YMCAD

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「YMCAD」 

音響は、まず部屋が第一に重要です。

YMCADでは、エコーダイアグラムと音線の経路と、伝播の時間経過が調べられるので何をどう直せば、どうなるか、部屋の響きをどうするには、どうすればいいか調べることができます。 

部屋のシミュレーションができた後、次に必要あれば、電気音響や、オーデイオや、拡声システムなどのその部屋での響きを調べることができます。置き方が第2に重要です。

 調査してみて、改良や、調整の方法がわかれば、室形や、材質や、音源の向きなどにもどり、変更を加えます。そして再度調査します。満足した結果が得られたら、実際に施行後、その響きは DSSF3 を使用して、実際のインパルス応答測定を行ってみて、シミュレーションの予測と比較してみてください。 気に入った響きがどうか確かめてください。最初は難しいですが、非常に奥が深く役に立ちます。また音響学的にも非常に勉強になり、啓発されることが多いコンピュータシミュレーションです。

以下の(参考)Strategy of concert hall design  ベラネク著にも載っているとおり、音源からインパルスを発射して、測定点にマイクを置いて測定したときの音圧レベルの時間的変化と、CADによるシミュレーション結果のエコーダイアグラムとはぴったりあいます。そのため、実際測定しなくても、CADによるシミュレーションを行えば、インパルス応答を調べることができます。 

インパルス応答音響測定では、実際に測定点での音質から、ある程度の部屋の状況を知ることができますが、反射経路などの経路や室形、反射材などの吸音率向きなどの情報が欠如してるため、部屋の中の音響設計を行う場合、とにかくいろいろやってみて、測定してみるといった試行錯誤が必要でした。

音響CADでは、1msec単位の音の経路や伝播を順番に調べていけるため、どの壁がどう影響を与えているか、その向きや、吸音率などがどう影響を与えるかが明確にできます。これを駆使することにより、自由に音響特性が、変えられます。

DSSF3ではRAで、インパルス応答を測定して、SAで分析して、音響特性を各種音響パラメーターを求めます。音響CADは、主に、音響パラメータよりも、音の響きを与える、部屋の形状や壁面や材質(吸音率、大きさ)などの影響を目的に応じて、多面的に分析するのが、主な目的です。 

(参考)1/10スケールの実測インパルス応答とコンピューターCADのエコーダイアグラムの対応図。ディテールが合っていないのは2つのレコードの間に設計変更が行われているからです。変更が行われていなければ、実測と、シミュレーションはぴったり合います。これでシミュレーション可能なことがわかります。(Strategy of concert hall design (Beranek)より)  

 

このソフトにはプログラムのほかに動インストーラーにより、サントリーホール、ボストン、ウィーンなどの実際のデータがデータベースにストアされた状態になります。あとはそれを読み出して、それらの室形と、エコーダイアグラム(インパルス応答)を表示させます。
 

開発の経緯

YMCADは現在も大手ゼネコンや、設計事務所や大学や研究所などで、利用されていて、日本の有名な音響建築設備のたくさんはこれで設計されています。今から20年以上前に鹿島建設の研究所から生まれ 日立の大型計算機用で開発され、DEC  VAX用に吉正電子と共同開発したのち数千万円のワークステーション用パッケージ  ”SCAD” として販売されてきました。現在は、WinodwsXP上に継続開発され、YMCADとしてダウンロード販売( 98,000円消費税別,1ヶ月の無料試用期間付き )しています。

SCAD

コンサートホールや多目的ホール、ドームなど大規模建築から、個人宅のリスニングルームまで、鹿島建設にて著名な音響建築設計に使われたSCADのパソコン版です。YMCADは建築音響の分野で、音響空間を主にコンサートホールから、多目的ホール、ドーム型球場、体育館などの大規模音響空間まで、また空港や駅などの場内放送や拡声、騒音、防音までを解析します。サンプルデータとしてサントリーホール、ボストン、ウィーンなど世界の著名コンサートホールの室形や、複数音源群、受音点、吸音材、吸音率のデータが用意されていま すので、音線法や虚像法を活用できます。

最新 Ver 4.0.1.3

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