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研究データベース作成機能

DSSF3(音場測定システム3.1)はどんどん機能強化されており、分析結果を画像ファイルとして出力するだけでなく、MMLIB データベースに直接登録する機能が追加されましたのでご紹介します。これは様々な測定データを蓄積し、測定結果の報告書や科学技術論文を作成するための研究データベースの構築に役立ちます。

従来、計測結果が画像ファイルに出力されても、そのファイル管理で手間取った(実際にはわけがわからなくなっていた)のが、画像データベースへの登録まで自動で行われる点が画期的です。

次の画面は、分析結果のグラフを見ているところです。右上の「画面コピー」というボタンを押します。

あらかじめMMLIBを起動しておくと「MMLIBに転送」ボタンが有効になります。

「MMLIBに転送」ボタンを押してみましょう。

MMLIBのウィンドウを選択してみると「インボックス」フォルダの下にデータが追加されています。音響分析システムでのフォルダ名とタイトルが使われ、ACFファクタ(数値データ)もテキスト情報として登録されています。

テキストデータはカンマ区切りになっているので、たとえば data.csv という名前でファイルに保存し、Excelで読み込むと次のように表形式で扱うことができます。

また、9種類のグラフを「複数一括コピー」して1枚の画像データとして登録することもできます。(計測事例データでは、この「複数一括コピー」機能を使用しています)

ぜひDSSF3とMMLIBを組み合わせてお役立てください。