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コンサートホールの1/10 模型でインパルス応答測定を行ないました。
津山コンサートホールの建設に先立ち、ホールの内部の列柱や、浮雲などの音響付加物のIACC(両耳間相互相関関数)に対する効果を測定しました。この測定は論文になっています。 |
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津山の国際音楽ホールの側面や、後ろには柱がたくさんあります。 | |
インパルス応答はM系列音を使用しています。 | |
計測日 | 1998年2月20日 |
分析日 | 2003年6月4日 |
計測場所 | 神戸 |
マイク | ACO DH-7046 Condenser Microphone |
マイク寸法 | 1/10ダミーヘッド |
マイクアンプ | B&K Type 5935 |
パソコン | Dell Inspiron 3000 |
OS | Windows95 |
測定ソフト | DSSF3 英語版 |
スピーカー | 無指向性 KENWOOD OMNI-7 |
ブロックダイアグラム |
模型実験 平面図 測定点は 4*4=16点です。ほぼ中央の点が2番です。システムテストの最初の3回はすべて受音点 No. 2です。 |
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模型実験 ステージ周辺拡大図
最初のSP_backスピーカーをステージの一番奥から20cmのところに置いたテスト。 |
これはシステムテストの画面です。測定前にテストする項目です。スピーカーが正常かどうか調べるスピーカーチェック、入力出力を直結してみるダイレクトチェック、LRを逆にしてみるマイクチェック、シングルチャネルのチェックなどがあります。
direct です。出力と入力を直接結線と、コメントしてあります。
続いて入出力をダイレクトにつないでインパルス応答を取りました。これで正常です。
Direct4では LchにM系列、Rchにピンクノイズを使用しています。
その後マイクのチェックを行い、同期加算もチェックします。シンクロは同期加算をテストしています。この例は99回同期加算しています。
以上のように、装置をすべてテストして測定に入ります。
June 2003 by Masatsugu Sakurai