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計測日 | 2002年1月29日 午前9時00分 |
計測場所 | 東京都世田谷区経堂 |
天候 | 晴れ(気温10℃,湿度44%) |
計測機材 | パソコン:SONY VAIO PCG-Z505GR/K ビデオカメラ:SONY DCR-TRV300 ステレオマイク:Audio Technica AT9450 |
計測対象 |
1994年式 アルファロメオ164スーパー24V 3リッター水冷V型6気筒 DOHC 24バルブ |
WAVEファイル | alfaromeo164.wav (44.1kHz / Stereo / 10sec / 1.68MB) |
ビデオカメラに外部ステレオマイクを取り付けて、上の左側の写真位置で録音したデータを分析しました。
計測時間=10秒間、積分区間=0.2秒でランニングACF測定しました。
音響分析システムに計算させるデータだけ保存して計算します。
音響分析システムでの計算条件設定。積分時間2秒、計算周期0.1秒で再計算します。
φ0(音の強さ)は縦軸が0.5dBですから、人間の耳には一定に聞こえます。
τeはフェラーリが6~8msecだったのに対して、アルファは18~27msecと響きが長めです。これがアルファのボワーンとした音なのでしょうか。
τ1(基本周波数)はフェラーリの2.8msecに対して、アルファは2.4msecとやや高めです。
φ1(ピッチの強さ)はフェラーリの0.11に対して、多少波があるのは暖機中だからでしょうか。
IACCはフェラーリ同様0.8程度。マイクを取り付けたビデオカメラを手で持っていたのですこし動いたのでしょう。
アルファV6のACFの波形です。この波形に音質の秘密が隠れされている、のでしょうね。ほんとうはアイドリングではなく5,000rpm以上回したときの音を録音したいところです。
January 2002