MMLIB プログラムマニュアルリファレンスマニュアル 
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  1. ファイルメニュー
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リファレンスマニュアル 

1ライブラリ(Max1030Giga)で複数ライブラリ、容量の許す限り扱うことができます。通常は高解像度(300dpi~)の画像で保存しておきます。高解像度の書類を非常にコンパクトにデータベース化できます(自動圧縮)。また閲覧時にひとつひとつの書類の保管時の解像度に関わらず、 画像サイズを画面の大きさにあわせて連続表示できます。 画像の向きについては、取り込み時、記録時の向きとは別に表示用の方向を正しく揃えることができます。そのような機能を使用して、本をめくるようにの高速な取り扱いが可能です。表示のみの場合は、MMLIBをマルチ起動することができます。

画像だけでなく、テキストデータも保存できます。OCR(文字認識ソフト)を使用して、テキスト化したデータを画像といっしょに保管できます。画像は、ビデオ、スキャナー、ビデオカメラなど、複数ドライバーの切り替え使用も可能です。ビデオ画像モニターからの随時静止画像の取り込み、連続給紙装置スキャナーをTWAINドライバーのワンタッチ選択によって連続取り込みしたり、ディレクトリの画像ファイル名を一括指定して取り込むことも可能です。「Presto!」にたいしてはデータベース一括取り込みもできます。また他システムの画像をドラッグして取り込むことができます 

アイテムの種類

Mmlib の起動時に表示されるウィンドウをメインウィンドウと呼びます。メインウィンドウは上から順にタイトルバー、メニュー、ツールバー、ビューおよびステータスバーから構成されます。ビューとは各種アイテムが表示される領域で、区切られた左側をツリービュー、右側をリストビューと呼びます。次にビューの中に表示されるアイテムについて説明します。

ファイルメニュー > 新規作成 (※ライブラリ選択時)

ライブラリの新規作成

ファイルメニュー > 新規作成 (※フォルダ選択時)

フォルダの新規作成

ファイルメニュー > 新規作成(※データ選択時)

データの新規作成

データの新規作成を行います。画像はビデオカメラ、スキャナ、ファイル、クリップボードから取り込むことができます。

 

このダイアログボックスでは、取り込んだ画像が下の真ん中の、ここでは少し濃いグレー表示のウィンドウに表示されます。

この画像をふくめて取り込む一連(フォルダー)の情報に共通の名前(一つ一つに違う名前をつけることももちろん可能)や、自動的につけれれる連番のコード、また、完全な共通情報である、作成者の名前や、備考、そして特別な検索用(高速検索)のキーワードなどを共通情報として書き込むことができます。

連番の「コード」は自動裁番のボタンを押して、自動設定で、任意の開始番号から、指定の数値間隔で昇順に連番をつけることが可能です。「名称」はもちろん「備考」には文字列として、「キーワード」欄には半角カンマ、あるいは、半角スペースで区切ってキーワードをいくつでも記入しておくことができます。特別な検索用キーワードは検索用に使用しますが、特別に必要なものだけ、記入して使用します。通常は全文検索できますので、比較的時間のかかる、全文検索に対して、よく使用するキーワードは最初から、高速に検索できるように、キーワード登録して用意しておけます。

 ダイアログボックスの右下に、連続取り込みのチェックボックスと、回転の指定ボックスがあります。連続取り込みをチェックしておくと、スキャナーなどで連続して取り込むときに、自動給紙装置や、スキャナー用のドライバーソフトを常駐させたままで、連続取り込みをします。

また回転の指定は、スキャナーなどから、画像を取り込むときの画像の上下、左右が、Mmlibで閲覧するときの画像ガただしくなるように読み込めるように、取り込んだ画像情報を回転して向きをそろえながら読み込ませるためのものです。

またこのダイアログボックスの左下には、また取り込んだ情報の幅や、高さや、ビット数や、解像度などの情報が表示されます。これらの設定を行っておいて、ここから、ビデオカメラを選択しボタンをクリックすると、ビデオカメラの入力画像が取り込めます。

スキャナーボタンを選択しマウスクリックすると、スキャナードライバーの専用の取り込み設定ダイアログボックスが開きます。またファイル読み込みを選択すると、ファイル読み込みのためのダイアログボックスが開きます。クリップボードを指定すると、そのときクリップボードに取り込まれていた画像が、Mmlibに取り込まれます。 

ファイルメニュー > 開く

ライブラリを開く(※ライブラリ選択時)
既存のライブラリ(
リストアされたライブラリを含みます)を開きます。一覧に表示されたライブラリを選択し、[OK]ボタンをクリックしてください。

以下は「ネットワーク版」でのみ使用します。

ほかのディレクトリやネットワーク上のサーバのライブラリを開きたい場合は、[外部]ボタンをクリックしてください。ダイアログに追加情報が表示されます。(ネットワークを使う場合はサーバ上でPCSERVEが動作している必要があります)

フォルダを開く(※フォルダ選択時)
そのフォルダの下の階層を開きます。

ファイルメニュー

閉じる 現在選択されているアイテムを閉じます。
アイテムの種類により次の動作を行います。 情報変更...

ライブラリの情報を変更します。変更する項目を入力して[OK]ボタンをクリックしてください。

フォルダの情報を変更します。変更する項目を入力して[OK]ボタンをクリックしてください。

データの情報を変更します。現バージョンでは画像データのみ扱うことができます。画像はビデオカメラ、スキャナ、ファイルから取り込むことができます。

削除
選択されたデータ、フォルダ、またはライブラリを削除します。
ファイルパック
データの削除によりできたデータベース内の不要な空きエリアを削除し、ファイルサイズを縮小します。
エクスポート...
ライブラリ内の選択されたデータフォルダやデータを外部のファイルに出力します。データの場合は画像ファイル(BMP/JPG/PNG)に、データフォルダの場合は独自のマルチ画像ファイル(.MML)に出力されます。マルチ画像ファイルは「マルチメディアライブラリビューア」(MMViewer)により表示することができます。この機能はドラッグ&ドロップに対応しているため、選択したアイテムをWindowsのデスクトップ上にドロップすると自動的にファイルが作成されます。
インポート...
外部の画像ファイルを選択中のフォルダに取り込みます。取り込み可能なファイルは次のとおりです。

この機能はドラッグ&ドロップに対応しているため、外部のファイルをドラッグしてウィンドウ内のアイテムにドロップすると自動的にそのファイルが取り込まれます。
パスワード設定...
ライブラリをパスワードで保護します。
アクセス制限...
ライブラリを誤って変更したり削除するのを防ぎます。表示のみ、表示+追加、表示+追加+更新、フルアクセスのいずれかにアクセス制限します。
印刷...
表示されている画像を印刷します。フォルダやライブラリを印刷することはできません。
印刷プレビュー...
表示されている画像をプレビューします。フォルダやライブラリをプレビューすることはできません。
プリンタの設定...
プリンタの選択および設定を行います。
メール送信...
選択されているデータフォルダまたはデータをインストールされているメールソフトで送信します。データを選択している場合は画像ファイル(BMP/JPG/PNG)が、データフォルダを選択している場合はマルチ画像ファイルが添付された状態でメールソフトが起動します。
環境設定...
システムの動作環境を設定します。

これは環境設定のフォルダーです。データベースのフォルダーなどをここで指定できます。最初ご使用になるときは、このままでかまいません。MMLIBは起動時に、前回の設定を再現したり、最初から最適な設定で起動できるように、なっていますので、基本的に初期設定はしなくても動かすことができます。 

また、ここの、フォントや表示設定を使用すれば、MMLIB表示画面のフォントとサイズが指定(変更)できます。指定する内容は、各種設定用ダイアログボックスの大きさは大き目か、標準かだけが選択できます。これはマイクロソフトのアウトルックなどの機能にだいたい準拠しています。これは小さな文字がみずらい人のために、大きな文字を表示するものです。 

データビューの項目の表示順序の指定もアウトルックのビューと同じです。ただ、こちらはメールではなく、基本的に画像も含むため、一般のテキストによる詳細表示のほかテキスト情報の替わりに、ビュウ-に縮小画像を並べて表示することができます。その場合、画像の大きさと繊細さも指定できます。細かな大きな画像は、そのための画像一覧の設定ができます。 

Twainドライバーは、複数のスキャナーや画像取り込み装置を選択するためのものです。 

スキャナーや、ビデオカメラ、電子カメラなどMmlibはマイクロソフトのWindowsのマルチメデイアのインターフェースから画像情報を入力できます。Windowsのコントロールパネルのマルチメデイアに正しく情報が設定してあれば(スキャナ、デジタルカメラも初期設定がWindowsのもとで終了していれば)Mmlibですべて使用できるはずです。それがこのプログラム名のマルチメデイアの由来です。Windowsは主にマルチメデイアについて、静止画像のインターフェースと、ビデオ等の動画のふたつのインターフェースを持っています。Mmlibはそのいずれからも静止画像を取り込むことができます。主に静止画像の読み取りインターフェースはWindowsの設定デバイスから無条件に読みこみますが、自動給紙装置とTwainドライバーを使用するマシーンの場合には、それ専用に、高度な機能がMmlibに作りこまれています。データの連続取り込みロジックです。大量の書類を自動給紙装置で、自動で読み込み、データベースに自動登録するモードです。これが最も、Mmlibのそれらしいつかいかたです。 

 

バックアップ...

ライブラリのバックアップを行います。バックアップするライブラリを選択して、[実行]ボタンをクリックしてください。バックアップされたライブラリはリストアすることにより、いつでもバックアップしたときの状態に戻すことができます。

リストア...

バックアップされたライブラリを復元します。復元したいライブラリを選択して、[実行]ボタンをクリックしてください。 アプリケーションの終了
プログラムを終了します。

編集メニュー

画像メニュー

表示メニュー

キャッシュメニュー

このメニューは「ネットワーク版」でのみ使用します。

このメニューが有効になるのは
ファイルメニューの「開く」、または「新規作成」からリモートサーバー上の画像データベースを「キャッシュ使用」チェックボックスをチェックして開いたときのみです。キャッシュはライブラリから読み込んだデータをローカルディスク上に保存しておいて、次にアクセスされたときにそこから読み込むことにより、アクセスを高速化するための仕組みです。特に低速なネットワーク環境において操作性を向上させることができます。(ライブラリがローカルディスク上にある場合や高速なLAN上のサーバにある場合は使用する必要はありません)

転送メニュー


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