さのwaveファイルを読み込めるようにしました。従来は、残響時間に応じて決まっている時間にぴったり合った時間のwaveファイルしか取り込めなかったのを、任意の長さのwaveファイルを使用できるようになりました。waveファイルの長さは、制限ありません。
インパルス応答とランニングACF測定で使用可能になりました。サンプリングレートはパソコン内蔵のハードウェアに対応して、96kHzまで選択可能にしました。
従来はファイル等は、プログラムのローカルな固定デイスク環境におかなければいけなかったのですが、.net環境でインターネット、ネットワークファイルも選択できるようになりました。
データベースも、選択して使用することが可能になりました。それによりネットワーク上に研究テーマ単位のデータベースを個々に構築したり、それらを自由に選択できます。
RAには、従来のシグナルジェネレーター、パワースペクトラム、オクターブ分析、1/3オクターブ分析、リアルタイムACF、IACF分析のほか、3次元表示、オシロスコープ、インパルス応答、ランニングACF測定のほか、新たに歪み率計が加わりました。
バージョン3では、ランニングACF測定のみに組み込まれていたレコーダー機能ですが、新しくメニューを用意しました。その結果、同時に動作させることで、音の記録、再生、編集などの機能が、すべての測定機能と同時に使えるようになり。シグナルジェネレータや、1/3オクターブ分析、オシロスコープ、リアルタイムなACF、IACF測定や、3D表示なども、このデジタル入出力機能を使えば、音の劣化がなくデジタルで直接やりとりできるようになりました。録音時間は10分くらいまで可能です。表示は9秒までですが、録音終了後、書き換えられます。これは、CPUの負荷を軽減するための書き換えの省略です。
2003/01/30
▼ プログラムマニュアル、Q&Aなどマニュアルの閲覧機能強化 [RA][SA][EA]
Online Program Manual、PDF
Manual、Q&Aを表示するためのメニューを追加しました。RAではアイコンのプルダウンメニューに、SAとEAではHELPメニューに加えました。バージョン情報にはProductsURL、Company
URL、問い合わせメールのリンクも追加しました。Online Program
Manual、Q&Aはブラウザで常に最新のものを参照することができます。PDFファイル(Adobe
Acrobat形式のマニュアル)をダウンロードしておけば、屋外などインターネットに接続できない環境でも参照することができます。
▼ FFTアナライザーに機能名称を変更 [RA]
RAのメニューボタンの左から2番目は"Realtime Analyzer"となっていますが、プログラム名と紛らわしいので"FFT
Analyzer"と変更しました。
2002/12/10
▼ インパルス応答測定および分析の改良 [RA][SA]
インパルス応答測定時の両端のフィルターに起因するノイズ軽減のため、FFTサイズを拡大し、フィルターを改良しました。以前のデータが RA,
SAで開けないときは、分析条件を与えて、SAで再計算させることによりデータが使用できるようになります。
▼ 環境騒音データの分析結果のMMLIBワンタッチ登録機能追加 [SA]
SAで環境騒音データを分析後、MMLIBが同時に起動されていれば、ワンタッチで測定データをMMLIBにデータ登録できる機能を追加しました。これで、インパルス応答、ランニングACFと並びすべての年月日、時分秒、設定、グラフ画像及びカンマ区切りの分析値のすべてが、一瞬でMMLIBにデータ登録できる機能が揃いました。
2002/12/05
▼ TSP (Time-Stretched Pulse) [RA]
インパルス応答測定機能に従来のM系列信号を使用するもののほか、TSP (Time-Stretched Pulse)
を加えました。インパルスのエネルギーを時間軸上に分散させたTSPを使用し、その応答データを取得後,分散したエネルギーを元に戻してインパルス応答を計算します。M系列、TSPの選択をチェックするのみで従来とまったく同様に使用できます。測定後のSAでの分析は従来のM系列信号を使うインパルス応答と同じです。
▼ 1/3オクターブバンド分析機能拡張 [RA]
1/3オクターブバンド分析で、平均の指定時間(1秒ー10秒、測定終了まで)を指定すればその時間内の平均値(移動平均)を表示できるようになりました。
▼ 相対レベル設定機能 [EA]
EA(環境騒音計測システム)には2つの測定方法があります。(1) マニュアルスタート:測定時間を決めて測定を開始、指定時間測定。(2)
オートスタート:設定した音圧レベルを超えたときにトリガーがかかり、指定時間の測定を繰り返す。測定開始条件の音圧レベルは、騒音値やプログラムの音圧レベル表示で指定してきましたが、さらに容易にするため、相対レベル設定機能を追加しました。たとえば20dBにセットしておくと、測定開始の最初の2秒間の平均を0dBとして、それより20dB大きな騒音から測定開始(自動記録)を行う機能です.そこで得られたデータはSAでランニングACF分析できます。
2002/11/28
▼ ストップウォッチ表示機能追加 [RA]
シグナルジェネレーター、リアルタイムアナライザーのパワースペクトラム、1/3オクターブ分析、3次元表示、リアルタイム自己相関、相互相関表示などで「ストップウォッチ機能」を追加しました。「測定開始」で測定時間を表示しながらカウントを開始し、「測定終了」でカウントを終了します。
▼ ファイル保存機能の改良 [RA]
インパルス応答、ACF測定のデータをファイル保存時にフォルダを選択したとき、既存ファイルのフォルダ名、データ名を自動的に並べ替えてファイル名表示するようにしました。ファイル名のつけ方を工夫することで、並び順を変えることができます。
2002/11/26
▼ リアルタイム表示のリフレッシュレートを4倍まで指定可 [RA]
パワースペクトラム、1/3オクターブバンド、3次元表示、自己相関、相互相関のリアルタイム表示機能にて、表示速度に時間分解能の指定ができるようにしました。表示速度リフレッシュレートで、標準の1倍から2倍、4倍が指定できます。
▼ ピークホールドタイムを無限大に設定可能 [RA]
1枚のCD、DVD全時間帯のスペアナを観察するため、1/3オクターブバンド分析のピークホールド機能で、マニュアルリセットするまでピークホールドする機能と指定時間保持する機能を追加しました。
2002/11/20
▼ RA(リアルタイムアナライザ)機能追加 [RA]
ACF測定したデータの再生時に再生位置を表示しながら再生するようにしました。
2002/11/15
▼ EA(環境騒音計測システム)のリアルタイム表示機能追加 [EA]
EA(環境騒音計測システム)の測定主表示ウインドウでτe τ1、φ1 の値がリアルタイムに計算表示されるようになりました。
2002/11/14
▼ EA(環境騒音計測システム)を広範囲に利用するため機能追加 [EA]
測定条件に測定タイミングとして従来の最大音圧レベルのほかに測定開始音圧レベルを選択することができるようにしました。それを選択した場合、音圧レベルが指定値に達すると、その指定時間秒前から、その後の指定時間までの時間範囲で自動録音測定を行うことができます。
2002/11/01
▼ インパルス応答測定の機能アップ [RA]
RA(リアルタイムアナライザ)のインパルス応答測定で「自動レベル設定(AutoLevel)」と「自動再試行(Auto
Retry)」のチェックボックス追加し、それぞれの機能を解除できるようにしました。自動レベル設定は従来からありましたが、今回これをオフにした場合、音量(出力レベル)を調整できるようにしました。従来は一定音量(約70%)で出力していましたが、Windowsのサウンドのボリュームコントロールを使用してユーザが調節できるようにしました。自動再試行についても今回解除を選択できるようになりました。一方
8bit/16bitの選択は16bit固定にしました。
2002/10/17
▼ ランニングACFおよびIACF関係のグラフ表示機能強化 [SA]
分析値としてのΦ(0)のdB、τ1のmsec、φ1の正規化値、τeのmsec、IACCの正規化値、τIACCのmsec、WIACCのmsecについて、Y軸のズーム機能(倍率表示)と縦スクロール機能をさらに追加しました。これにより、前回の機能追加とあわせて、調べたい区間を適当な時間解像度で、分析値もズーム機能で精密に表示させることが可能になりました。
最近、分析の時間解像度や分析精度を大きく上げたため、扱うデータ量が激増しました。その傾向はこれらの分析の必要性から今後ますます増加していきます。例えば10msecのランニングステップで、5秒で500行のデータになります。また一行のデータも前述の全てのパラメーター値を含むものです。これでも少ないほうです。さらに時間解像度を上げたり、刻みを細かくしたり、測定時間は長くなっていきます。こうなると、いかに一つ一つは便利にアウトプットされていても、それらを眺めるだけで大変です。印刷も出来ません。従来は、これらの正確な数値や変化を確認するためには、数値テーブルを使用するか、データをExcelなどにエクスポートするしかなかったのですが、手間も時間もかかる作業でした。また、専門システムではない場合、適当なACF系のグラフを出力できないため、膨大なデータを視覚的に分析できるシステムが必要でした。今回はこのための機能追加、というよりレベルアップです。
▼ 便利なズームボタン [SA]
操作としては、縦、横スクロールは一旦ズームボタンをクリックしておけば、実際にマウスでグラフをドラッグしてダイレクトに全方位に自由に動かすことが可能です。この修正により、従来のズームバーは、コンパクトでわかりやすい虫眼鏡印の小さなふたつの”+
-”のボタンに変更され、さらに、ワンタッチで元に戻せるボタンがつきました。ズームの倍率が隣に表示されています。
また、従来のScreen Copyボタンで、これらの自由な組み合わせの測定グラフをワンタッチでドキュメント(画像ファイル)に出力することができます。
2002/10/16
▼ 96KHz サンプリングに対応 [RA/SA]
96KHzのサンプリングにサウンドドライバーが対応している場合は、RAやSAにおいて96KHzのサンプリングを選択できるようになりました。また、サウンドドライバーが対応していない場合でも、96KHzのWAVEファイルから直接ランニングACFでファイルを指定してロードして全ての分析ができるようになりました。
たとえば、ローランドUA-5の場合はアドバンストモードでUSB接続して96KHzのサンプリングで使用できるようになりました。ただし、96KHzの場合に入出力を同時に行えないのは、UA-5とUSB接続の制限です。
2002/10/15
▼ 自己相関グラフの時間軸ズーム機能追加 [RA]
RA(リアルタイムアナライザー)において、自己相関、相互相関のリアルタイム表示の機能強化として、時間軸のズーム機能が追加されました。これはACF測定のリアルタイム表示の必要や要求が増加したからです。手軽で高精度な測定をできるようにするために機能強化しました。操作としては、リアルタイムに測定表示させたまま右下の相関関数のスライダを右に移動させることにより、適当なスケールにズームすることが可能です。モーターの性能測定や、楽器の調律や音声、どんな音響信号についても自己相関の研究に便利な機能です。
▼ リアルタイムアナライザーの2チャンネル表示機能強化 [RA]
また、RA全般の機能追加として、スペクトラム、1/3オクターブ分析、3次元表示、自己相関のリアルタイム表示の各表示画面において、2CHを表示する時、従来は、1つのWindowにL
CHは青、R
CHは赤、と2色で色分けしてグラフ表示させる機能だけでしたが、今回、上下2つのWindowにそれぞれを表示するモードを新たに追加しました。これにより、2CHの3次元表示などもすっきり非常に見やすくなりました。このモードを使用するときには、終了ボタンの左横のチェックボックス(日本語版では「L-R分割表示」、英語版では「Split
L-R」となっています)をチェックするとこのモードに簡単に切り替えることが出来ます。
2002/10/11
▼ グラフ表示機能の強化 [SA]
SAにおいて、グラフ表示の機能を強化しました.Φ(0)、τ1、φ1、τe、IACC、τIACC、WIACC、ACF、IACFのグラフで、遅れ時間などの時間X軸のズーム機能と、横スクロール機能を追加しました。これにより、調べたい区間を適当な時間解像度で精密に表示させることが可能になりました。研究を楽にするために、横スクロールは、一旦ズームボタンをクリックしておけば、実際にマウスでグラフをドラッグしてダイレクトに動かすことが可能です。