音場シミュレーション室(可聴化システム)

音場シミュレーションシステムでの計算結果をMIDIデータとして各種DSP機器に送り、16個のスピーカを配置した試聴室内で、様々な音場を体験することができます。これが可聴化システムです。室形情報を変化させるだけであらゆる音場を体験でき、その利用方法は、企業のプレゼンテーションルームをはじめ、地方自治体等のレクリエーション施設など、非常に多岐にわたります。
また、ホールなどを建設する際、音響設計者、音響コンサルタントの意志決定支援システムとして、その絶大な威力を発揮することとなります。

利用例

いくつかの仮想音場を時間毎に自動的に切り替えます。会社案内・観光案内・教育教材など各種プレゼンテーションやアトラクションとしてご活用いただけます。また、音だけでなくレーザーディスクと組み合わせれば仮想現実(バーチャルリアリティ)を体験できます。もちろんレーザーディスクの制御もコンピュータが自動で行いますので、オペレータはスタートボタンを押すだけで仮想現実(バーチャルリアリティ)を体験できるのです。
営業時間中30分置きに、または毎日11時と13時と15時になど大勢の方が常にいらっしゃる場所では1日に何度もプレゼンテーションを行うのが普通です。この時毎回係員がオペレーションをしなくても上記の自動再生を決まった時間に自動的に開始する全自動再生機能もあります。

[自動再生の例]
音のイメージ 説明アナウンス 時間
説明 ようこそいらっしゃいました。仮想現実の世界をお楽しみ下さい。 30秒
鍾乳洞での音 鍾乳洞では音がよく響きこのような音になります。 30秒
トンネル内での音 同じように響いても内部の形・大きさの違いで音もこのように違って聞こえます。 30秒
音楽ホール前方での音 同じ音楽ホールでも聴く場所によって音が違います。 30秒
音楽ホール中央での音 30秒
音楽ホール後方での音 30秒
説明 このように音は部屋の大きさや聴く位置によって違って聞こえます。 30秒

関連リンク

音場シミュレーション室(鹿島建設)
もぐらんぴあ (Yahoo! 地域情報)

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